8日目 憧れのChateau Versillesを歩く見る
(28) 観光:Chateau de Versailles
(29) 夕食:Le Dali
9日目 旅の最終日
(30) 観光:Marche President Wilson
(31) 昼食:Beurre Noisette]]>France Printemps(31)旅の最後に、フランスの春の食材を満喫@Beurre Noisette[Paris/France]http://lagattina.exblog.jp/9084209/2008-06-27T00:30:00+09:002014-06-10T08:43:14+09:002008-06-21T00:24:53+09:00lagattina旅:France 2008
France旅行最後の昼食。やっぱり、美味しいものをゆっくり食べようと、先日臨時休業でフラれた15区のBistrotまで足を伸ばすことにしました。
◆Beurre Noisette
訪れたのは、Beurre Noisette。Metro 8号線のLoumer駅から rue Vasco de Gamaという通りを7分程歩いた左手にあります。おぉ、今日はちゃんと営業してます(^^) 先客は2組。大きな黒板に書かれた手書きのメニューを眺めると、前菜orデザート+メインの2皿で22euro、前菜+メイン+デザートの3皿で30euroとあります。食べたいものを、心置きなく食べようと我々は、後者をチョイス。食べたいものに迷いはなく、オーダーはすぐに決まりました。
*Aperitif:Ricard x2
*Asperges blanches des Landes,servies tiedes x2
*Cote de veau rotie pour 2 pers feves et petit pois a la sarriette
*Baba au rhum maison,crem fouettee au miel d'acacia
*Crumbre de pommes confites,glace "miel- lavende"
*Vin:Beaunnes de Venise 2005 Domaine de la ferne St Martin
*Cafe x2
●Asperges blanches des Landes,servies tiedes
午前中にMarheで立派なLand産のホワイトアスパラを見ましたが、こちらも丸々と太っていて立派なお姿。茹でて、イタリアンパセリを効かせたオイルソースをかけて、カリッカリのベーコンを添えた、シンプルなお料理。食べた瞬間、素材の良さを実感。みずみずしく甘みがあり、ミネラルの風味豊かな味わい。しみじみと美味しい。唸ってしまいます。
●Cote de veau rotie pour 2 pers feves et petit pois a la sarriette
仔牛のロティー、サリエット風に ソラマメとプチポアがたっぷりと添えてあります。目にも鮮やかなお料理。仔牛も素材の違いを感じます。仔牛ならではのほのかな肉の甘み、火の通りは文句なし。噛み締めるごとに仔牛のジュが口いっぱいに広がります。歯応えと香りを生かしたプチポワの火の入る具合は完璧で、ソースは仔牛の穏やかな味わいと、春野菜の香りを引き立てる上品な仕上がり。旅の最後にこれが食べられて、ホント良かった!
●Baba au rhum maison,crem fouettee au miel d'acacia
ババに、ホイップクリームとアカシアの蜂蜜が添えてあります。ラム酒の香りたっぷりのババと甘くないホイップクリームを一緒に食べると美味しい。
●Crumbre de pommes confites,glace "miel- lavende"
リンゴのクランブルにラベンダー蜂蜜のアイスクリームが添えてあります。
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●Beurre Noisette (ビストロ)
住 所:68 rue Vasco de Gama 75015 Paris
電 話: 01 48 56 82 49
最寄駅:Loumer (Metro 8)
備 考:カード使用可
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]]>France Printemps(30)新鮮な魚と野菜@Marche President Wilson[Paris/France]http://lagattina.exblog.jp/9084164/2008-06-25T00:03:00+09:002008-06-28T10:54:43+09:002008-06-21T00:15:33+09:00lagattina旅:France 2008
France旅行も、とうとうこの日が最終日。今夕のフライトまでの時間に、行っておきたい場所・・・ということで真っ先に頭に浮かんだのが、こちら。
◆Marche President Wilson
Marche President Wilsonです。Paris16区の静かな高級住宅街に、毎週水曜日と土曜日に立つ朝市。野菜と魚の種類が豊富で、とにかく食材の品質が高く、三ツ星レストランのシェフも買い付けにくるほど・・・なんだそうです。場所は、Metro 9号線 Iena駅を出てすぐの、rue President Wilson という通り。美しいディスプレーの花屋と、色鮮やかなフルーツを陳列した八百屋が、Iena側の入口です。
