「夕食は、何にしたらいいかなぁ」「サラミがあるからチーズでも買ってワインを開けようか」
なんて相棒と話をしながら、栄界隈を歩いていた会社からの帰り道、見覚えのある背の高い青年とバッタリ。おぉ、マジシャンDydy君ではありませんか!最近、京都のシャンパンバーに通っているという彼が、京都でフランスのバルバリー種の鴨の飼育をしている会社があり、そこの「鴨ハンバーグ」が気に入って、非常食用にストックしていること、今もすぐそこの明治屋で買ってきた帰りであることを話してくれました。この瞬間、今夜の夕食が決定。いやぁ助かりました。
紹介してもらったのが、京都の
カナールジャパン製造の、バルバリー種100%を使用した鴨肉ハンバーグ。「フランスカモ」と書かれたトリコロールカラーのラベルが目印。すでに加工してあるので、そのまま15分ボイルするだけで食べられるようです。
ハンバーグは、大人の女性の掌サイズ。さっそくボイルしていただきました。ナイフを入れると肉汁がジュワ。粗挽きにした肉を使っているので、適度な噛み応えがあるのが嬉しい。弾力があり、脂の入り具合、鴨のゼラチン質や軟骨等々の食感も絶妙。鴨特有の香りと旨みがあり、いやぁ、ちゃんと鴨してます。1個350円のレトルトとは思えない、しっかりした食べ応えと味わい。CPの高さはピカイチです。満足満足。
相棒君が即席で作ってくれたソースとの相性も◎。冷凍庫にあった鴨の脂身を刻んだもの、グースファット、グラスドビアン、赤ワイン、オレンジジュース、蜂蜜を煮詰め、オレンジビターで香り付けしたオレンジソースは、艶やかで、ほんの数分で仕上げたものとは思えない出来栄え。濃い目のビストロっぽい仕上がりとなっています。素晴らしい。
私がこの日にしたのは、添え物用に空豆と新ジャガを茹で、作り置きの
レンズ豆のサラダをボールに盛り付けただけ。楽させていただきました。
2人ともこの鴨ハンバーグがすっかり気に入ってしまいました。教えてくれたDydy君には、感謝!感謝!です。時間がない時、お財布がピンチな時・・・等々、色々な場面で我が家の食卓を飾ってくれそう。近いうちに、非常食用に調達する予定です(^^)