◆ Mangiare Felice ◆ 食べて飲んで幸せ:今宵の1杯
2014-11-29T22:17:57+09:00
lagattina
本を読んでは旅をして、酒を飲み、城を歩く・・・。「旅」と「酒」と「うまいもん」をこよなく愛する名古屋在住catの食べて飲んで幸せな日常。
Excite Blog
クラフトビール@ケグナゴヤ[栄/名古屋]
http://lagattina.exblog.jp/23012461/
2014-11-10T00:59:00+09:00
2014-11-29T22:17:57+09:00
2014-11-11T01:01:46+09:00
lagattina
今宵の1杯
こちらのお店は、13種類のクラフトビールが生で飲めるクラフトビール専門店。この日飲んだのは、こちらの5種類。
スワンレイク ヴァイツェン(瓢湖屋敷の杜ブルワリー/新潟)
フルーティーな香り、程良い苦味と酸味があり、喉ごしも軽やか。最初の1杯に◎
ハーヴェストムーンラズベリーエール(イクスピアリ/千葉)
見た目も味も香りもキリリとした酸味もラズベリーしてます
ベアード シングルテイクセッションエール(ベアードブルーイング/静岡)
口当たりは軽快ながら、フレーバーが複雑に重なり合っていて、奥深い味わい
スワンレイク ブラックIPA(瓢湖屋敷の杜ブルワリー/新潟)
苦みがしっかりしているのですが、柑橘系の香りが余韻として残り後味すっきり
ブルマーブルーイング シトラIPA(ブルマーブルーイング/神奈川)
シトラホップのみを使用したIPA。林檎のような爽やかな香りで後味がしっかり苦い
ビールに合わせていただくおつまみのメニューも色々あり、この日は、お薦めボードの中から、牡蠣のマリネ、牡蠣とブルーチーズのグラタンを、これに、ルコラのサラダ、フライドチキン&チップスを追加。1皿のポーションが少な目でリーズナブルなので、軽く飲みたい時や1人呑みの時にも、タパス感覚で何品かチョコチョコ頼めていい感じ。強いて言うなら、チキンの付け合せのポテトは、もうちょっと頑張って欲しい感じ。フライドポテトはカリッと香ばしくなくては。 名古屋にいながらにして、各地の美味しいクラフトビールを日替わりでリーズナブルに楽しませてくれるありがたいお店。ビールは苦手だったけど、良い状態のクラフトビールを出すお店と出会って以来、ビールがマイブームになりつつあるきょうこの頃。お店の選択肢がまたひとつ増えました。
*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
●KEG NAGOYA(クラフトビール)
住 所:名古屋市東区東桜1-10-13
電 話: 050-5872-4921
最寄駅:地下鉄「栄」駅徒歩3分
備 考:支払いは現金のみ
*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
クラフトビール@Y.MARKET BREWING KITCHEN[名駅4/名古屋]
http://lagattina.exblog.jp/22868071/
2014-10-22T23:16:00+09:00
2014-10-29T21:18:46+09:00
2014-10-23T13:18:40+09:00
lagattina
今宵の1杯
こちらのお店、1階にビールの醸造所があり、2階がビアレストランとなっています。1階の醸造所で作った作りたてのビールが、2階で楽しめる・・・というワケ。ガラスの窓越しに醸造所を横目に見つつ、階段を上り、レストランスペースへ。
この日用意してあったビールは、5種類。1杯の量は「330ml」or「490ml」
ホップにこだわったビール造りをしているようで、メニューには使用ホップが明記。アメリカ産シトラ、シムコー、チヌック、センテニアル、ドイツ産ソフィア、イギリス産ファグル・・・色々あるんですね。 お薦めベスト3メニューも参考にしてオーダーを。 *ビール:パープルスカイペールエール、トイニティ ブラック、ダブルマーケットIPA
*三重県浦村産生牡蠣
*キャベツとアボカドのバーニャカウダサラダ
*ロティサリーチキン フルサイズ
●ビール
この日飲んだのビールは、3種類。
1)パープルスカイペールエール(ホップ:シトラ、アメリカンペールエール)
2)トリニティ ブラック(ホップ:ソフィア、ファグル スタウト)
3)ダブルマーケットIPA(ホップ:シムコー、チヌック、センテニアル IPA)
1)は、フルーティーで、爽やかで軽快な飲み心地
2)は、芳ばしい香り。濃厚で深いコクがあるが重過ぎない
3)は、香りは軽やかだけど、苦味と味に厚みと複雑さがある
きちんと作った出来立てのビールを丁寧に入れてもらうと、泡まで全て美味しい。言葉足らずだけれど、こういうビールだったら、毎日でも飲みたい!そんな感じ。
料理のメニューも、ロティサリーチキン、タコス、チップス、サラダなどビールに合う料理が、軽くつまめる系のものから、しっかりとしたポーションのものまで揃っているという印象。カリっとしたフレンチフライをたっぷり添えたロティサリーチキンは、ボリューミーで、ビールにも良く合います。キャベツを箸休めにしながら、骨付き肉に齧りつき、ビールをグビ。・・・この組み合わせ、いいですねぇ。 ちゃんと作ったビールはちゃんと美味しいのね。ビールの世界の奥深さに触れたひとときなのでした。映画の前はこれからここかな(^^) 今度はどんなビールが飲めるか楽しみです。ご馳走様でした。
*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
●ワイマーケットブルーイングキッチン(クラフトビール)
住 所:名古屋市中村区名駅4-17-6
電 話: 050-5789-7073
最寄駅:地下鉄「国際センター」駅徒歩2分 「名古屋」駅徒歩8分
備 考:支払いは現金のみ
"*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""* 食事の後は、映画でございます。観たのは、まほろ駅前狂騒曲。三浦しをんのベストセラーを瑛太&松田龍平主演で映画化した「まほろ駅前多田便利軒」、その続編のテレビドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。 テレビシリーズファンとしては、いろいろ思うところはあるのだけれど、第4弾もあるといいな・・・。]]>
神楽坂で梯子酒
http://lagattina.exblog.jp/22461905/
2014-08-07T23:44:00+09:00