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●Le Dali (フレンチ)
住 所:Le Meurice 228, rue de Rivoli 75001 Paris
電 話: 01 44 58 10 44
最寄駅:Bastille (Metro 1,5,8) Saint-Paul (Metro 1)
備 考:カード使用可 *""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
]]>France Printemps(28)広い広いChateau de Versailleshttp://lagattina.exblog.jp/9079421/2008-06-23T00:02:00+09:002008-06-26T17:58:04+09:002008-06-20T08:37:30+09:00lagattina旅:France 2008
門に輝く、ブルボン王家の紋章『Fleur-de-lis(ユリの紋章)』が、青空に映えて美しい・・・この日は、朝から1日、憧れのChateau de Versaillesを散策しました。
◆Chateau de Versailles
太陽王ルイ14世が当時の最高技術を駆使して作り上げた豪華絢爛な宮殿と広大な庭園のあるChateau de Versaillesは、フランス革命まで、ブルボン王家の居城であり、フランスの政治・文化・芸術の中心でした。漫画「ベルサイユのばら」、映画「マリー・アントワネット」の舞台となったことでも、おなじみの場所。
ランチ
大運河に沿って15分程歩くと、カフェやサンドイッチのスタンドがあり、皆さん芝生やベンチでお食事してます。私たちもサンドイッチのランチに。
Grand Trianon
大運河から歩いて25分。ルイ14世の愛人マントノン夫人の為に建てられた離宮、グラン・トリアノンに辿り着きます。薔薇色の大理石を使った優美な回廊が印象的。美しい調度品で整えられた部屋も見応えアリ。
Petit Trianon
さらに10分歩いた場所に、マリー・アントワネットが愛したプチ・トリアノンがあります。現在、改修工事中。名前に「Petit」がついているけれど、十分広い。敷地内には、フランス式庭園、礼拝堂、あずま屋、見晴らし台、洞窟、愛の殿堂・・・等々が点在。全部見て周ろうと思うと、ここでも相当歩くことになります。こちらは、「あずま屋」だそうで・・。そうは、とても見えない可愛らく、立派な建物です。
*Aperitif:Port Rouge, Muscat
*Amuse:Gaspacho
*La crem d'asperges blanches aux asperges
*Le fromage de tete maison ,salade d'asperges sauvages
*La fricassee de rognons de veau aux asperges et au lard,
crem de morilles
*La tranche de foie de veau aux artichauts violets
et petit oignons,jus de veau acidule
*La verrine coco-framboise
*Le crem au lait chocolate,humquats confitures,glace au vieux rhum
*Wine:L'Oustal Blanc - Naick 5 - 2005
*Cafe x2 ●Amuse
最初に出てきたのが、涼しげなグラスに盛られた、香りも味わいも爽やかな冷たいGaspacho。これから始まる食事への期待感が高まります。
●La crem d'asperges blanches aux asperges
これは、相棒のチョイス。ホワイトアスパラのポタージュです。ホワイトアスパラそのものが持つ、香りや苦味やミネラルの風味を生かした濃厚なスープ。見た目は上品ですが、田舎風の素朴な仕上がり。素材のもつ力強さを感じる、スープだったそうです。
●Le fromage de tete maison ,salade d'asperges sauvages
ガラスの四角い皿に、厚めにカットした豚の頭のゼリー寄せに、野生のアスパラガスが添えてあります。野生のアスパラは、濃い緑色をしていて、土筆のような形をしています。姿からイメージした通り、春らしいほんのりとした苦味があって、少し粘りもあるのかしら。山菜みたいです。面白い。そして、大好物の豚の頭のゼリー寄せ♪食感も楽しく、噛み締めるごとに豚の旨みがじんわりと。Languedoc の Vin de Table と良く合います。
●La tranche de foie de veau aux artichauts violets et petit oignons,
jus de veau acidule
こちらは相棒のチョイス。仔牛のレバーのソテーに、プチオニオンが添えてあります。仔牛のレバーは、大きさ、厚さ、火の通り具合、ともに文句なし。これまでに食べた仔牛のレバーの中では飛び抜けた美味しさだったとか。
●La fricassee de rognons de veau aux asperges et au lard,
crem de morilles
