◆ Mangiare Felice ◆ 食べて飲んで幸せ:旅先グルメ
2013-10-07T21:55:19+09:00
lagattina
本を読んでは旅をして、酒を飲み、城を歩く・・・。「旅」と「酒」と「うまいもん」をこよなく愛する名古屋在住catの食べて飲んで幸せな日常。
Excite Blog
坂越の牡蠣@かましま[赤穂]
http://lagattina.exblog.jp/19692318/
2013-03-17T22:57:00+09:00
2013-04-07T22:41:37+09:00
2013-03-18T22:59:50+09:00
lagattina
旅先グルメ
観光案内所で入手した「赤穂産牡蠣味めぐり」をたよりに店探し。訪れたのは、坂越の鎌島水産が、JR播州赤穂駅から赤穂城跡に向かうお城通りに出店した「かましま」です。
直営店とあって、牡蠣のお値段がとてもリーズナブル。お昼の定食メニューもあったけれど、同じコストをかけるなら牡蠣に特化して食べよう、だったら、やっぱり1杯くらい飲もうかという展開に・・・(^^)
●生牡蠣
牡蠣は殻付きと剥き身があったのですが、殻付きを選択。氷の盛られて運ばれてきた牡蠣の身は肉厚で艶やかで、ハリがあり、見るからに美味しそう。齧るとプルンとした食感で、爽やかな旨みが静かに広がり、柔らかな甘みが余韻として残る感じ。レモンなしでそのままの味を楽しみたい。
●焼き牡蠣
続いて焼き牡蠣です。焼いても身にハリがありますね。焼き加減が実にいい按配。牡蠣の美味しさを知ってらっしゃる。さすが牡蠣を扱う専門店ですね。旨みが凝縮されて、生の時よりも磯の風味が出てきます。日本酒が進んでしまいそうなのをぐっとこらえて(^^)●さこしロール
牡蠣入りのお好み焼き、いわゆる、カキオコをロール状に巻いた変り種。牡蠣の剥き身が贅沢に使ってあります。これはこれで悪くはないけれど、シンプルに食べた方が坂越の牡蠣ならではの美味しさを堪能できそう。2人で1個を分け合うくらいがちょうど良い感じ。
店の外では、牡蠣食べ放題(牡蠣ご飯、牡蠣味噌汁付き)60分1人2000円というのもやっていて、牡蠣をガッツリ食べるなら、というか、10個は食べるなら、そちらを利用するのも面白そうです。ただ、牡蠣を焼く鉄板は外にあり、お食事するお席は、ビニールシートで囲ったテントだし・・・という感じなので、防寒対策を万全にしておかないと、辛いかも。美味しいものをちょこっと派は、店内が良さそうです。美味しく食べて、ご馳走様でした。
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●かましま(牡蠣専門店)
住 所:赤穂市加里屋2103-14
電 話: 0791-56-5050
最寄駅:JR「赤穂」駅より、徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ
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伊勢神宮に初詣
http://lagattina.exblog.jp/17307363/
2012-01-07T23:26:00+09:00
2012-01-18T10:11:29+09:00
2012-01-12T11:52:26+09:00
lagattina
旅先グルメ
式年遷宮を来年に控え、新しい休憩所が出来ていました。そこから、見えるのが、建設中の「せんぐう館」、今年4月に開業予定だそうです。
外宮から、30分程歩いて内宮へ。伊勢神宮で毎日お供えする御料酒として奉納された「白鷹」のつみ樽を横目に、御正殿を目指します。宇治橋前こそ混雑していましたが、参道も御正殿前の階段もすいすいと進むことができ、板垣南御門の鳥居の手前まで並ぶことなく、参拝することができました。御正殿の隣の敷地では、式年遷宮の準備が、着々と進んでいました。宇治橋を渡ってから戻ってくるまで約30分。お神酒をいただいたら、「白鷹」を目指します。●白鷹・三宅商店
ここで、立ち呑みで一杯いただくのが、我が家にとっての正しいお伊勢参りの仕方、というより、お正月の迎え方。五尺でもいただけますが、ここは、きっちり一合で。店の人が、なみなみと注いでくれたお酒をお口でお迎えしたら、カウンターの隙間に移動。改めて、その味わいをじっくり楽しみます。樽香の清々しさと凛とした呑み心地に、新年を迎えた喜びを実感。これを飲まないと新しい年を迎えた気がしません。ゆで卵に荒塩をちょいとつけて呑み、塩だけ舐めては、また一口。・・・いいなぁ、ここは。残念だったのは、酒粕がなかったこと。今年は1月下旬から販売だそうです。
●ひげ天
続いては、『白鷹』の向かい側にある『ひげ天』へ。揚げたてアツアツの「タコ天」をアテに、冷たい地ビール「伊勢角屋麦酒・ペールエール」を店内のベンチでいただきます。
●二軒茶屋
3軒目は、『二軒茶屋』で、焼き牡蠣を。飲むのは地ビール。選んだのは、伊勢角屋麦酒の黒ビール・スタウトです。甘い香り、苦味、フルーティーさを兼ね備えた1杯。ウマイ。
4軒目に訪れようとした「すし久」の前には、地元・浦村産の生牡蠣が1個単位で売っています。・・・しまった、あっちではビールだけにして、牡蠣はこっちにすれば良かった。通り沿いには、カップ酒を瓶ごと燗していた酒屋もあったから、そこで酒は調達して・・・・。来年は是非、そうしよう。●すし久
そして4軒目が老舗「すし久」。正午過ぎとあって、大勢の人が、店先で順番待ちをしていましたが、店の人曰く「5-10分でご案内できます」とのこと。大抵の人は、注文したらさっと出る、名物の「てこね鮨」だけちゃっと食べてお会計・・・なので、回転が早いのです。我々は、鮨の前に、ちょいと一杯する寸法。この日は、煮穴子を肴に、伊勢の地酒・老緑の熱燗で一献。注文時にきちんと頼んでおかなかったので、先に「てこね鮨」が出てきちゃったのはご愛嬌。でも良しとしましょう。味噌汁のあおさと老松との相性は抜群だったりするからです(^^) 〆にいただく、てこね鮨は、固めの酢飯に肉厚の鰹の漬けを気前良く盛った1品。元々は、この地方の漁師料理だったそうです。鰹の漬け具合が申し分なく、美味。酢飯の半分を相棒に手伝ってもらって、ご馳走様でした。
●伊勢萬
「すし久」の前には、老松を醸す伊勢萬 内宮前酒造場があります。店に入って左手奥にある土蔵造りの建物が、新旧様々な陶芸作家の酒器を扱う「晩酌屋久兵衛」。お伊勢参りの帰りには、ここで酒器を見るのが楽しみの1つ。酒器を見るだけのつもりが、「にごりあります」の誘惑に負けたアタクシ。「まだ飲むのか」と呆れ気味の相棒を横目に「おかげさま にごり」を一杯。それから、酒器選び。一目見て気に入った盃があり、手にとって眺めていたら、店の方が、「同じ作家のものが他にもありますよ」と色々と出して下さり、同じ作家の絵柄違いを2点、お買い上げ。今夜はこれで晩酌です!(←まだ飲む気でいる)●五十鈴茶屋