2014-08-28T18:35:21+09:00
2014-08-12T23:51:18+09:00
lagattina
今宵の1杯
●伊勢藤
まずは、「伊勢藤」。花街の面影を残す毘沙門天前の細い石畳の路地を進むと、黒塀の趣のある木造建物が佇んでいます。長い縄暖簾を潜って玄関を入ると、まだ陽は高いのに、店内はほの暗く、静寂な雰囲気。黒光りする板壁、土の荒壁、白障子が、独特な雰囲気を醸し出しています。店の中央にはカウンター席があり、その内側の板張り床には、囲炉裏が切ってあります。脇には、お燗番の店主が端座。「お酒はどうしますか」とだけ尋ねられます。こちらの店、酒は灘の「白鷹」樽酒のみ。ビールも焼酎も他の酒もないという潔さ。熱燗でとお願いすると、囲炉裏の銅器で燗付けし、錫のチロリの温かさを手のひらで確認すると、絶妙な温度で徳利に注ぎ、供されます。無駄がなく、美しい所作。 続いて、1汁4菜のお通しが供されます。この日は、枝豆、きゅうりの酢の物、きくらげの梅肉和え、小鉢(卵焼き、青さ海苔、さつま揚げ)そして汁物は、豆腐とわかめの赤出汁、それにサービスで、しし唐とジャコとお揚げの炒め煮もいただきました。小鉢に品良く彩り良く盛られた料理は、気が利いていて、一杯飲むのにちょうど良い分量。青さ海苔との相性は抜群。盃は気持ちよくすいすいと空いていきます。
室内はエアコンなし。団扇あり。開け放たれた窓から通り抜ける風と、風に揺れる風鈴の音色に涼を取るといった感じ。この空間、この時間の流れ、この雰囲気を味わうだけでも行く価値あり。後ろ髪を引かれつつ、次へ。
●ル・ブルターニュ 神楽坂店
2軒目は「伊勢藤」の向かいにある「ル・ブルターニュ 神楽坂店」です。雰囲気をガラリと変え、シードルとガレットを愉しむ趣向。
まずは、シードルをベースにした食前酒で一息入れてから、オーダーを。
*食前酒:コルセール、キールブルトン
*ガレット:コンプレオシャンピニオン、コンプレオオニオンシードルコンフィ
*シードル:Val de Rance Cidle Bouche Brut Cru Breton
●食前酒
私は、シードルをはちみつ酒で割った「コルセール」、相棒君は、カシスで割った「キールブルトン」をチョイス。リンゴのスライスが入って、供されます。冷たくて、甘酸っぱくて、夏の午後にはぴったりの味わい。
●Val de Rance Cidle Bouche Brut Cru Breton
せっかくなのでガレットに合わせて、辛口のシードルをボトルでもらうことにしました。Val de Rance は、その年に収穫されたブルターニュ産のリンゴの天然果汁のみを使用した伝統的製法のシードルだそうです。お茶碗のような陶器に注いで、グビグビっといただきます。うんうん、これこれ。しっかりとした旨み、キレ、酸味、爽快感。蕎麦粉のガレットとの相性も抜群。
●ガレット コンプレ オ シャンピニオン
そのガレット。相棒が選んだのは、ハム、卵、チーズの入ったコンプレに、シャンピニオン(マッシュルーム)を加えたガレット。生地が独特の蕎麦粉の風味があって香ばしく、蕎麦粉の旨みがあって、具とのバランスもよろしく、実にうまい。
●ガレット コンプレ オ オニオン シードルコンフィ
私は、基本のコンプレに、シードルで炒め煮した玉ねぎのスライスをトッピングしたメニューをチョイス。玉ねぎの甘さとシードルが良く合います。こちらでも1時間少々ゆったり過ごして、ごちそうさまでした。
●soba dining 和み
神楽坂で梯子酒。ラスト3軒目は、蕎麦粉つながりでお蕎麦屋さんへ。訪れたのは、会津の蕎麦と郷土料理が楽しめる「soba dining 和み」です。
ここのお店の日本酒は、「福島県」と「山口県」産のみ。会津と長州のお酒だけだなんて、珍しい取り合わせでしょ。理由をお尋ねしたら、女将さんが会津出身で、娘さんのお婿さんが山口県出身だからなのだとか。気になるお客さんが少なくないようで、もう何度も何度も説明しているそうです。・・・スミマセン(^^;
*日本酒:天明
*お通し:小松菜とあげとしめじの煮浸し
*ウニの貝焼き
*ニシンの山椒漬
*二八蕎麦
●ニシンの山椒漬
会津のお酒「天明」に合わせて頼んだのが、身欠きニシンと山椒の葉を酢、酒、醤油で漬け込んだ会津の郷土料理「ニシンの山椒漬」。山椒の香りとニシンの旨みを、天明の燗で流し込む。いいですねぇ。
●ウニの貝焼き
続いて、いわきでお祝いの時に食べるという「ウニの貝焼き」。ホッキ貝に、新鮮なウニをたっぷりと詰めて虫焼きにしてあります。貝の中に美しく並べられたウニは、目に鮮やかなオレンジ色で、1房1房がふっくらしていて、見るからに美味しそう。スプーンで一口頂くと、ウニの濃厚な旨みと磯の香りがふわっと広がります。生とは違ったホクホクした食感と味の凝縮感、これは贅沢な1品。大事に大事にいただきます。
●二八蕎麦
〆は、二八蕎麦。色白の細切り。この日の蕎麦は、蕎麦の香りは穏やかですが、噛むとモッチリした食感とともに蕎麦の甘みが徐々に広がりるタイプ。キリっと辛口の蕎麦つゆとの相性も良し。美味しい蕎麦で〆る幸せよ。美味しく、楽しく、ご馳走様でした。
平日の早い時間スタートとあって、すいすいすいと3時間半程かけて、神楽坂で梯子酒を満喫することができました。いいなぁ、神楽坂。大満足な1日でありました。
*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
●伊勢藤 (居酒屋 )
住 所:東京都新宿区神楽坂4丁目2
電 話: 03-3260-6363
最寄駅:JR「飯田橋」下車徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
●ル・ブルターニュ 神楽坂店(ガレット)
住 所:東京都新宿区神楽坂4丁目2
電 話:03-3235-3001
最寄駅:JR「飯田橋」下車徒歩5分
備 考:クレジットカートの使用可
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
●soba dining 和み (蕎麦)
住 所:東京都新宿区神楽坂3-2-31
電 話: 03-3267-5666
最寄駅:JR「飯田橋」下車徒歩3分
備 考:クレジットカートの使用可
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
軽く一杯@Bar rabano[泉/名古屋]
http://lagattina.exblog.jp/22229812/
2014-06-13T23:10:00+09:00
2014-06-18T06:57:38+09:00