私は、ロニョン(腎臓)のフリカッセに、ホワイトアスパラ、ラルド、モリーユのクリーム煮が添えてあるお料理。ロニョンは、大ぶりのがコロコロと沢山入っていて、半生くらいの火の通り具合。ウマウマです。ぶつ切りのホワイトアスパラは、みずみずしく、甘さとほんのりとした苦味のバランスがよろしく、ロニョンと良く合います。どれも味がしっかりしていてボリュームがあるのに重さを感じない仕上がり。ワインが進みます。
●La verrine coco-framboise
こちらは右も左もなく相棒のチョイス。ここぞとばかりに、赤いベリー系を食べています。イチゴの赤とココナッツの白のコントラストが綺麗。
●Le crem au lait chocolate,
kumquats confitures,glace au vieux rhum
ショコラのムースに、金柑のコンフィ、ラムの古酒のアイスクリームが添えて、薄い焼き菓子をトッピングしてあります。ショコラとラム、ショコラと金柑は、文句なしの相性の良さ。ショコラのムースは、口溶けが良く、苦味の効いた軽やかな仕上がり。金柑の爽やかな酸味と(柑橘系でも金柑は好きな私)、ラムの風味たっぷりのアイスクリームを添えて食べると香りと味の奥行きが広がります。うーん、大人の味だ。
◆凱旋門
その名の通り、ナポレオンの勝利と栄光を記念して建設された、Parisの代表的な観光名所、凱旋門。Parisに来たら、何をおいても訪れたい・・とされているこの場所に、渡仏3回目にして、今回初めてやってきました。
下の写真は、凱旋門から見るシャンゼリゼ通り。この先には、ルイ16世やマリー・アントアネットが処刑されたコンコルド広場があります。
◆Eglise St. Germain des Pres
サン・ジェルマン・デ・プレ教会は、パリで最も古いロマネスク様式の教会。とんがり屋根の三角の塔は美しく、内部は、街の喧騒が嘘のような静けさが漂っています。
芸術家ゆかりの地
Montmartreは、ルノワール、ピカソ、ユトリトなど多くの芸術家が集い、印象派からキュビズムに至る近代芸術誕生の中心地としても知られています。丘の北側斜面には、エリック・サティーが住んでいたというアパルトマン、ロートレックの絵に出てくる『Moulin Rouge』、古くは、ピカソも通ったというシャンソニエ『Au Lapin Agile』等々、芸術家たちのゆかりの場所がいくつも残っています。テアトル広場
芸術家たちのエスプリは今も健在。教会西側のテアトル広場には、路上にイーゼルを立てて絵筆をとる無名の画家たちと観光客でひしめき、絵の具や煙草やCafeの匂いが入り混じった独特の雰囲気に溢れています。個性豊かなタッチでParisの街並みを描く画家たち、旅の思い出に似顔絵を描いてもらう観光客、Cafeで一服する人たち・・そこにいる全ての人たちが、1つの風景になっています。
◆Café des Deux Moulins
モンマルトルの南斜面を下った、rue Lepic という通り沿いに、映画の中で中心的な舞台となった、アメリが働くCafe『Cafe des Deux Moulins』があります。
映画を見た人には感慨深い場所だったりするのですが、Cafeそのものは、フランスの街のどこにでもありそうな、ごくありふれた下町のCafe。Parisの中心部にあるおしゃれなCafeとは程遠い、古びた感のある、キッチュで庶民的な店構え。赤いテントが目印で、通りに面して、赤い椅子がきゅうきゅうと並んでいます。Montmartreの散策途中に休憩するのには調子が良く、私たちもここで一休み。映画の足跡を忠実に辿るなら、ここでクリームブリュレを食べたいところ・・ですが、とにかく暑くて、喉が渇いたーという感じでしたので、コーヒーフラッペなるものをオーダー。これが適度に甘く、ほろ苦く、なかなか美味しい冷たい飲み物でございました。一息ついて、元気を取り戻した私。アメリの箱庭を抜け出して、外の世界を探索してみることにしました。*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*"""*
●Café des Deux Moulins (Cafe)
住 所:15 rue Lepic 75018 Paris
電 話: 01 42 54 90 50
最寄駅:Blanche (Metro 2 )
備 考:映画『アメリ』の舞台となったCafe *""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>France Printemps(24)行列の出来る市場の食堂のクスクス@Traiteur Marocain[Paris/France]http://lagattina.exblog.jp/9066464/2008-06-19T00:08:00+09:002008-06-23T21:40:56+09:002008-06-18T00:18:37+09:00lagattina旅:France 2008
きょうのお昼は、市場の食堂で食べることにしました。
◆Marche des Enfants Rouges
訪れたのは、Parisで一番古く開設されたという、Marche des Enfants Rougesです。北マレにあるこの市場の魅力は、イートインできる店がたくさんあること!もちろん、野菜、果物、魚介類、ハム、チーズ、ワイン、パンを売るお店もあるのですが、国際色豊かな惣菜店がすらりと並び、ミニ博覧会の様相。覚えているだけで、モロッコ料理、アフリカ料理、ピザ、和食、ピオの手作りスープ、レバノンサンドイッチ、ローストチキン・・・等々の専門店がありました。辺り一面に、パンが焼ける匂い、スープを煮込んだ匂い、香辛料の香りが漂い、食いしん坊ならずとも、思わず頬が緩むのでは?