6軒目は、毎年、お伊勢参りの最後に立ち寄る『五十鈴茶屋』です。ここの奥の座敷で 、抹茶と新春を彩る和菓子で一服。
旭日
元旦から正月7日まで限定の「初日の出」をイメージしたお菓子。白餡を紅梅色の練り切りで包んだおひさまに朝日の煌きを表す金粉を散らし、空に見立てた白い角皿に盛って供されます。見た目の美しさ、餡の上品な甘さと滑らかな舌触りを愛でながらいただきます。花びら餅
初釜に欠かせないお菓子として御馴染みですね。白と紅色の餅を重ね、白味噌餡と甘く炊いたゴボウを挟んで二つ折りしてあります。紅色の餅が、うっすらとピンク色に透けて見える姿が愛らしい。伊勢市駅から外宮、内宮、おかげ横丁、五十鈴川駅へ・・・とよく歩き、よく呑んだお伊勢参りとなりました。帰りの近鉄列車では、名古屋に着くまで、ぐっすり。名古屋が終点で良かった(^^)
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旅先での楽しみの1つが、マンホール探し。内宮へ向う途中で見かけたのが、こちら。お伊勢参りのデザインでした。
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焼き餃子より水餃子@ラーメン酒家驛麺 浜松[浜松/静岡]
http://lagattina.exblog.jp/16884816/
2011-09-27T19:49:00+09:00
2011-10-05T11:04:28+09:00
2011-09-22T19:53:10+09:00
lagattina
旅先グルメ
訪れたのは、JR「浜松」駅構内にあるラーメン酒家驛麺 浜松です。ファーストフードのお店のような明るい店内。メニューは、餃子のほか、ラーメン、炒め物、サラダ、炒飯といろいろあります。
*ちょい飲みセットx2
*焼き餃子(12個)x2
*水餃子
*パリパリサラダ●ちょい飲みセット
お好みのお酒に、枝豆と冷奴がセットになって600円。男性客のほとんどは最初にこれを頼んでいるようでした。我々は生ビールをチョイス。
●焼き餃子
こんがり焼けた餃子をまあるく並べて、中央に茹でモヤシという、浜松餃子スタイル。肉餡は、ニンニク、ニラが主張していて、皮は厚め。
●水餃子
皮が厚い餃子だったので水餃子を追加オーダー。塩気のしっかりした中華スープに餃子が6個浮かんだスープ餃子です。皮がとぅるんとして、ここで餃子なら、焼きよりこっちかな。
餃子の旨さや満足度でいうと、名店「むつぎく」には適わないけれど、時間、天候、財布を気にせず、並ばずに、さっと食べられるという点では、選択肢のひとつに入れてもいいかも。支払いにクレジットカードが使えるのも旅の帰りに立ち寄る向きにはありがたい。唐揚げが人気のようで、これもちょっと気になる。
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●ラーメン酒家驛麺 浜松 (浜松餃子)
住 所:JR浜松駅構内
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
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川越散歩(6)野趣溢れる鰻を満喫@小川藤[川越/埼玉]
http://lagattina.exblog.jp/16884839/
2011-09-26T23:56:00+09:00
2013-10-07T21:55:19+09:00
2011-09-22T19:57:32+09:00
lagattina
旅先グルメ
東屋、小川菊、小川藤、いちのや・・と数ある人気の鰻屋の中で、我々が今回訪れたのは、観光客が歩く通りから少し外れた通りに佇む、古びた渋い店構えの「小川藤」。大正12年に「小川菊」からのれん分けして創業した鰻屋です。メニューは、うな重、うな丼、蒲焼、白焼き、肝吸い、枝豆、ビール、日本酒のみ、とシンプル。
最初に白焼きと枝豆を肴に、軽く日本酒を飲んだ後、うな重をいただくことにしました。うな重は、普通・上・特上があり、ご飯の量は一緒で、蒲焼の分量の違い(2/3匹、1匹、2匹)なのでそうです。我々は上を注文。
*日本酒2合
*枝豆
*うなぎ白焼き(小)
*うな重(上)x2 店内は、テーブル席3つと小あがりだけの小さなお店です。曇り硝子の向こうにある調理場で、職人さんが、鰻をさばき、焼き場に向かう気配を感じながら、熱燗を一杯。そして白焼き登場。山葵醤油でいただきます。味醂でべとべとしていない、ちゃんとした白焼きなのが嬉しい。表面がパリっと焼け、皮に弾力があり、身はホクホク。脂も乗っていて実に旨い。これは、蒲焼がのったうな重が楽しみです。
そしてお待ちかねのうな重です。蓋をあけると、芳ばしい香りと共に黄金色に輝く蒲焼がこんにちは。
主役の鰻は、皮がやや厚くて弾力があり、脂ののった身は肉厚でしまりがあります。焼きは、蒸してから焼く関東風ですが、所謂「ふわトロ」ではなく、ふんわりしつつも、適度な歯応えを残し、表面をパリっと仕上げた焼き具合。タレは、サラリとした黄金色で、甘さ控えめ、醤油がキリッ。
自己主張し過ぎないタレと、絶妙な焼き加減が、鰻本来の味を引き立てています。川魚らしさとでもいいましょうか、鰻の味に主張のある野趣溢れる味わい。三島の鰻のような繊細で上品な蒲焼とは、また違った、川越の鰻を満喫。ご馳走様でした。
帰り際に、奥さんに「どちらからですか?きょう氷川神社で見かけた方が店に入ってきたのでびっくりしました」と声をかけられ、こちらの方がびっくり。連休中とあって、この日の川越は人、人、人で溢れていたのに、どうして、そんな大勢の中の1人のことを覚えていたんでしょう。・・思い当たる節は1つ。悪いことはできませんね。←してませんが(^^;;
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●小川藤(鰻)
住 所:川越市松江町2-3-1
電 話:049-222-0643
最寄駅:JR・東武東上線「川越」駅、西武新宿線「本川越」駅より徒歩15分
備 考:支払いは現金のみ
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川越散歩(2)川越氷川神社