2014-06-13T14:10:33+09:00
lagattina
今宵の1杯
*生ビールx2
*シェリー(マンサニージャ、フィノ)
*ワイン Valderba Crianza Tempranillo Merlot 2007(デキャンタ)
*アホバカラオカナッペ
*イワシの酢漬け
*ソーセージと白インゲン豆の煮込み
*豚の頭のパテのカツレツ
*牛モツ煮込み
●アホ・バカラオのカナッペ
その名の通り、ニンニク(アホ)とタラ(バカラオ)のペーストのカナッペ。程良い塩気がビールにもよく合います。
●イワシの酢漬け
バルの定番タパス「イワシの酢漬け」。ワインヴィネガーの酸味、オイルの香り、にんにくの辛味が効いていて、マンサニージャと良く合います。 ●自家製ソーセージと白インゲン豆の煮込み
自家製ソーセージと白インゲン豆のトマトソース煮込み。熱々のカスエラで供されます。ソーセージは、皮が柔らかで伸びがあり、香辛料の香り豊か。ホクホクのお豆と一緒に食べると美味。飲み物をデキャンタのワインに切り替えます。 ●豚の頭のパテのカツレツ
コラーゲンたっぷりの豚の頭のパテを一口サイズにカットしてカラリと揚げてあります。豚の旨味が凝縮されていて、ワインが進みます。
●牛モツ煮込み
牛モツをトマトで煮込んであります。こちらも熱々のカスエラで供されます。2皿前の料理とちょっとかぶっちゃうのは、承知の上のオーダー。モツは程良い歯ごたえを残していて、食べごたえあり。
美味しいものを少しずつ食べて、グラスで軽く飲みたい時には、格好のお店。・・・ということで、おひとりさまの時に来ることが多かったのだけれど、大阪赴任中にバル通いをしていた相棒君もここの料理と雰囲気が気に入ってくれたみたい。1人より2人の方が楽しいね。なんとなくシェリーな気分な時、軽く1杯飲みたい時にまた立ち寄りたい。
*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*"""*
●Bar rabano (バル)
住 所:名古屋市東区泉1-17-38
電 話: 052-951-0534
最寄駅:地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」駅1A出口より徒歩3分
備 考:クレジットカード使用可
*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
大阪地酒 天満大酒会のあった長い1日
http://lagattina.exblog.jp/20286317/
2013-05-27T07:55:00+09:00
2013-06-05T13:06:30+09:00
2013-05-29T08:00:28+09:00
lagattina
今宵の1杯
大阪の酒蔵が一堂に会す天満大酒会というイベントに行ってきました。今回のイベントに参加しているのは、北は摂津の山間から南は和泉の海沿いまで、11の蔵元。それぞれ数銘柄のお酒を用意していて、小さい猪口1杯100円~300円で試飲することができます。会場内で、まず、100円券×10枚綴りチケットのチケットを購入し、手書きの会場マップと参加蔵と出品銘柄のリストも一緒に受け取ります。 午前10時に、樽酒の鏡開きでイベント開会。ふるまい酒を頂戴したら、早速、試飲スタートです。
1)北庄司酒造店(泉佐野)
庄の郷 純米山田錦・・・渋み、老ね香、雑味、渋みがあるするこってり甘口。
庄の郷 純米山・・・山田錦よりはすっきり。
2)清鶴酒造(高槻市)
特別純米 阪急冨田酒・・・独特の香りと雑味と渋みがある。
純米あらばしり・・・燻製のような、漬物のような、老ねた香りと甘みがある。個性的。
3)西篠合資(河内長野)
古代前酒・・・黒糖のような麦のような香ばしい甘さがあって、リキュールのような味わい。キーンと冷やして食前酒にしたら面白いそう。これを飲んですぐに日本酒ってわかる人、あまりないかも。面白い。
生もと純米・・・低温熟成したお酒のようなビスケットのような甘さと香ばしさに老ね香があわさった感じ。低温長期熟成した御代桜の缶生酒を彷彿させる味。
最初の3つの酒蔵はミネラルがしっかりしていて、味の骨格を形成しているようなる印象。雑味と独特の老ね香が燗したらどうなるのか、気になるところ。なにわ料理の味の濃さに負けない強さと甘みを感じました。 4)山野酒造(交野市)
特別純米酒 片野桜・・・米は五百万石。ガツン系のお酒が続いたので、飲んだ瞬間ほーっと、心が休まる感じがしました。はんなりとした伏見の酒というイメージの味わい。
山杯純無ろ過生原酒 片野桜・・・米は雄町だけど、雑味がなくて、ストレートに美味しい。
純米大吟醸 織姫の里・・・軽くないけど、旨みと重みがあるキレの良い辛口。
特別純米酒 織姫の里・・・はんなりとした旨みがあり、和三盆のようなすっきりとした甘みがすーっと抜けていく感じ。
5)大門酒造(交野市)
純米吟醸 利休梅・・・すっきりとした甘み。
特別純米 利休梅・・・甘さはあるけれど 米の甘みが際立って、儚げにすーっと消えてゆく感じ。伏見の酒に通じる軽やかさと旨みがあります。
この二つは伏見の酒に通じる清らかさを感じました。特に山野酒造は、良かった。改めて別の機会に飲んでみたくなりました。
6)寺田酒造(岸和田)
純米吟醸 元朝・・・辛口だけど辛すぎず、雑味
純米 元朝・・・辛口というより旨口。
7)秋鹿(能勢)
純米吟醸 歌垣・・・火入れ。酸の骨格がしっかりしていて旨みを形成。
摂州能勢・・・火入れ。重さと雑味が違うことを再確認。
純米吟醸 生酒・・・和三盆系の甘さはあるけれど、酸の骨格がしっかりしていて、キレキレ。
純米酒 生囲い・・・甘さが前面に来るけれど、嫌味のない甘さで、後味がすっきり。
8)長龍酒造(八尾市)
純米吟醸 河内音頭・・・振り出しに戻る。
ふた穂 生囲い・・・雑見と老ね香と甘さのインパクト。
今回のイベントに参加してわかったことは、秋鹿がいかに洗練されているか・・・ということに尽きます。秋鹿はずっしりと重い酒ばかりかと思っていましたが、軽やかに旨い酒もあることを知りました。ミネラルではなく、酸の骨格がしっかりしているお酒ということでは、独自の路線を歩んでいるという印象。
全体的に甘めのお酒が多く、味重ねで濃い味のなにわ料理に負けない強さを感じました。一方で、伏見に通じるはんなりとしたキレのあるお酒もあり、水系と地域によって味の傾向が全く異なることがわかったことが収穫かな。秋鹿以外は、初めて飲む銘柄ばかりだったので、蔵の地図や説明を見ながら、あーだこーだ言いながら飲む順番を決めたりするのも楽しかった。