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●Marche des Enfants Rouges
住 所:39 rue de Bretagne 75003 Paris
最寄駅:Fills du Calvaire (Metro 8) St-Sébastien Froissart (Metro 8)
備 考:カード使用可 月曜定休日*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>France Printemps(23)Marche Bastille[Paris/France]http://lagattina.exblog.jp/9066374/2008-06-18T00:06:00+09:002008-06-22T23:55:22+09:002008-06-18T00:05:52+09:00lagattina旅:France 2008
5月のParisの季候は不安定。先週末にParis入りしてから、気温27度前後の真夏を思わせる暑い日が続いていたのに、雨が降るとガクンと涼しくなるんですね。曇り空のこの日は、春先に逆戻り。長袖のジャケット必須の肌寒い1日でした。午前中は、Hotelのすぐ近くにあるMarche Bastilleを散策することに。
◆Marche Bastille
旅の楽しみの一つが市場めぐり。Paris市内にもたくさんの市場が開催されていて、ほぼ毎日営業する常設市、週2~3回開く朝市があり、街のどこかで、市が開かれています。Marche Bastilleは、毎週木曜日と日曜日の2回開かれる露天市。バスティーユ広場から続く、Bd Richard Lenoirの広い中央緑地帯には、新鮮な果物、野菜、魚、チーズ、ハム、香辛料、お菓子、今流行のBIOパンなどの食材の他、家庭用品、雑貨、衣料品など実に様々な屋台が集まっています。市場の野菜売り場の主役は、今が旬のアスパラガスです。グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ、野生のアスパラと種類も産地も様々。丸々太ったホワイトアスパラは、どれも美味しそう。穂先だけを別売りしているのにはびっくり。お値段もそれなりに。・・贅沢ですね。
量り売りのチーズ屋さんには、美味しそうなセミハードタイプのチーズがたくさん。驚いたのは、ハーブ専門店。種類は豊富で、どれも根っこに土のついたフレッシュなものばかり。一把が花束のように大きく、香りの強さ、豊かさが違います。シブレットがこんなにいい香りだったとは!果物屋の主役は、赤いベリー系。イチゴにラズベリーが小さな紙箱に入って並び、棚が赤色一色になっていました。魚屋では、Mont Saint Michelで食べた二枚貝も発見!貝の名前がわかってすっきりしました。面白かったのは肉屋さん。皮を剥いだだけの丸のままの兎や鶉、鳩が、普通にころんと並んでいます。いつでも丸焼きが作れます(^^)その隣に、ハムのゼリー寄せとか、後ははフライパンで焼くだけでOKのクレピネットがあるのを見ると、フランス家庭の食卓が見えるよう。簡単に美味しく・・は、フランスも一緒なんですね。Franceは、カード社会が進んでいて、クレジットカードを使える場所が、どんどん増えているような気がします。市場のようなところでも、ほとんどの店ではクレジットカードが使用できるのはちょっとした驚きでした。カードを使えることがわかった途端、突如として財布の紐が緩んでしまうのは私だけかしら。精力的に試食をして、気に入ったサラミ、コッパ、塩、ハーブ・・・等々、気に入った食材をあれこれと買い込み、一旦荷物を置きに、ホテルに戻らなければならなくなってしまいました。
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●Marche Bastille (市場)
住 所:rue St Sabin 75011 Paris
電 話: 01 42 71 43 33
最寄駅:Bastille (Metro 1,5,8)
備 考:カード使用可の店が多い 木・日 *""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>France Printemps(22)L'Ambroisie[Paris/France]http://lagattina.exblog.jp/9066157/2008-06-17T23:39:00+09:002008-06-26T15:35:26+09:002008-06-17T23:40:04+09:00lagattina旅:France 2008