http://lagattina.exblog.jp/16887307/
2011-09-22T12:06:00+09:00
2011-10-02T16:04:01+09:00
2011-09-23T12:10:38+09:00
lagattina
旅先グルメ
●川越氷川神社
川越城を築城した太田道灌は、城の戌亥(神門)に鎮座する川越氷川神社を城の守護神として崇敬し、和歌を献納し、境内に矢竹を植樹したと伝えられています。境内の矢竹が生い茂る場所に、説明版が建っています。
老いらくの 身をつみてこそ 武蔵野の 草にいつまで 残る白雪
境内には、万葉歌人・柿本人麻呂を祀った柿本人麻呂神社があります。人麻呂の子孫の綾部家が、戦国時代に、丹波の綾部から川越に移住した際、一族の祖である人麻呂を奉斉したのが始まりだそうです。神社の右脇に建つのは、山上憶良の「令反惑情碑」を刻んだ歌碑。明治時代に、川越の文学愛好家が建立したものだそうで、この長歌と川越には、特に関連がある訳ではないようです。
川越は、奈良・平安時代は「三芳野の里」と呼ばれ、「みよし野」は歌枕となり、『伊勢物語』では 「みよし野の 田の面の雁も ひたぶるに 君がかたにぞ 寄ると鳴くなる」とも歌われています。
古くから文学好きの人の心を捉えるこの土地のもつ何かが、万葉集を代表する2人の歌人と川越とを結びつけたのかもしれません。さて、神社には、おみくじがつきもの。ワタクシ、見つけてしまいました。その名も「御目出鯛みくじ」。ネーミングも然ることながら、おみくじの引き方も楽しい。黄色いビニールシートを敷いたたらいのような釣堀には、赤・橙・青の小さな鯛がたーくさん。釣竿で鯛を釣上げ、その中に入っているおみくじを引き当てる、という遊び心溢れるおみくじなのです。・・・素通りなんて、出来ません。無邪気に興じているところを思わぬ人に目撃され・・・というのは、よくある話。続きはまた後日。
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川越散歩(1)川越城址
http://lagattina.exblog.jp/16887300/
2011-09-21T11:53:00+09:00
2011-10-01T17:45:07+09:00
2011-09-23T12:07:21+09:00
lagattina
旅先グルメ
●太田道灌像
川越城は、戦国武将の太田道灌が築城。西から北にかけて入間川が流れ、東に伊佐沼、南は武蔵野台地の先端に面するという自然の要害を利用した、堅城の平山城です。
別名「初雁城」の名は、築城祝いで開いた宴の折に、初雁が頭上を飛んで鳴いたことにちなみ、歌人として有名な道灌が、命名したと伝えられています。
●大手門跡
町歩きは、川越城の正門だった西大手の大手門跡からスタート。跡地は、現在、川越市役所になっていて、玄関前に石碑が建っています。
ここから西が城下町、東が本丸。まずは、本丸御殿へと向います。●中ノ門掘跡
途中右手に見えてくるのが、中ノ門堀跡です。この掘は、川越城が江戸の北の守りという軍事的な重要拠点でもあったことから、1639年(寛永16)年に藩主となった松平信綱によって、整備されたそうです。
大手側と本丸側で堀の勾配を変えた3つの堀を巧みに配し、堀を囲む城壁には、鉄砲狭間が設け、堀と堀との間に2階建ての櫓門(中ノ門)を建て、敵の進行を防禦する、という仕組みになっています。
明治以降、ほとんどの堀が埋め立てられ、3つの堀の中で残っているのは、こちらの1つだけ。●本丸御殿
川越城の本丸御殿は、1848年(寛永元年)に川越藩主・松平斉典が建造ました。
川越藩17万石の威風漂う本丸御殿。大玄関は、壮麗な大唐破風と霧除けのついた銅葺き屋根、間口の広い開口部、太い柱を備えた、堂々とした佇まい。玄関の両脇には、櫛形の窓に格子をはめ込んだ、灰白色の櫛形塀を配しています。鬼瓦と白漆喰の影盛のコントラストが印象的。玄関を入ると、長い板敷きの廊下がぐるりと部屋を囲んでいます。廊下の床材は、手前からケヤキ、ツガ、マツと使分けしてあり、違いを確かめつつ奥へ。
明治以後、本丸御殿は解体され、現存するのは玄関、櫛形塀、広間部、家老詰所のみ。赤い線で囲った部分の建物だけが残り、修理・復元されています。家老詰所の建物は、明治に入ってふじみ野市の商家に移築されていましたが、1987年に、本丸御殿内に再度移築し復元されました。使者の間、使番詰所、物頭詰所・・・と実務的な部屋は、政府機関が庁舎として使用したため、解体をまぬがれ、そのままの姿で残っています。室内の装飾は簡素ですが、部屋を仕切る扉に描かれた杉戸絵などに、御殿らしい雰囲気を留めています。部屋の雰囲気に不釣合いな見事な欄間があったので、ボランティアガイドにお尋ねしたら、元々は、大書院にあった欄間なのだそうです。納得。繊細な彫刻の外側を黒い漆塗りと金の装飾で囲ってあります。大書院は解体されてバラバラになりましたが、これだけが残ったのだとか。
本丸御殿は2011年3月まで修復工事のため、非公開となっていました。一般公開を間近に控えた時に、東北大震災が発生。壁の漆喰の一部が崩れ落ちるなど、再び修理が必要になった箇所もあり、9月現在も修理はまだ続いていました。・・・切ない。●三芳野神社
本丸御殿の玄関を出ると、正面に三芳野神社があります。
この神社は、川越城築城以前からこの地にありましたが、築城に伴い「天神曲輪」に入ってしまい、限られた時間しか、一般の参詣ができなくなってしまいました。わらべ唄「通りゃんせ」は、天神門から神社に向かう参道の細道を歌ったものとされています。敷地内には、土塁と堀跡の遺構が今も残っています。●富士見櫓跡
天神門のあったあたりから西へ向かい、富士見櫓跡へ。
富士見櫓は、本丸西南の高台に隅櫓として建てられた3層の櫓でした。川越城には天守閣が無かったので、富士見櫓が天守閣代わりとして、見張りや防戦の足場となったそうです。
鬱蒼とした木々の中、階段を登り櫓のあった高台へ。残念ながら櫓らしいものは何も残されていません。名前の通り、昔はここから富士山が望めたそうです。
櫓跡の頂上付近には、御嶽神社、さらに、冨士見稲荷が祀られていました。
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近海モノをリーズナブルに@魚がし鮨 流れ鮨 沼津店[沼津/静岡]
http://lagattina.exblog.jp/16882588/
2011-09-17T23:39:00+09:00
2011-10-20T14:34:59+09:00
2011-09-22T06:42:35+09:00