春は桜の名所での、炎天下の中での試飲会。手馴れた方は、芝生にピクニックシートを広げ、持参した酒のツマミと一緒に楽しんでらっしゃいました。オープンスペースでのゆるりとした試飲会だったので、そういうのもアリだったんですね。今後の教訓といたします。
●うまい屋
何も食べずにひたすら酒を飲んでいたのですが、桜ノ宮から天満まで歩いたら、ちょっと小腹がすいてきたので、たこ焼きをつまんで帰ることに。喉が渇いたから、ビールも頼んでしまおう。ここのたこ焼きは、出汁の味がしっかりしているから、ソースなしの方が私は好き。店の中で熱々を食べるのが一番ですね。
●双龍居
少し休憩してから、身体が炭水化物を欲していたので少し早めの夕食を。お酒を飲まなくてもいいように、わざわざ中華料理店を選んだのに、紹興酒を頼んでしまう、うっかりさんの私(失笑)
*紹興酒x2、プーアール茶
*キクラゲと胡瓜の和えもの
*羊肉のクミン辛味炒め
*牛肉の四川風煮込み(玉子麺付)
●羊肉のクミン辛味炒め
池袋の永利で食べた羊のクミン炒めが忘れられなくて頼んでみたのですが、こちらのは、タマネギの甘みを生かした優しくお上品な仕上がり。もう少しクミンの香りと羊らしいパンチが欲しかった感じ。美味しいんですけどね。
●牛肉の四川風煮込み(玉子麺付)
ここに来たら、必ず食べる・・・というか、これを食べたいから、ここに来ると行った方がいいかな。パンチ力あまりある味わい。オーダーのバランスとしては丁度よかったのかな。プーアール茶で脂を流しながら汗をかきかきいただきます。いやー、さすがにもうお腹一杯。ご馳走様でした。
きょうは、午前中から食べて飲んで、時々休憩という10時間耐久レース状態でございました。久々に胃薬を飲みました(失笑) その後体重が凄いことになり、しばらくポトフ生活をいたしました・・・。
]]>
大阪・天満で梯子酒 11
http://lagattina.exblog.jp/19813236/
2013-04-06T23:53:00+09:00
2013-06-21T16:56:32+09:00
2013-04-09T07:58:06+09:00
lagattina
今宵の1杯
●CERBECERIA HANJO
訪れたのが、CERBECERIA HANJOです。ガラス張りのドアを開けっぴろ気にしているのだけれど、初めてのお客が1歩中に踏み出すには、ちょっと勇気のいる佇まい。店内は細長く、入って左手にカウンター席10席ほどが並び、右手にテーブル席が数卓という作り。グラスワインもシェリーも数種類あり、スペインビールも多種揃えてあるのが嬉しい。黒板のメニューも、イワシのマリネ、パテ、チョリソー、マドリード風モツの煮込み、パエリア、きのこのアヒージョ、トルティーヤ、チーズなどの定番モノのほか、ホワイトアスパラなど季節の素材を使った料理もあり、どれも美味しそう。
お腹があまりすいていなかったハズなのに、1杯目にもらったマンサニージャが良かったのにすっかり気を良くして、気になっていた黒板のメニューの料理をあれやこれやとオーダーしてしまいました。
*シェリー:マンサニージャx2 アマントリチャーノx4
*イベリコ豚の生ハム
*ホワイトアスパラのブルーチーズソース、生ハム添え
*マドリード風モツの煮込み
●イベリコ豚の生ハム
文句のない美味しさ。舌にすっと溶ける脂の甘みがシェリーと良く合います。
●ホワイトアスパラのブルーチーズソース 生ハム添え
こちらには、熟成が進んだ生ハムをさっと炙って添えてあります。食べ比べると旨みの奥深さと香りの余韻の長さが全然違います。この旨みと塩気と合わせるとホワイトアスパラのミネラルが引き立ちますね。いい感じ。
●マドリード風モツの煮込み
豆と豚モツの色々な部分が一緒に煮込んであります。豆&内臓好きをノックアウトするタパス。熟成したアマントリチャーノとも好相性。うまいなー。 お店のマスターの接し方というか、お客との間合いがとても良く、シェリーも美味しく、ツマミも旨い。次からは1人でも来れそうかな。1軒目でも、2軒目でも、3軒目でもOKなお店。いいアドレスGet。
●墨国回転鶏料理 Que Rico
墨国回転豚料理の前を通ったら、回転豚の出し方が、先週と変わっていることに気づきました。豚は厚く削いで盛り上げにして、その脇に野菜を添え、トルティーヤは素焼きのものを別皿で出すとのこと。今度は、良さそうだ。これは素通りできないぞ。
おは混雑していましたが、お隣の姉妹店の回転鶏さんの方でも、同じメニューが食べることができると店の方に教えてもらい、回転鶏さんの方に腰を落ち着けることにしました。テキーラを一杯飲みながら、回転豚を待ちます。
トルティーヤに、チップス、刻んだレタス、トマト、オニオン、その上に豚肉とクリームを乗せ、タバスコを垂らしたら、クルっと巻いていただきます。うんうん、こっちの方が全然いい。食べ方としては、サムギョプサルのメキシコ版みたいな感じかな。そんな感じ。チシャバを追加するみたいに、トルティーヤを追加オーダーして、クルっパク。 ・・・止まらない。
この店の系列は、なんか好きだなぁ。安い、早い、旨いの3拍子が揃っていて、いつ訪れても気持ち良く食事が楽しめるお店。トルティーヤがもうちょっとふかふかだと嬉しいとか、テキーラの揃えをもうちょっと良くして欲しいとか、色々あるけれど、頼むものさえ間違わなければ、基本的に楽しめるお店。フラリと立ち寄れる気軽な店が減りつつある今の天満界隈で、実はリピート率が一番高かったりするかも。軽く飲むだけのハズが、しっかり食べに走った週末の夜なのでした。ご馳走様でした。
*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*
●CERBECERIA HANJO (スペインバル)
住 所:大阪市北区池田町12-1
電 話: 080-6186-5200
最寄駅:JR「天満」駅徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ
*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""""*"""*"""*"""*
●墨国回転鶏料理 Que Rico (メキシコ料理)
住 所:大阪市北区池田町8-4
電 話: 墨国回転鶏料理 QueRico
最寄駅:JR「天満」
備 考:支払いは現金のみ
"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
神戸・三ノ宮、大阪・天満で梯子酒
http://lagattina.exblog.jp/19647443/
2013-03-10T08:20:00+09:00