Reimsから戻って、ホテルで一休みしてから、お洒落していそいそと出かけたのが、Vosges広場にあるこちらのレストラン。予約は、1ヶ月前の朝9:00以降の電話でのみ受付。ホテルのレセプションに依頼して、なんとか予約を取ってもらえたのが、Reimsへ日帰り旅行を決めたこの日でした。重なる時は重なるものですね。Champagne Caveもやっとの思いで予約にこぎつけたとあって、思い入れもあり、強行スケジュール覚悟で、両者の予定をこなすことといたしました。
◆L'Ambroisie
お店の前で恭しく出迎えていただくき、入口のドアからまっすぐ歩いて突き当たりにある奥の豪奢な小部屋に案内されます。テーブルには、カトラリーがフランス式にセットされています。カトラリーも伏せて置くことを前提にしたデザインになっています。さすが。そんなことに感心しながら、まずはシェリーで乾杯。喉を潤しながら、ゆっくりと本日のオーダーを決めます。こちらのお店のメニューは、アラカルトのみ。
*Aperitif:Sherry
*Amuse Gueule:Gougere
*Amuse:オマール海老のラビオリ
*Feuillantine de langoustines aux graines de sésame
*Ravigote de sole aux coquillages,emulsion a la coriandre
*Carre d'sgneau de Lozere en crute de poivre,
poelee d'asperges et fevettes
*Pigeon roti aux arachides, nems de legumes a la citronnelle
*Fromage:
*Tarte fine sablée au chocolat, glace vanille
*Aspid de mangue et fraises au mascarpone,meringues perlees
*ワイン:Faiveley 1998 Nuits Saint Georges 1er Cru
*Cafe x2
●Amuse Gueule
食前酒と一緒に出されたのが、グジェール。シュー皮にコンテの入った定番のおつまみ。
●Amuse
軽い前菜として出されたのが、オマール海老の入ったラビオリ。厚みのある生地の中に、オマールを封じ込めていて、フォークを入れると、大きなオマールの塊がこんにちは。濃厚なオマールのクリームソースと一緒にいただくと味わい深い。オマールは割合と火がしっかり入っていて、歯応えがあります。
●Ravigote de sole aux coquillages,emulsion a la coriandre
こちらは相棒のチョイス。色鮮やかなグリーンのコリアンダーソースを敷いた皿に舌平目のラビゴットが盛られ、 Couteaux de Mer(マテ貝)が添えてあります。香りの良いハーブを上手く使って、素材の良さを引き出しています。ハーブの組合せによって、味の構築がなされているのが印象的。舌平目の火の通し方は絶妙で、マテ貝外との食感の違いも楽しい。プチポアも火の通し具合が絶妙で、新鮮な素材ならではの、香り、食感が楽しめたそうです。香り高い1皿。
●Feuillantine de langoustines aux graines de sésame
私は、この店のスペシャリテを。ゴマ風味の薄皮焼きで手長海老とホウレン草を挟み、カレー風味のソースでいただくお料理。海老は半生の火の通り具合。甘くてプリプリの海老、パリパリのゴマせんべいの食感、香りのコントラストが楽しい。カレーも主張過ぎず、ホウレン草とともに、海老の甘さとゴマの風味のまとめ役に徹している・・そんな感じ。
●Pigeon roti aux arachides, nems de legumes a la citronnelle
こちらは相棒のチョイス。鳩のロティーピーナッツ風味。鳩は文句のない火の通り具合。ハーブの香りの構築で味の骨格を作り上げたソースを合わせています。ジンジャーのような風味とハーブ系蜂蜜のしっかりとした甘さが特徴的なオリエンタルな仕上がり。香りにも甘さもしっかりしていて、相棒にとっては、少々甘さが強すぎたご様子。添えてあるのは、ベトナム風の春巻きの揚げ物。
●Carre d'agneau de Lozere en crute de poivre,poelee d'asperges et fevettes
胡椒の香りを効かせたソースに仔羊肉のローストが盛られ、ハーブが添えてあります。肉の焼き加減はよろしく、草の香りと、胡椒のスパイシーな香りが織り成す香りのハーモニーは、なかなか素敵。ソースには、ハーブ系のハチミツを使っているのかな。しっかりとした甘さの中に、花やハーブの香りを感じます。添え物は、アスパラガスとソラマメとプチポアをゴルゴンゾーラで和えたもの。春らしい彩りです。
●Fromage
