最近、すっかり日本酒づいている私。この冬は珍しくワインを飲む日より日本酒を飲む日の方が多かったような気がします。春になっても燗酒三昧・・・。日本酒って、米ですからねぇ。飲んだ分だけ身体に蓄積されているような気が(汗) 濃い目の辛口の日本酒が好きな私が、最近気に入ってよく作る酒の肴がこちら。
●豚の酒粕漬け焼き
~漬け込みましょう~
①豚ばら肉にたっぷりの塩をして20-30分おき、水気を拭き取ります。
②酒粕に日本酒、味醂少々を加え、柔らかくしておきます。
③タッパーに酒粕を敷き詰めて、豚を並べ、酒粕で覆ったら、また豚を並べ、
最終的に表面が酒粕で覆う状態にします。
④ラップをかぶせて、タッパーの蓋をして、冷蔵庫に1週間以上置く。
~焼きましょう~
①お肉についた酒粕を軽く取ってテフロン加工のフライパンに肉を並べて蓋をして、
きれいな焼色がつくまで、弱火で10分程かけてじっくり焼きます。
②焼色がついたら、ひっくり返してさらに10分程焼いたら出来あがり。
七味を振っていただきます
なんてことない、酒粕に漬け込んだ豚肉を焼くだけの料理ともいえないもの。豚は脂と厚みがあるものを使い、ポイントは弱火でじっくり焼くこと・・・それだけ。一度に大量生産できるし、保存が利くので、冷蔵庫の中が寂しくなる週の後半の時のお助けメニューとして、この冬、結構活躍しました。お肉を取り出したフライパンにザク切りのキャベツを投入して強火でさっと炒めればもう一品完成。キャベツが豚の脂の旨みを吸うので、調味料いらず。これに湯豆腐に青菜のお浸し、煮物、佃煮の小鉢が揃えば、我が家の晩酌セットの基本形。まだ少し残っているので、燗酒で一杯する夜がもうしばらく続きそう。