2013-04-04T07:44:39+09:00
2013-03-12T08:27:22+09:00
lagattina
今宵の1杯
●金盃森井本店
まず最初に向かったのが、阪急の高架下にある老舗の居酒屋「金盃森井本店」です。ここに来たら、金盃の熱燗と鯖のきずしは、外せない・・・。と、この日のオーダーも、こんな感じになりました。
*熱燗 3合
*お通し レンコンのきんぴら
*鯖の生ずし
*玉ひも煮
*米ナスの田楽
徳利の熱燗を一口サイズのガラスのコップに注いで、まずは一杯。お通しのレンコンのきんぴらも、醤油辛くなくて、甘ったるいことなく、ちゃんと美味しい。
●鯖の生ずし
生ずしは、関西風の〆鯖。この店で味を覚えて、他の店でもあちこちで試してみましたが、ここは別格。浸かり具合、旨みの慣れ加減が絶妙。キラキラと輝く生ずしを1切れ食べて一杯、あぁしあわせ。
●玉ひも煮
玉ひも煮は、鶏の体内卵とその周りのモツを煮込んだもの。こちらも関西特有の料理ですね。何気ないどうってことのないツマミですが、私は好き。
●米ナスの田楽
丸々とした肉厚の米ナスを揚げてから焼いて、白味噌ベースの田楽味噌をたっぷり塗り、白胡麻を散らしてあります。熱々のところをふぅふぅ言いながら、いただきます。とろっとしたナスに味噌の甘みと胡麻の香ばしさが加わって、いい塩梅。日本酒が進みます。
久々に訪れましたが、ここは、王道を行く大衆酒場ですね。いつ訪れても、寛いでゆるりと酒が楽しめます。お酒も料理も出るのが早く、時間がない時も、人心地つくことができます。さくっと呑んで食べて、さぁ、次へ行きましょうか。
●ひょうたん
続いて向かったのが、阪急「三ノ宮」の高架下の雑然とした飲食街にあるこちら。
餃子専門店「ひょうたん」です。餃子しかございません。 この日は、餃子4人前を注文。飲み物は、生ビール、泡盛でスタートし、餃子が来たら、紹興酒をもらって・・・。なんだか私、恐ろしいことをしていますね(失笑)
特製味噌に、ラー油、おろしニンニク、酢を自分好みにをブレンドし、餃子が焼けるのを待ちます。 まずは、半分の2人前が出てきました。こちらのお店、時間差で何回かに分けて出してくれるので、熱々の餃子ばかりを楽しむことができるのが嬉しい。
餃子の皮は厚みのあるもっちりタイプ。肉汁をたっぷり湛えた優しいお味の肉餡を包んでいます。これに旨みたっぷりの特製味噌をつけてパクリ、そして紹興酒をコピリ。肉の旨み、味噌の練れた甘み、紹興酒の熟成感が醸し出すハーモニーがたまりません。飲み物を紹興酒にして大正解。ここは好きだなー。
●COINS OWL
散々飲んで食べたのに、三ノ宮から天満に戻り、酔い覚ましを兼ねて、天満の町をフラついたら、ついつい、もう1杯飲みたくなりました。軽くワインかシェリーを楽しめるところはないかな・・・と探し始めた時に、路地の奥にチーズ&ワインという黄色い看板を掲げたバールに目が止まりました。よし、ここにしよう。
カウンターに数席だけの小さなバールですが、フードメニューも充実。パスタ主体のそこいらのイタリアンより品数があるんじゃないかしら。チーズの品揃えも然り。白カビ、青カビ、ウォッシュ、シェーブル、ハードとどれも数種類ずつあり、3種で700円とリーズナブル。ニュイドール、カマンベール、ロックフォールをいただいたのですが、ロックフォールはカビの具合も良く、カマンベールも熟成が進んでいて、ニュイドールは、かなり良い状態にネットリしていました。室温に戻るまで少し待つ必要があったけどご愛嬌の範囲内。・・・という訳で、グラスワインを軽く一杯なんてことにならず、杯を重ねることになった2人なのでした。また、来よう。 この日もたくさん飲みました。
*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*
●金盃森井本店(居酒屋)
住 所:神戸市中央区北長狭通2-31-42
電 話: 078-331-5071
最寄駅:JR「三ノ宮」駅徒歩3分
備 考:支払いは現金のみ
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*
●ひょうたん(餃子)
住 所:神戸市中央区北長狭通1-31-37
電 話: 078-331-1354
最寄駅:JR「三ノ宮」徒歩3分
備 考:予約不可。支払いは現金のみ。
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*
●COINS OWL ITALIAN BAR (イタリアンバル)
住 所:大阪市北区池田町12-8
電 話: 06-6358-2680
最寄駅:JR「天満」駅徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ
*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*]]>
2012年の呑み初めは・・・
http://lagattina.exblog.jp/17279147/
2012-01-03T23:23:00+09:00
2012-01-09T22:41:27+09:00
2012-01-04T17:24:53+09:00
lagattina
今宵の1杯
2012年は会津で迎えました。会津若松の温泉地では「国権」「天明」「菊泉川」「会津娘」など会津の地酒を、名古屋に戻ってからは「獺祭」を堪能。
「獺祭 純米大吟醸 磨き三割」」は、冷やの清々しく澄み切った味わいもお正月らしくていいけれど、上燗にした時の味の膨らみ、ピシっとしたキレがたまらない。黒豆やきんとんとは好相性。新年のご挨拶に持参した酒なのに、ほとんど自分たちで呑んでしまいました。お義父さん、ごめんなさい。
2012年も、新年早々、しっかり呑み初めを果たした私たち。今年も旅先での酒飲み話におつきあいくださいませ。
]]>
妙乃華 山廃一段仕込(森喜酒造場)
http://lagattina.exblog.jp/16145637/
2011-04-14T22:47:00+09:00
2011-04-21T12:51:46+09:00
2011-04-04T22:47:47+09:00
lagattina
今宵の1杯
****食べて、飲んで、調べたこと・・***************************************
●妙乃華 山廃一段仕込
「るみ子の酒」で知られる森喜酒造場は、三重県伊賀地方にある蔵元。「妙乃華 山廃一段仕込」は、小さな仕込みで造った限定モノのどぶろくです。無ろ過生。麦茶入れのような容器に入っているところが、マニア心をそそり、即買い決定。
