わけぎは、冬から春にかけてが旬のお野菜。特に桃の節句の頃から甘みを増して、美味しさが増しますよね。ご近所のなかともさんからご実家の自家製わけぎのいただきものをしたので色々と酒の肴で遊ばせていただきました。
●わけぎの梅味噌添え
さっと茹でたわけぎの根元を芯にして、クルクル巻きにしたものに梅味噌を添えただけ。
梅味噌といっても、こちらは、青梅と氷砂糖と味噌で作る本格的なものではなくて、西京味噌に梅酢(梅干を漬けた時の漬け汁)を1:1の割合で合わせたもの。
●わけぎのぬた
茹でたわけぎを酢味噌で合える定番料理ですね。あらかじめ合えた方が味が馴染むのでしょうけど、我が家では、見栄え重視。好みに応じて酢味噌を添えていただきます。
酢味噌は、西京味噌を使う場合は、味噌:酢:日本酒=3:3:1、
田舎味噌の場合は、味噌:酢:味醂:砂糖:日本酒=2:3:2:0.5:1 かな。
この日の晩は、ワカメとホタルイカを添えてみました。炙ったあぶらあげを合わせるのもいいかな。本当なら貝を合わせるのがいいのでしょうけど、私、貝が苦手なので、こういう取り合わせになってしまいます。
●わけぎのササミの柚子胡椒和え
軽く塩をして酒蒸したササミ、蒸し汁で茹でたわけぎを柚子胡椒で和えて、梅干を添えたもの。ササミは酒蒸ししてから蒸し汁に漬けて冷ますとしっとりします。和えるバランスはお好みで。ササミ3つに、わけぎ5本、柚子胡椒小匙1/2が我が家の目安。
●わけぎとあぶらあげの煮びたし
我が家の定番の煮びたし。週末に刻んだおあげを鰹出汁1カップに、酒・味醂・薄口醤油を各大匙1加えた濃い目の煮汁であらかじめ煮含ませたものを作っておいて、お浸しや和え物に使ってます。こちらは、あらかじめ煮含ませておいたあげを利用して作ります。鰹出汁で煮含めたあげを温めたら、そこにわけぎの根元、葉の順に加え、調理時間2分足らずで完成。白菜やキャベツに火の通りが抜群に早いので晩酌中のとっさの1品とか、朝食のお助けメニューとしても重宝します。
●わけぎのチヂミ
わけぎ5本をザクザクと切ったものに、片栗粉をまぶして、千切りにしたジャガイモ1個、卵を混ぜ合わせて、胡麻油で焼くだけ。塩鱈とか、イカの塩辛で塩気を補うと、タレなしでもイケるので、日本酒のアテにもなります。
とりあえず思いついて作ったのは、こんな感じかな。頑張ってあれこれ作ったつもりですが、こうして並べてみるとありきたりかなぁ~。皆さんのご家庭で作るわけぎのお薦めレシピがあったら是非教えて下さい!