ワインが少し余ったので、チーズをいただくことに。ワゴンに並んだチーズのほとんどが、ホールのままで、状態の若いものが多そうでした。比較的熟成が進んでいそうだった、マンステールと白カビ系(名前を失念)をカットしていただきました。薄く上品にカットするのかと思いきや、結構厚めに切ってくれるのですね。
●Aspid de mangue et fraises au mascarpone,meringues perlees
こちらは相棒のチョイス。赤色が鮮やかなイチゴのソースを敷いた皿に、カットしたイチゴとマンゴーが盛られ、ソルベが添えてあります。フランスのイチゴならではの酸味と香りを生かしたDessert。
●Tarte fine sablée au chocolat, glace vanille
こちらのスペシャリテ。のチョコレートムースにのアイスクリーム添え。ショコラは軽く、大きさに一瞬怯んだのですが、意外とするっと胃に入っていきました。Dessertは意外と素っ気無いと言うか、あっさりしているというか、あまり華やかさがないのですね。
◆Le Café de L'Industrie
Operaの余韻に浸りながら、Bastille広場から Rue Saint-Sabin の通りを北へ。一昨日訪れた Le Café de L'Industrieで軽く一杯飲むことにしました。遅い時間にもかかわらず、外のテラス席には人が溢れ、大賑わい。店内のテーブル席に落ち着いて、周りを見渡すと、Opera Bastille帰りと見られるお客が何組かいました。・・皆さん考えることは一緒ですね(^^)我々も飲むだけでなく、お食事もいただくことに。
Paupiette de Veau
こちらは相棒のチョイス。ポピエットは、薄切肉でお肉の詰め物を巻いて蒸し煮にした家庭料理。ソースの味付けがCafeっぽいところがいい。
Carpaccio
自家製のカルパッチョは、肉ではなく、茄子でした。aubergineを見落としてました(^^ゝ トマトソースのかかった肉厚の茄子のマリネは、適度のボリュームがあり、味は悪くないんですけどね。野菜不足の解消にはまぁ、良かったかな。
お店の様子が来た時と変わらない賑わいだったので、時計を見ることもなく、時間が経過。気がついたら0時をまわってました・・。明日は早起きして、Reimsへ行く予定。そろそろ、Hotelに帰るといたしましょう。]]>France Printemps(18)@美味しいお惣菜屋さん@Le Supreme du Marais[Pairs/France]http://lagattina.exblog.jp/9008227/2008-06-13T00:34:00+09:002009-11-08T10:47:31+09:002008-06-08T16:38:04+09:00lagattina旅:France 2008
BastilleとRepubliqueを結ぶBd Beaumarchais から1本東のrue Amelotという通りは、大きな通りから1本入っただけなのに、どことなくゆる~い雰囲気が漂い、普段着のビストロやCafe、小じんまりとしたホテルが並ぶ、ぶらぶら散歩に程好い裏通り。Hotelへ戻る途中に見つけたのが、こちら。
◆Le Supreme du Marais
Le Supreme du Maraisは、rue Amelot から 大きな通りへ出る細い通り沿いにあるお惣菜やさん。Figaroのパリのお惣菜特集(2007 No342)でも紹介されたお店です。赤茶色の色褪せた壁のクラシカルな外観、本日のお薦めメニューが書かれた窓越しに見えるお惣菜の数々。こんな場所を素通りできる訳がありません。さっそく中に入ってみると、年季の入った味わい深い飴色の棚一杯に、ホワイトアスパラのスープ煮、ジャガイモのグラタン、キッシュ、タルト、卵のゼリー寄せ、ハムのゼリー寄せ、ニンジンやビーツ、ポテトのサラダ、クスクス、鶏のロースト、ポテトグラタン、お肉のテリーヌトなど、フランスのおふくろの味的なお惣菜がぎっしりと並び、ハムやソーセージなどのシャルキュトリー、それにチーズにパンにワインなども揃っていて、この小さなお店にあるものだけで、ちょっとしたホームパーティーが出来てしまいそう。
あれこれ迷った挙句に、翌日の朝食用に、キッシュやボイルしたホワイトアスパラを購入。冷めても美味しいお惣菜のお陰で、朝食は充実したものとなりました。*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*"""*
●Le Supreme du Marais (惣菜店)
住 所:67 rue St sabin 75011 Paris
最寄駅:St Sebastien Froissart (Metro 8)
備 考:カード使用可 *""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*