見た目は怪しげですが、この容器、発酵により発生する炭酸ガスが抜ける仕組みになっている優れもの。冷蔵庫の中にも納まりやすく、一石二鳥。蔵元厳封のシールを剥がして蓋を開けると、炭酸ガスがぶくぶくと・・・。現在も醗酵が続いています。 ****************************************************************
まずは、そのままで。真っ白な見た目通りの濃厚なにごり。口に含むと、舌に炭酸が弾け、乳酸系の豊かな香りが広がります。森喜さんらしい、ドライな飲み口で、酸味がしっかり。甘くない大人のどぶろく。喉元を通り過ぎた後、乳酸飲料のような軽い苦味が残ります。ウマイ。はやしの大将が薦めるだけのことはあります。
地元の酒蔵のお酒も飲みつつ、東北の酒蔵も応援しようと思う、きょうこの頃なのでした。
]]>
獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分
http://lagattina.exblog.jp/15743300/
2011-01-03T23:38:00+09:00
2011-04-06T00:10:07+09:00
2011-01-10T12:40:01+09:00
lagattina
今宵の1杯
****食べて、飲んで、調べたこと・・***************************************
●獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分
「獺祭」を醸す、旭酒造は、山口県の山間部の周東町獺越にある蔵元。
「獺祭」は、全て山田錦を使用し、磨きも全て5割以下というこだわりの純米酒です。
「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」は、「山田錦」を39%まで精米して、5℃に保たれた醗酵室で低温でゆっくり発酵させ、遠心分離で上槽した、純米大吟醸。
遠心力で醪からお酒と粕に分離させる手法を取ることによって、圧力をかけずに搾り、滴酒のようなお酒に仕上げているそうです。****************************************************************
まずは、冷やで。吟醸香が清々しい、澄み切った繊細な味わい。すーっと飲め、さらりと消えていく。正月に飲むのに、相応しい凛とした旨さがあります。
続いて燗に。ぬるめに燗すると、ほんのりと柔らかな甘さが出てきて、穏やかな米の旨みが静かに広がる、そんな印象に。温めることによって、味に膨らみと奥行きが出てきて、心地良い酸と渾然一体となって、滑らかに喉を潤します。上燗にすると、ピシっとキレキレの辛口に豹変。おぉっ、これもいい。
温度によって、表情が変わり、それぞれに愉しさがある、飲み厭きしない大吟醸。洗練された味わいながら、味のしっかりしたお節料理にも負けず、栗きんとんとは好相性。合わせる肴を選ばないのが、料理がFIXされる正月には、嬉しい。2日で1升というハイペースでするりと飲んでしまった1本。・・・という訳で、ペースを緩めながら、2011年も飲みます。
]]>
醸し人九平次 Faubourg Saint-Honore [萬乗醸造/名古屋]
http://lagattina.exblog.jp/15013531/
2010-12-03T00:01:00+09:00
2010-12-09T09:49:08+09:00
2010-08-26T06:03:03+09:00
lagattina
今宵の1杯
****食べて、飲んで、調べたこと・・***************************************
●癒し人 九平次 Faubourg Saint-Honore
萬乗醸造は、創業1789年(寛政元年)の名古屋の老舗蔵元です。
「癒し人九平次 Faubourg Saint-Honore 」は、蔵元が今池の秋貞商店のみに醸した特別仕様のプライベート商品。
純米吟醸(山田錦50%)を無濾過で中取りし、「秋上がり」する酒に醸した贅沢なお酒です。
高級ブランド店がひしめくParisのFaubourg Saint-Honoreの華やかさをイメージしたお酒だそうで(どんなだろう)、ラベルには、バラをあしらっています。****************************************************************
買ったのは、猛暑の盛りでしたが、「秋上がり」なんて言われたので、しばらく我が家の冷蔵庫の中で寝ていただいて、時間を置いてから開栓。
九平次らしい華やかな香り、透明感のある酸、上品な甘さ、それに秋上がりらしい、まろやかなコクと旨みが加わり、九平次にしては、しっかりとした味の仕上がり。しなやかな味わいの中に、九平次らしい気品のある美味しさが表現された純米吟醸。旨い。時間を置いて、飲み進むごとに、山田錦らしい広がりのある旨みが愉しめます。1ヶ月くらいかけながら、じっくりいただきました。
]]>
普段使いのスパークリング@都濃ワイナリー スパークリングワインレッド
http://lagattina.exblog.jp/14843172/
2010-07-25T23:36:00+09:00
2010-08-04T21:39:21+09:00
2010-07-26T21:36:04+09:00
lagattina
今宵の1杯
****食べて、飲んで、調べたこと・・******************************************
都農ワイナリーは、宮崎県の中央に位置する都農町にあるワイナリー。東は日向灘、西は尾鈴連山に囲まれた見晴らしの良い高台で、個性的で良質なワインを醸す造り手として、注目されています。
●スパークリングワイン レッド
ボトルのラベルには、尾鈴連山の上に、縁を意味する【En】を模ったイラストが描かれ、【A DREAM SHARED BY ALL 】の文字が刻まれています。「1人の夢が、みんなの夢になった」素敵な言葉ですね。
スパークリングワイン レッドは、マスカットベリーAに、カベルネやシラーをブレンドしたスパークリング。アメリカンチェリーを思わせる、濃い赤い色合いが特徴。****************************************************************
色は、インパクトのある深い赤紫色。泡立ちは大人しめに見えますが、スパークリングらしい発砲感が舌に弾けます。ほんのりと樽香がして、口に含むと、プラムのジャムような凝縮感のある果実の甘み、爽やかな酸味が、心地よい炭酸とともに、口の中を駆け抜けていきます。飲み応えのある味わい。