lagattina
旅先グルメ
早めのランチでしたが、せっかくなので、熱燗と一緒に楽しませていただくことに。
頼んだ寿司ネタは、まずは、ここに来たら鉄板の生シラス、生サクラエビの軍艦から。この日のシラスは透き通るような鮮度で、サクラエビはとろけるような甘さでした。続いて、近海モノの真イワシ、活アジ、カツオ、ホッキ貝、カンパチ、ホウボウ、活タコ。真イワシは脂ノリノリでこの日1番のおいしさ。すかさず追加オーダー。ホッキ貝の鮮度の良さに相棒もニコニコ。カンパチも透明感のある淡いピンク色のお姿通り、脂の旨みがあって美味。この日のネタは、どれも良く、大満足。魚がし鮨グループの中では、このところ、清水、浜松に立ち寄ることが多かったけれど、沼津は味が飛び抜けてますね。沼津漁港に近い分、鮮度が違うのかしら。さっと食べて飲んで、この日は、店に入ってからお会計まで、きっかり30分。移動中の立ち寄り飯には、やっぱり外せない1軒です。
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●魚がし鮨 流れ鮨沼津店(寿司)
住 所:沼津市大手町1-1-6 イーラde 3F
電 話: 055-954-6080
最寄駅:JR「沼津」駅南口より徒歩2分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
18きっぷで平泉へ(2)各地の地酒を堪能@一心本店[/仙台]
http://lagattina.exblog.jp/16755564/
2011-08-21T23:35:00+09:00
2011-09-07T15:51:17+09:00
2011-08-21T23:36:11+09:00
lagattina
旅先グルメ
名古屋から8時間で仙台着。こんなに18きっぷ移動がスイスイ行くことも珍しい。おかげで仙台で2時間の滞在時間が確保。だったら、美味しい日本酒を飲みにちょっと足を延ばしましょうと、定禅寺通りへ。
目指したのは、太田和彦さんが居酒屋本などで紹介している「一心本店」です。仙台駅から、地下鉄で2駅の「勾当台公園」から徒歩3分、定禅寺通り沿いのビルの地下にあります。
日本酒の日本酒の品揃えの豊富さは素晴らしく、眺めているだけで幸せな気分になれます。肴のお品書きも魅力的。長居ができないのに、ついついあれこれ頼んでしまいました。*日本酒:蒼天伝 純米吟醸無ろ過原酒(男山本店/気仙沼市)
日輪田 うすにごり 山廃純米原酒 (萩野酒造/栗原市)
燗じるし 萩の鶴 (萩野酒造/栗原市)
田林 (田中酒造店/美里町)
*お通し:刺身三点盛(近海本鮪、ボタン海老、帆立)
*蛸三昧
*定義さんの油揚げ
*石巻産の〆鯖
*穴子白焼き
●日本酒
日本酒は、宮城のお酒でこれまで飲んだことがない蔵のものを中心に、店の方の説明を参考に冷酒、燗酒、それぞれ2種類ずついただきました。
日輪田 うすにごり 山廃純米原酒(萩野酒造/栗原市)・・・冷やで。山廃特有の乳酸系の香りの後からふくよかな旨みが広がる、爽やかな顔を持つどっしり系。
蒼天伝 純米吟醸無ろ過原酒(男山本店/気仙沼市)・・・冷やで。透明感のある味わいで、お通しの海老と好相性。
燗じるし 萩の鶴(萩野酒造/栗原市)・・・お店お薦めの燗酒用の酒をぬるめの燗で。淡い琥珀色に色づいていたので、店の方にお尋ねしたらなんと15BYとのこと。これを定番で置いているなんて唸ります。しっかりとした旨味、コクがあり、燗酒好きを魅了。
田林 純米 生もと(田中酒造店/美里町)・・・ぬる燗で。口当たりは柔らかで、穏やかな味わい。萩の鶴と飲む順番を誤ってしまいました。
●お通し
この店の「顔」とも言えるお通しは、刺身豪華三点盛(近海本鮪、ボタン海老、帆立)。鮪の赤身の旨味、海老の甘味、ほたての歯ごたえ・・・どれも良く、噂通りの豪華さとボリューム感。(お値段もそれなり=1人1500円)●蛸三昧
すみません。蛸が好きなんです。ネーミングに惹かれてオーダー。出てきたのは、刺身、唐揚げ、炙りの3品なのですが、どれも手が込んでいます。蛸の頭の刺身は、細かく綺麗な包丁仕事がなされているので、蛸と思えない柔らかさ。唐揚げの蛸は、ウニの旨味と香りをまとった熱々。串を打った炙りは、表面は香ばしく、中は生の状態に仕上げてあって、香り、歯応え、旨味、どれもいい。蛸好きを魅了する3品でした。
●定義さんの油揚げ
栃尾の油揚げを彷彿させる厚みと大きさがある三角形の油揚げを焼いたシンプルな1品。豆の旨みがしっかりしていて醤油をつけて食べるだけで、酒の肴になる。ほっとする美味しさ。
●石巻産のしめ鯖
圧巻だったのは、しめ鯖。昆布の旨味を吸った、練れた味わいのするしめ鯖は、これまで食べたしめ鯖の中でも3本の指に入る旨さ、いやいや、最強かも。頼んで良かったの1品。
●穴子白焼き
活穴子白焼は、ハーフにしてもらいました。山葵醤油でいただきます。焼き加減が素晴らしい。外はパリっ。中はふっくら焼き上げた穴子は、程好い弾力と押し戻しがあり、噛みしめる毎に旨みが広がり、お酒を呼ぶ味。
ここは、東北の地酒と三陸の海の幸が楽しめる居酒屋。料理は焼き物が良い印象。カウンターのお隣さんが食べていた吉次の塩焼きも美味しそうでした。次回は試したい。肴もいいが、ここの良さは、日本酒の品揃えが素晴らしいのはもちろんのこと、店の方が日本酒のことをわかっていらっしゃるプロで、扱う全てのお酒について、その味わいの特徴、どういう温度で飲んだら美味しいのか、どういう蔵で造られたのか等々、的確にわかりやすく説明して下さることに尽きると思います。決して安い店ではありませんが、内容、サービスに対する満足度は高く、太田和彦さんに「東の横綱」と言わしめた店だけのことはあります。納得。仙台に来たら、次からここですね。ここに来るために、ここでの時間を作るために、仙台に立ち寄りたい・・・そう思わせるお店でした。ご馳走様でした。
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● 一心本店(居酒屋)
住 所:仙台市青葉区国分町3-3-1 定禅寺ヒルズB1
電 話: 022-261-9888
最寄駅:仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園」駅・公園2出口より定禅寺通を西に徒歩3分
備 考:クレジットカードの使用可 突き出しは1500円(2011年8月現在)*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
