長野つながりで。先日、いただきものをした、
柿博多という伊那のお菓子のお話を。
柿博多というのは、種を取って伸ばした干し柿にバターや杏、または柚子などを重ね、博多織に見立てたもの。切り口や彩りが綺麗なことから、お正月のお節や、八寸などに使われることもあるようです。
こちらは、市田柿で作った干し柿だけを重ねて作ったという変り種。羊羹のような棒状になっていますので、包丁でカットしていただきます。・・・なので、とっても食べやすい。甘くて濃厚な干し柿を、お上品に食べられます。お茶請けなどに良い感じ。ただ、八寸に使う・・とか、日本酒のアテにするとしたら、酸味とか、コクとか、香りなど、もう一ひねり欲しいところ。産地としては、市田柿「100%」ということへのこだわりがあるのかもしれませんが、間に何か挟んだ方が、カットした時に崩れにくいし、見た目も綺麗なのではないかしら?と思ってしまいました。(←ただの酒飲み)
でも、余計な加工をせず、干し柿だけで作った方が、お土産向きかもしれませんね。そうそう、外国の方へのお土産などにも良さそう。見た目は「日本的」で、中身は彼らが好きなドライフルーツですもの。チーズと一緒にAperitifなんかにも良さそうだし・・・って結局お酒の話に戻ってしまいました(^^ゝ