この日は、イワシのお腹に、ニンニク、ローズマリー、タイム、レモンの皮を詰め込んで、たっぷりの塩胡椒をして半日置いてから、オリーブオイルでカリっと香ばしく焼いた「イワシの香草焼き」に、冷製のラタトゥーユを添えた1皿とともにいただきました。香草の香り、イワシの脂の旨み、ラタトゥーユに入っているトマトの酸味やパプリカの甘みとの相性は抜群。夏のこの季節にぴったりのスパークリングです。 この日はお魚料理とあわせましたが、甘いソースを使った肉料理との相性も良く、ヴァンコットを加えた甘めのソースを添えた豚足と豚肉のソーセージ仕立てとも、良かったです。普段の食事で作るような料理に気軽に合わせたい食中酒。
]]>
秋鹿の会 ~入魂の一滴の垂直試飲~
http://lagattina.exblog.jp/14631251/
2010-06-30T00:51:00+09:00
2010-07-02T11:25:15+09:00
2010-06-21T16:55:14+09:00
lagattina
今宵の1杯
「入魂の一滴」を垂直試飲で、冷と燗で飲み比べよう という趣向。 なんとも豪華なラインナップとなりました。
日本酒
*秋鹿 純米大吟醸 生原酒 7号酵母 山田錦 2010年
*秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 9号系酵母 山田錦
2009年、2008年(おりがらみ)、2007年(おりがらみ)、
2004年、2003年(おりがらみ)
*秋鹿で漬けた自家製梅酒
2004年、2007年(おりがらみ)、2010年・・・京加茂の10度の冷蔵庫で保存。
2009年、2008年(おりがらみ)、2003年(おりがらみ)・・・秋鹿酒造奥専務からの提供。
最初の1杯だけが、スペックが違います。
秋鹿 純米大吟醸 生原酒 7号酵母 山田錦 2010年
奥常務曰く「燗酒にしていいように、7号酵母で仕込んだ」大吟醸を直詰めした1本。
冷:ほのかに発泡感がある、柔らかな口当たり。酸もしっかり。
燗:燗するとさらに穏やかな味わいに。
冷たい茶碗蒸し
ひんやりと冷たい茶碗蒸しには、ジュンサイ、シャコ、枝豆、長芋を彩り良く盛り付け、柑橘系の酸味を効かせた鰹出汁がかけてあります。しっかり取った濃い目の出汁と酸味が秋鹿の酸を引き立てます。上々のスタート。
ここから、純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴(9号系酵母 山田錦)の垂直飲み。入魂の一滴は瓶詰めしてから2年間低温熟成してから出荷する、純米大吟醸。
秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 2009年
冷:香ばしい香りと甘みがあり、酸は少なめ。
燗:酸が立ち、キレが出てくる。旨みに透明感のある綺麗な味わい。
ハモの落とし
湯引きして花が咲いたハモ、ソラマメの塩茹で、ゆかりを散らしたカリモリの盛り合わせ。ハモは、梅肉をつけていただきます。梅肉の酸味が秋鹿と合います。
刺身
大間の本鮪、モガレイ、シマアジ、湯葉が盛り合わせになっています。本鮪はウマイが、秋鹿との相性はよろしくないのが残念。秋鹿との相性が抜群だったのが、シマアジ。ヒカリモノとはいいんだ。これは嬉しい発見。さらに驚いたのは、湯葉との相性の良さ。あのとろっとした甘みを秋鹿の燗冷ましが驚く程に良く合う。
秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 2008年 おりがらみ
冷:秋鹿らしい酸の骨格がしっかり。仄かに苦み・甘・酸のバランスが取れた味わい。
燗:燗冷ましにすると甘みがふわっと出てくる。
焼き魚
熱々の大きな鉢に、甘鯛、時シラズが盛られて登場。鮪の脂とはダメだけど、時シラズの脂とはなかなかいい。秋鹿の酸が魚の油をサラリと流してくれる。甘鯛ともいい。こちらは、燗した時の甘みが引き立つ。面白い。
秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 2007年 おりがらみ
冷:味に重さと熟成感が。濃厚ながら酸の骨格がしっかりしているので飲み疲れしない。
燗:乳酸系の香りが立ち、マッコリに通じる味わい。冷ますと甘みが引き立つ。
宮崎の岩牡蠣
宮崎産の大きな岩牡蠣は、海水で作ったスプーマをソース代わりにしていただきます。冷やと合わせると、牡蠣の磯の香りがすーっと立ち上り、潮が引ける様に、磯の香りが喉の奥にすーっと流れて、消えていく感じがなんとも楽しい。燗ではどうかなと試したら、こちらは、牡蠣のミルクの甘みが際立ち、これまた旨い。どちらで合わせるか、悩ましい。岩牡蠣と秋鹿、Goodです。
秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 2004年
冷:ぐっと熟成感があります。香りは大人しめでひね香はない。
燗:温度が上がると黒麹を彷彿させる香りが立ち上り、甘さと酸が立つ感じ。
燗冷ましにするとより酸が豊かとなり、キレが出てきて、味に厚みと膨らみが。
余韻も長く。これが一番好み。
胡麻豆腐の吸い物
ねっとりとした胡麻豆腐に、エビを添え、風味がしっかりした濃い目のお出汁を張っています。出汁も濃い目の味付けにすると、秋鹿に負けません。
秋鹿 純米大吟醸 無濾過雫生酒 入魂の一滴 2003年 おりがらみ
冷:色は黄色がかっていて、とろりとした旨さ。ぴちぴちとした酸もいい。
燗:秋鹿らしいガツン系の旨さ炸裂。
炊き合わせ
加茂茄子、鮑、レンコンの炊き合わせ。
お食事
茗荷の炊き込みご飯、赤出汁、自家製のお漬物。炊き込みご飯はおかわり自由。
デザート
季節の果物のシャーベット、イチジク、さくらんぼの盛り合わせ。
梅酒
最後は、2010年の秋鹿で6/4に仕込んだばかりという、京加茂自家製の梅酒が登場。漬け込んでわずか2週間なのに、梅のエキスがしっかり出ているのにびっくり。きりっと爽やかな酸味が、この日の宴の良い〆となりました。
京加茂での秋鹿の会は、蔵元のお話を聞きならが、日本酒の飲み比べる楽しさはもとより、お酒と料理との相性を探る上でも、色々と発見がある会。今回も日頃の晩酌に役立ちそうなヒントをいただけました。ただ、今回は、私がカメラマンに挑戦したため、どの写真もブレブレで(>_<)、料理や会場の雰囲気がちゃんと伝えられなくて、残念無念。次回は、秋に開催予定とのことですので、その時は、相棒の力を借りて(←他力本願)、ご報告できれば・・・と(^^) 半年後が楽しみ!