18きっぷでの移動は順調だったのですが、なんと、仙台駅に戻る地下鉄に数分の遅れ・・・という想定外のハプニングに遭遇。仙台駅-定禅寺界隈間の移動には30分くらいの余裕が必要ですね。メモメモメモ。一ノ関行きの終電に乗り遅れた場合は、新幹線で移動という手段もあったのですが、それは、まぁ、今回の旅では、緊急措置と考えていたので、それを言っては、元も子もない(^^;;
21:05 仙台 → 22:43 一ノ関
駅前のホテルにチェックインして、おやすみなさい。長い長い1日でした。]]>
若狭でフグ三昧@浜乃家[世久見/福井]
http://lagattina.exblog.jp/16002730/
2011-03-02T19:29:00+09:00
2011-04-06T00:08:08+09:00
2011-03-03T19:29:27+09:00
lagattina
旅先グルメ
熱々のヒレ酒で乾杯して、フグづくしの宴のはじまり、はじまり~。
*ヒレ酒
*キュウリとてっぴ(フグの皮の湯引き)の霙和え
*てっさ
*白子の刺身・てっぴ
*白子焼き
*フグの茶碗蒸し
*焼きフグ
*てっちり・フグ雑炊●キュウリとてっぴの霙和え
最初に出てくる小さな小鉢もちゃんとフグを使った1品であるのが嬉しい。てっぴは、フグの皮を湯引きしたもの。キュウリと甘酢と霙で和えてあります。さっぱりとした美味しさ。
●てっさ
フグの薄作り、てっさです。細ネギを包んで、ポン酢をちょいとつけていただきます。ほんのりと飴色がかった身は締まっていて、プリっとした歯応え。噛み締める毎に、上品な甘みが、じんわりします。食べ応えあり。
●フグの茶碗蒸し
熱々の茶碗蒸しの中の具は、もちろん、フグの身がたっぷり。
2月はフグの白子が大きくて美味しい季節ということで、白子もたくさん。
●白子の刺身・てっぴ
フグの白子を刺身を食べられるのは、鮮度の良い素材が入手できる産地ならではですね。淡いピンク色の白子は、ツルンと滑らかな舌触り。噛むと穏やかで繊細な甘みがしっとりと舌に絡みつきます。
●白子焼き
そして、白子焼き。大人の拳骨くらいの大きさがあります。大きいです。香ばしく焼いたプリっとした皮の中はとろ~り、とろとろっ。焼いた方が、白子の香りと旨みが引き立って、より濃厚な味わいに。ヒレ酒に負けないインパクト。刺身を食べ、焼きをつつき・・・幸せです。
●焼きフグ
お待ちかねの焼きフグは、お好みで塩を振り、卓上の網で炙っていただきます。芳ばしい香りを肴に一杯飲みながら、フグが焼けるのを待ちます。ぷっくらした身は、焼くことによって、旨みに凝縮感が増して、実にウマい。欲を言ったら、魚醤焼きでも食べても見たかった。フグの魚醤焼き、好きなんです。若狭では、魚醤の文化はないのかなぁ。フグの魚醤焼きは、日間賀島特有の食べ方なのかしらん。
●てっちり
いよいよフグ鍋・てっちりです。てっちり用のフグは、骨周りの身が中心なんですが、ちゃんと身がしっかり付いた切り身が、気前良くたっぷりあるのが嬉しい。これだけフグの量があると鍋のスープも濃く、スープの旨みを吸った野菜もいいお味。
フグづくしの〆は、もちろんフグ雑炊。鍋奉行の相棒君が、黄金色のスープにご飯を入れ、溶き卵で仕上げてくれたのですが、この雑炊が美味いのなんの!! 秀逸でございました。
ここのフグ料理は、「フグつくし」の言葉通り、最初から最後まで全てフグ料理のみ。フグ以外の「余計な」焼き魚とか、天ぷらなどの料理が出てこないのが嬉しい。予約時に、フグのコースから、唐揚を外してもらったこともあり、胃袋に余力を残して、フグ雑炊に臨めたのも良かったかな。美味しいフグを余すことなくたっぷり食べて、満腹、満腹。ご馳走様でした。
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●ふぐ料理 民宿 浜乃家(ふぐ料理)
住 所:福井県三方上中部若狭町世久見13-6
電 話: 0770-46-1470
最寄駅:JR「三方」駅
備 考:JR「三方」駅への送迎あり(事前要予約) 風呂は24時間入浴可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
浜乃家は民宿なので、トイレ、風呂、洗面は、部屋にはなく共用。お風呂(シャワー付き)が24時間自由に入れるのが嬉しい。洗面スペースには、ドライヤーも完備。宿泊施設としても問題ナシでした。朝食
朝食は、いたってオーソドックス。ごはん、味噌汁、カレイの干物、ひじきの煮つけ、温泉卵、のり、たくあん、梅干、それに煮込みうどん。強いて言うなら、うどんが付いているのが、ちょっと珍しいかな。うどんをおかずにご飯を食べるってどこかの街で聞いたような気がするけれど、福井でもうどんはおかずなのかな。]]>
伊勢神宮で初詣
http://lagattina.exblog.jp/15747098/
2011-01-10T23:25:00+09:00
2011-04-06T00:10:07+09:00
2011-01-11T00:25:24+09:00
lagattina
旅先グルメ
連休中とあって、それなりの人出はありましたが、参拝客の皆さん、参拝よりも、パワースポットの方に興味があるご様子。巨木に手を当てて頭を垂れる人々を横目に、参道をすいすいと歩き、正殿前の階段を駆け上がっての参拝となりました。宇治橋を渡ってから戻ってくるまで30分しかかからなかったような気が。こんな年もあるんですね。参拝を終えたら、おかげ横丁へ繰り出します。●白鷹・三宅商店
最初に向ったのが、『白鷹・三宅商店』です。銘酒「白鷹」は、伊勢神宮にお供えしている「御料酒」。店先のカウンターで、立ち呑みで一杯いただくのが、お伊勢参り楽しみの1つ。お猪口のサイズを選び(一合と五勺)支払いを済ませると、店の人が猪口に樽香が清々しいお酒をなみなみと注いでくれます。お口でお出迎えしてから、空いているカウンターに移動し、改めて、お酒を味わいます。私にとっては、白鷹はお正月のお酒。これを飲まないと新しい年を迎えた気がしません。酒のアテは、ゆで卵。一緒に添えられる荒塩をちょいとつけて呑み、塩だけ舐めてはまた呑む・・・。いいですね。お店の方にお猪口を返却して、ご馳走様でした。お猪口は持ち帰ってはイケマセン。こんな案内表示が必要なご時勢になったとは寂しい。 ●ひげ天
続いては、『白鷹』の向かい側にある『ひげ天』へ。ここでは、揚げたてのすり身揚げと地ビールを店内のベンチで楽しみます。熱々のタコ天を齧りながら、冷たい伊勢角屋麦酒「ペールエール」をグイっと。
●二軒茶屋
