レンズ豆は水で戻さなくても使えて、茹で時間も15分程で適度な固さになる調理の手軽さが魅力。茹でたものをハーブとマスタードを効かせたドレッシングで和えるだけでもいただけますが、ベーコンと炒め煮してからマリネしたものの方が、ワインには良く合います。
●レンズ豆のサラダ
①レンズ豆をたっぷりの水に10分程度浸す。
②ベーコンを3mm角、玉葱・ニンニク・ニンジン・パセリを微塵切りにする。
③ベーコンを弱火で炒め、脂が出たらニンニク・玉葱・ニンジンの順に加えて炒める。
④野菜に火が通ったらレンズ豆を加えてさらに炒める。
⑤乾燥ハーブ(タイム・パプリカ)、パセリを加え、塩胡椒したら
白ワインをひたひたになる程度加え、水分がなくなるまで15分程煮る。
⑥⑤をオリーブオイル・赤ワインビネガー・粒マスタードを合わせたマリネ液に浸し、
味が馴染んだらできあがり。
ベーコンの旨味を吸わせたお豆をいただく料理です。ベーコンは塊のモノをカットして使いたい。(パンチェッタの切り落としがあったらなお良い)味のポイントは、豆を茹で過ぎず適度な固さを残すこと、ビネガーの酸味を効かせること。作りたての温かいものより、一晩くらい冷蔵庫で冷やしたものの方が味が馴染みます。刳り抜いたトマトに詰めてセルフィーユを飾ったらお洒落な前菜になりますが、我が家ではレタスを敷いたサラダボールに盛り付け、ワインをグビって感じでしょうか。夏場にワイン・・という時に作る料理の1つです。