その前になごや純米燗がありますね。今年は9月5日(日)開催とのこと。秋は、美味しいイベント、盛りだくさんです。
]]>
祝1周年★@BAL TERRA[新栄/名古屋]
http://lagattina.exblog.jp/14468040/
2010-05-27T23:59:00+09:00
2010-05-31T23:05:18+09:00
2010-05-27T20:58:56+09:00
lagattina
今宵の1杯
BAL TERRAは、立ち飲み文化が根付かない名古屋にありながら、オーナーの寺田さんのこだわりで、オープン当初から立飲みスタイルを保っているスペインバル。2010年5月24日で1周年を迎えました。
店は、地下鉄「新栄」駅から国道19号を南に徒歩5分、西白山の交差点を北東に入った所にあります。お洒落な看板と、入口脇に置かれた黒板が目印。
店内は、ラテン系の音楽が流れる心地良い空間で、カウンターには、シェリーのボトルが並び、大きな黒板には、ラムやカサーシャベースのカクテルなど、ラテンなお酒の名前が並び、ハモンイベリコ、スペインオムレツ、レバーペースト、イワシの酢漬け、チーズ、ナッツと、おつまみ系が続いています。 ●MOJITO
空が明るく、汗ばむ陽気。そんな時に飲むみたいのは、MOJITO。フレッシュミントをたっぷり使って作ってくれます。ミントの香りと爽快感、仄かな甘味があり、ラム感もしっかりめ。美味しい~。生き返ります。
●Manzanilla Sherry
2杯目は何か、Sherryでも・・・と思ったら「1周年記念でSherry1杯サービスします」と嬉しいことをおっしゃる。お言葉に甘えて、Manzanillaを。
●ハモンイベリコ
Sherry合わせて頼んだのが、ハモンイベリコの生ハム。カウンターに鎮座する大きなモモの塊を、ナイフで丁寧に削って出してくれます。Sherryが、脂の旨みと甘みを引き立ててくれます。美味。
軽くのはずが、1時間。オーナーの店主の寺田さんと、城や歴史話が出来るとは思わなかったなぁ・・・って、こっちのペースに、さりげなく合わせてくれるのは、さすが、プロですね。おかげで、楽しく、気持ち良く、過ごすことができました。Thanks★ 最近、名古屋でも立ち飲み系の店ができてはいますが、椅子がない(立ち飲みだからね)ことへの抵抗が根強いようで、椅子を1脚、2脚増やしていくうちに、立ち飲みじゃなくなった・・・なんて店もあったりするよう。名古屋で立ち飲み文化が、広まるのは難しいのかな。そんな中1周年を迎えた、BAL TERRAの今後を期待。また遊びに行きます。
*""*""*"""*'""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*"""*
●BAL TERRA(立ち飲みバル)
住 所:名古屋市中区新栄2-27-12 加藤コーポ新栄1F
電 話:052-262-6171
最寄駅:地下鉄「新栄」駅より南へ徒歩5分
備 考:立ち飲みなので椅子はありません(^^) 支払いは現金のみ *""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*]]>
天寿 ささにごり純米吟醸 雪ごよみ
http://lagattina.exblog.jp/14147175/
2010-04-20T18:36:00+09:00
2010-04-27T23:07:43+09:00
2010-04-11T18:36:13+09:00
lagattina
今宵の1杯
****食べて、飲んで、調べたこと・・***************************************
●天寿 ささにごり純米吟醸 雪ごよみ
天寿酒造は、秋田県の鳥海山麓で、かつて生駒藩の城下町として栄えた矢島にある、創業130年の蔵元です。
鳥海山の豊かな伏流水をを仕込み水に使い、蔵人と地元の農家で構成する「天寿酒米研究会」が育てた米を使った酒造りに取り組んでいます。
「純米吟醸ささにごり 雪ごよみ」は、天寿酒米研究会契約栽培の美山錦を、なでしこの花から採取した花酵母で醸した、しぼりたての新酒。「ささにごり」とあるように、霙か、春霞を思わせる、仄かに白くにごった、冬季限定の生貯蔵酒です。****************************************************************
立ち上り香は、華やかで、撫子の花酵母の特徴が良く出ています。見た目の印象通りの優しい口当たり。今年のささにごりは、味がのっていて、新酒のはつらつとした感じに、穏やかな香味と柔らかな米の甘みが加わった、メリハリのある味わい。
お酒と一緒に送られてきたのが、ハタハタの三五八漬け。三五八漬(さごはちづけ)は、塩:麹:米=3:5:8の割合の漬床で漬け込んだ、秋田の郷土料理。お酒に合わない訳がありません。弱火でじっくり焼き上げて一献。ハタハタを焼いた時の芳ばしい香りと麹の甘さが、ささにごりと良く合います。美味しい。これまでに呑んだ天寿のお酒の中で1番のヒットかも。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/