参道を歩いていたら、店頭に掲げられているお品書きの「牡蠣」「麦酒」の文字に思わず、足が止まってしまいました。えへへへ。ここ『二軒茶屋』では、店先のテーブルで、焼き牡蠣と伊勢角屋麦酒のスタウトをいただくことに。
牡蠣は殻付きですが、当たり外れがあるのは、ご愛嬌。相席したお兄さんの牡蠣の身は大きくプリっとしていたのに対し、我々のは、殻を開いたら小ぶりだし、焼き過ぎだし・・・。3個600円の牡蠣に文句を言ってはイケマセンね。黒ビールが美味しかったから良しとしましょう。参道をて歩いていたら、他にも焼き牡蠣を売っている店を見つけました。こちらのは、地元・浦村産でバラ売り。しかも、大あさり、殻付きウニまであります。うーん、こっちの方が良かったか、でも、飲み物はカップ酒だねぇ・・・・。これは、来年、悩むことになりそうです(←平和な悩み)
●すし久
そして、いつものように『すし久』に落ち着きます。ここでは、伊勢の地酒・老緑の熱燗を呑み、〆に名物の「てこね鮨」をいただく寸法。肴には、板わさ、煮穴子、熊野古道味噌を。ふんわり穴子と老緑がいい按配。注文時にきちんと頼んでおいたこともあり、お酒が終わる頃合に、手桶に盛った手こね寿司が運ばれてきました。鰹の漬けは、いつもに増して厚切りで、気前良くたっぷり盛っています。うまいなー。一緒に供される味噌汁のあおさは香り良く、このために一口残しておいた老緑との相性も抜群。満足。●五十鈴茶屋
お伊勢参りの最後に立ち寄るのが、『五十鈴茶屋』。普段、甘いものを食べることはほとんどないのですが、伊勢参拝の時は、ここの奥の座敷で 、抹茶と新春を彩る和菓子で一服します。佳び
粒餡を伊勢芋を使った紅白のきんとんで包んであります。 桃色の色が初春の慶びを表しているそうです。桃色は、今年の私の開運色。
干支菓子・卯
今年の干支・卯に似せた薯蕷饅頭。こちらは漉し餡を伊勢芋を練り込んだ特製生地で包み込み、目には紅い羊羹をつけてあります。初詣に来たのか、梯子酒に来たのか、どっちなんだかわからない、新春のお伊勢参り。今年は青天の晴れやかな日和の下、伊勢市駅から外宮、内宮、おかげ横丁、五十鈴川駅まで、約4時間の散策を楽しむことができました。
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旅先のお楽しみ。マンホール探し。伊勢で見つけたのは、この図柄。お伊勢参りです。カラーバージョンもありました。
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18きっぷで倉敷へ(3)倉敷名物ぶっかけうどん@ぶっかけ亭本舗ふるいちふるいち[倉敷/岡山]
http://lagattina.exblog.jp/15119180/
2010-09-10T05:53:00+09:00
2011-04-06T00:11:07+09:00
2010-09-14T05:55:05+09:00
lagattina
旅先グルメ
●ぶっかけうどん
濃い目のぶっかけ出汁をかけた麺の上に、天カス、刻みネギ、刻み海苔、うずらの卵、山葵がトッピングしてあります。麺は中太で、ツルツルした滑らかな喉越し。昆布、鰹、椎茸で取ったというぶっかけ出汁は、しっかり甘めの濃い味。「山葵とうずらの卵」という薬味の組合せを見て、予感した通り、香川の「西讃」のうどんに通じるものがありました。
倉敷を語る際、「天領」であったこと、「豪商」たちの存在が欠かせません。ぶっかけうどんの由来についても、『天領だった倉敷の豪商たちが、江戸から来た代官を驚かせようと、様々な具を乗せた豪華なうどんを出したところ、代官が江戸前風の蕎麦つゆをぶっかける食べ方を考案し、江戸の「ぶっかけ飯」にあやかって、「ぶっかけうどん」と命名した』なんて話もあるくらい。真偽の程はわかりませんが、そういう話があることそのものが、面白い。そうか、西讃風ではなくて、江戸前風だったのかぁ・・って話を作り上げるところに、倉敷人のプライドの高さ感じます。
さっと食べて、さっとお会計出来るのが、うどんの良さ。僅か10分足らずの滞在で、お腹いっぱい。ご馳走様でした。さぁ、名古屋に戻るとしましょう。
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●ぶっかけ亭本舗ふるいち 仲店(うどん)
住 所:倉敷市阿知2-3-23
電 話: 086-422-2389
最寄駅:JR[「倉敷」駅南口より徒歩3分
備 考:支払いは現金のみ 中休みナシの通し営業 店舗はこのほかにも*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
名古屋へ戻る車中では、倉敷美観地区の地酒屋さんと蒲鉾屋さんで買ったこれらのもので晩酌など。
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18きっぷで倉敷へ(1)豪華な天領寿司@浜吉[倉敷/岡山]
http://lagattina.exblog.jp/15056081/
2010-09-08T20:03:00+09:00
2010-09-19T22:41:55+09:00
2010-09-02T20:05:45+09:00
lagattina
旅先グルメ
夏は18きっぷの季節です。たいていの場合、中途半端な枚数が残ります。この夏も2枚残った18きっぷをどう使おうかと考えあぐね、前々から行きたかった倉敷の大原美術館に日帰りで出かけてきました。早朝5:49に名古屋を出発する列車に乗り、大垣・米原・姫路・相生で乗り継ぎ、正午前に倉敷に到着。猛暑であっても、電車の中は涼しく、読書三昧。夏の18きっぷ旅は、案外、快適だったりします。
まずは、昼食。せっかくなら倉敷名物を楽しもうと、倉敷天領寿司まつりMapで紹介されていた、郷土料理店を目指します。訪れたのは、JR「倉敷」駅から、倉敷美観地区に向う途中にある、郷土料理の「浜吉」です。カウンター席に座ってメニューを眺めると、倉敷名物のままかりを使った酢の物(生・焼)、寿司、刺身、定食などの他瀬戸内の小魚を使った料理がたーくさん。でも、初志貫徹。ばらちらしをいただくことにしました。
*日本酒:本醸造 激辛/森田酒造(倉敷)
*お通し:ままかりの南蛮漬け
*たこもち
*ままかり ばらちらし寿司●熱燗
料理を待つ間に、お銚子を1本頼むことに。お酒は、倉敷の美観地区にある蔵元・森田酒造の「激辛」。これをぬる燗にしてもらいました。味に深みのある辛口。
●お通し
お通しに出てきたのが、倉敷名物のままかりの南蛮漬け。素直に嬉しい。
●たこもち
