3日目
8:10 宮崎駅前 ⇒(レンタカー)⇒ 8:50 西都原古墳群
旅の3日目は、終日宮崎観光を。ここまで列車でのんびり来ましたが、さすがにこの日は、効率を考えて、レンタカーで宮崎県内を周る事にしました。
◆西都原古墳群
最初に向かったのが、宮崎市内から車でおよそ40分。宮崎県の中央に位置する西都原台地に広がる
西都原古墳群です。
東西2.6㎞、南北4.2㎞に広がる敷地内には、4世紀頃から7世紀に造られた300を超える古墳が点在。円形墳、前方後円墳、方形墳、地下式古墳、とどこを見ても古墳だらけ。広い敷地内を車で移動しながらの見学となりました。
171号墳(西都原古墳唯一の方墳)
13号墳左上の写真は、西都原古墳群で唯一の方墳。奥の森に女狭穂塚があります。
右上の写真は、4世紀後半に作られた、前方後円墳。普段は、古墳の内部に入って見学できるようなのですが、この日はあいにく月曜日。内部へと向かうドアには「閉鎖中」の札が。・・・この手の調査のツメはどうも甘い私です(失笑) 。
鬼の窟古墳
6世紀末-7世紀初めに造られた古墳。中心に大きな円墳があり、その周囲がぐるりと外堤と二重の堀で囲われています。円墳の内部は、横穴式石室となっていて、中を覗くと、石がきちっと敷き詰められている様子がわかります。
男狭穂塚・女狭穂塚男狭穂塚は、ニニギノミコトの陵墓、女狭穂塚はニニギノミコトが西都の地で出会って妻としたコノハナサクヤヒメの陵墓であるとされています。墓のある周囲は、宮内庁管轄となっていて、中を覗くことすら拒むように森と鉄条網で厳重に囲まれ「立ち入り禁止」の立て札が重々しく立っています。宮内庁が、ここまで秘匿するのは、天皇家のルーツに係るからなんでしょうね。
古墳の多くは謎を秘めたまま眠り続け、これにロマンを感じる人にとっては、この古墳群はたまらない場所なのでしょうね。○○ノミコトって誰だっけ???みたいな状態ではイケマセンね(失笑) 日本の神話のことをある程度頭に入れてから、訪れた方がより楽しめる場所のような気がしました。