たこもちは、蛸の卵(卵巣)のこと。さっと湯通しして花を開かせてから、出汁ポン酢をかけて、供されます。ほろほろとした食感で、魚の子の花煮のポン酢味みたいな感じ。日本酒に良く合います。●ばらちらし寿司 2人前以上から
本日のお目当ての天領寿司。天領寿司というのは、江戸時代、幕府の天領だった倉敷の商家の旦那衆が、祭りの日に、知人や近所の人を招いて、振舞った祭り寿司のこと。各家ごとに、こだわりの素材を揃え、自慢の味を競い合った「見栄寿司」とも言われ、今も家庭やお店ごとに、内容が違うのが特徴。浜吉の天領寿司は、こちら。(写真は2人前)絹さや、椎茸、蓮根、牛蒡などの具沢山のちらし寿司の上に錦糸卵が敷かれ、その上に、サワラ、エビ、ホタルイカ、ママカリ、アナゴが彩り良く、盛られています。ハレの日のご飯という感じで、見た目だけで、わくわくしますね。新鮮なサワラ、甘いホタルイカ、ふわっとしたアナゴどれもいいけど、一番良かったのは、やっぱりママカリの酢漬け。今度はママカリ三昧してみたくなりました。小さな魚だけれど、噛みしめる毎に繊細な旨味とお酢の香りがしみじみして、お酒を呼ぶ味。次に訪れる機会があったら、単品でママカリ三昧してみたい。
18きっぷの旅は、道中、何が起こるかわからないのが面白さ。今回は、長距離移動だったのに、列車を予定通りに乗り継ぎ、予定していたお店の中の1軒に運良く予約無しで入り、狙っていたモノを楽しむことが出来、幸運でした。天領寿司に付いていた、吸い物、白桃のアイスクリームまでしっかりいただいて、1時間程のランチタイム終了。さて、本日の日帰り旅行の主目的、大原美術館へ向うとしましょう。
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●郷土料理 浜吉(郷土料理)
住 所:倉敷市阿知2-19-30
電 話:086-421-3430
最寄駅:JR「倉敷」駅南口徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
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三島の鰻はやっぱり美味@桜家[三島/静岡]
http://lagattina.exblog.jp/15013543/
2010-09-01T23:03:00+09:00
2010-09-13T09:18:19+09:00
2010-08-26T06:10:34+09:00
lagattina
旅先グルメ
桜家は、開店前から店頭に予約表が出ています。まずは、ここに名前と人数を記入。この日は、開店30分前の10:30の時点で7組目でした。これまでの経験上、GWやお盆の真っ只中でも、開店の20分から30分前にお店に着いて、予約表に記入できれば、開店と当時に入店可です。
開店時間になると、店の警備員さんが、記入順に名前を呼んでくれるので、店の前にずっと並んでいる必要無し。
暑さを避け、源兵衛川の水辺で、涼むことにしました。三島は水どころ。町のあちこちに綺麗な湧水が湧いています。川の水は冷たく、足を浸していると、暑さ知らーず。11:00の開店と同時に案内されたのは、2階の座敷。席はあらかじめ割り振られていて、名前で案内してくれます。大勢の客を混乱なく、スムーズに仕切っていくオペレーションは、さすが老舗。店は綺麗だし、料理は美味しいし、言うこ無し・・と言いたいところなのですが、1つだけ難点が。
・・・・それは、お酒が出てくるのが、遅いこと。酒飲みは酒さえあれば、いくらでも待てるのですが、酒を待つことには、寛容になれないところがイケマセンね(^^ゝそして、この日のオーダー。桜家に来たら、「うまき」はマスト。肝煮もやっぱり外せない・・・ということで、こんな感じになりました。
*熱燗:牧水 (渡辺酒造/沼津) x2
*鰻きも時雨煮
*うまき
*うなぎ重箱x2
・・・前回とほとんど一緒です。●熱燗
お酒は、沼津の蔵元・渡辺酒造の「牧水」を燗で。山椒との相性が良く、軽やかな鰻の旨みを殺さない、食中酒。
●鰻きもの時雨煮
ここの肝煮は、甘辛濃いタレで煮詰めるのではなく、さらりとした上品な煮汁でさっと炊いた優しいお味。身が柔らかく、肝の苦味とほんのりした甘みが堪能できます。生の山椒を擂った、青々として薫り高い、自家製山椒を足すと、さらにウマウマ。お銚子もう1本、早めに頼んでおこう。
●うまき
さらっとしたタレで焼いた鰻の蒲焼をふんわりと卵で包んだうまき。刻んだ蒲焼のカケラから、メインの蒲焼への期待が高まる逸品なのですが、仕上がりにバラつきがあるのかな。きょうの卵は少々固め。蒲焼の柔らかな風合いとのバランスがイマイチ。充分に美味しいのですが、ベストの味ではない。残念。
●うなぎ重箱
そしてメインは、蒲焼。肝吸いと漬物がついています。蒲焼は、丼と重箱があり、2枚、3枚、4枚から選ぶことが出来ます。我々は、2枚で重箱にしました。鰻は、大ぶりで身が厚く、ふわっと軽やかな焼き上がり。家伝のタレは、醤油味が勝った、さらっとした辛口で、三島の鰻の風味を生かした、繊細で軽やかな仕上がり。これに自家製の山椒の香りが加わると口福至極。あぁ、この味、この味。コテコテの甘辛濃い味の蒲焼とは対極の美味しさ。濃い味がお好きなら、卓上の小瓶に用意されたタレをお好みで垂らしていただくも良し。
鰻を食べるだけのために、わざわざ三島まで来ること、この半年で3回。三島の鰻を語らずして、今年の上半期の食を語れず。さあてっと今度はいつ来れるかな。その前に、岐阜の天然鰻を食べに行くべきか・・・だなんて、あまりにも平和な悩みですね。
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●桜家 (鰻)
住 所:三島市広小路13-2
電 話: 055-975-4520
最寄駅:伊豆箱根鉄道「三島広小路」駅徒歩2分 JR「三島」駅徒歩10分
備 考:支払いは現金のみ 週末は14時前に売切れ閉まいになることも。
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浜松餃子@むつぎく[浜松/静岡]
http://lagattina.exblog.jp/14502061/
2010-06-03T22:18:00+09:00
2010-06-10T00:21:30+09:00
2010-06-01T22:19:49+09:00
lagattina
旅先グルメ
餃子は、小(8個)、中(12個)、大(16個)、特大(20個)とあり、私は「特大と生ビール」を頼むことが多いかな。写真も特大です。ここの餃子は、小ぶりで、キャベツたっぷりの優しいお味なので、ホイホイと食べることができます。以前は、「追加で大」とかしてましたが、最近は自粛(・・・そんなに食べてどうする)。
先日の夜も久々に、ここの餃子とビールを愉しみました。
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●むつぎく (浜松餃子)
住 所:浜松市中区千歳町54-1
電 話: :053-455-1700
最寄駅:JR「浜松」駅北口から西へ徒歩6分
備 考:支払いは現金のみ。壁やメニューの裏、トイレには細かい注意書きが。*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
18きっぷシーズン以外の東京への安い交通手段見つけたぞ。
名古屋-豊橋(名鉄):なごや特割土日休 2枚で1500円
豊橋-松田(JR):静岡地区休日乗り放題きっぷ 1枚2600円
新松田-新宿 小田急:750円。株主優待乗車券なら金券ショップで600円
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桑名散歩
http://lagattina.exblog.jp/14488635/
2010-05-31T23:02:00+09:00
2013-06-06T21:22:48+09:00
2010-05-30T23:12:30+09:00
lagattina
旅先グルメ
●「幕末×桑名」展
桑名藩は、会津藩とともに、幕末に悲劇の道を進むことになります。藩主・松平定敬は、美濃国高須藩主・松平義建の8男で、会津藩主・松平容保、尾張藩主・徳川慶勝、一橋家当主・徳川茂徳の実弟。定敬、容保、慶勝、茂徳の「高須四兄弟」が並んだ写真を、今回初めて見てることができました。桑名まで来た甲斐がありました。
会場では、定敬が京都所司代時代、兄の容保が京都守護職を命じられ、京都の治安を守るために兄弟が行動を共にし、両藩のことを「会桑」と称されていく経緯が、絵や書で紹介。
また、戊辰戦争で幕府軍として、立見鑑三郎などの桑名藩士が定敬とともに、京都、会津、長岡、五稜郭と転戦した様子が年表や日本地図でわかりやすく展示してあり、戊辰戦争のおさらいができました。桑名藩では、国元は戦わずに無血開城していたんですね。そのことが、新政府による戦後の対応の差となったのでしょうか。賊軍として一旦は取り潰されましたが、戦争責任者として桑名藩士・森陳明が切腹したことで、桑名藩は再興が許されます。
●桑名城址
城址入口には、桑名城を築城した、徳川四天王の1人・本田忠勝像が鎮座。
桑名城は取り壊され、跡地は、松平定信没後100年を合わせて、九華公園に整備されました。松平定信自身は白河藩主でしたが、久松松平家の旧領が桑名藩だったことから、嫡男・定永の代に、桑名藩への国替えを実現。本丸跡にある鎮国守国神社では、定信が祀られています。
精忠苦節碑
鎮国守国神社の脇の植え込みに、古びた石碑があります。藩主に代わって、戊辰戦争の責任を負い切腹した、桑名藩士・森陳明をたたえる忠魂碑です。石碑は、明治23年に建立。「精忠苦節」の文字が刻まれています。
兄・容保も、弟の定敬も、身代わりになった家臣によって、戦争の責任は問われなかったのですね。
天守台跡
神社の裏手側には、天守台跡があり、石垣の上には「戊辰殉難招魂碑」が建っています。撰文は桑名藩主・松平定敬。桑名城の天守は、1701年の大火で焼失後、再建されなかったため、新政府軍は落城の印として、辰巳櫓を焼き払ったそうです。櫓跡には、何故だか大砲があります。
こちらは、神戸櫓跡。
桑名城は、建物は何も残っていませんが、中途半端なヘンなものを建てるより潔くていい。城の内掘や外堀の跡はところどころ残ってはいるので、城があった頃をイメージしながら周囲を散策できます。
左写真は、寺町通り商店街脇にあった、城の外堀の跡。綺麗に整備されています。
三の丸の堀に僅かに残る石垣の遺構は、揖斐川河口に築かれた水城の名残りを伝えています。石垣の積み方は、野面積みと打込みはぎだそうです。
●七里の渡し跡
東海道42番目の宿場町として栄えた桑名。熱田の宮から桑名までは、東海道の中で唯一、海路で連絡していました。その距離が7里あったことから「七里の渡」と呼ばれています。ここから伊勢路に入ることから、伊勢神宮の「一の鳥居」が建っています。
桑名城の櫓の1つで、航海安全の守護神として建てられた蟠龍櫓跡から揖斐川、その向こうの長良川を臨む。
江戸時代には、浮世絵に、桑名城を背景にした七里の渡しの帆掛け舟が描かれ
現在は、マンホールの蓋に、描かれています。今も桑名のシンボル。
●旧東海道
桑名の町を歩いていると、今も旧東海道の名残を見つけることができます。最初に訪れた桑名市博物館の前には、旧東海道筋に建てられていた道標が移設してありました。
「左 江戸道 右 京いせ道」と刻まれています。
その先の三叉路に、桑名城と宿場に入る旅人を監視する番所の役目を果たした「京町見附跡」がありました。現在は、京町公園と言う小さな公園になっています。以前は枡形の道だったそうです。 旧東海道沿いには、石取祭で有名な春日神社の青銅の大鳥居も。
●海蔵寺
駅に戻る途中、入り口に「薩摩義士墓所」の看板を掲げた海蔵寺を訪ねました。戊辰戦争で敵だった薩摩藩士が「義士」?と不思議がっていたら、「小学校で習ったはずだよ」と相棒に驚かれてしまいました。江戸中期の宝暦年間に、幕府は、薩摩藩に木曽3川(木曽川、揖斐川、長良川)の治水工事を命じます。薩摩の弱体化を狙うため、人員も40万両もの莫大な経費も全て薩摩持ちの「御手伝普請」でした。薩摩義士は、この治水工事で犠牲になった薩摩藩士のこと。
本堂には、薩摩藩主・島津家の家紋(丸に十の字)、治水の指揮を執った家老・平田靫負の平田家の家紋(丸に上り二つ引両)の幕がかかり、その左手奥に、経費超過と、85人の犠牲者を出した責任を取って切腹した平田靱負ら24人が埋葬されています。墓は綺麗に手入れされ、周囲には「宝暦治水薩摩義士顕彰奉賛会」の水色の幟が何本もはためいています。理不尽な幕命による治水事件が、幕末の薩摩藩による討幕運動への1つの伏線になったかもしれません。(だからといって、会津藩への酷い仕打ちが許される訳でもなく・・・) 幕末の動きを探っていくと、江戸中期、そして関が原の戦いまで、歴史を遡ることになります。
・・それにしても、宝暦の治水の話は、小学校の教科書に載っていたかなぁ。木曽三川周辺の学校が、郷土史として教えているだけなんじゃないかなぁ。ぶつぶつ言いながら、桑名散策を終えます。
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