6月4日(日)
最近B級ご当地グルメが注目されていますが、駒ヶ根は「ソースカツ丼」で有名。お店の数も多く、
駒ヶ根ソースカツ丼会運営サイトの充実ぶりからも、並々ならぬ地元パワーが伝わってきます。行くとしたら、ソースかつ丼発祥の
きらくか、老舗で人気の
明治亭?コレという決め手に欠けて悩んでいる時に、ふと手にしたのが日経新聞
食べ物新日本奇行でお馴染みの野瀬泰申氏の著書
全日本食の方言地図。・・やっぱりありましたソースカツ丼の記述。目を引いたのが、
さくらソースカツ丼の文字。これだ!
という訳で「さくらソースカツ丼」が食べられる
アンデルセンへ行くことに決定。場所は、駒ヶ根IC出口から東へ400mの道路沿い。向かいの
明治亭の明るく目立つ看板が目印です。店に着いたのは午後6時半。明治亭の駐車場は満車状態なのに、我がアンデルセンは、ひっ~そり。店内も暗く、田舎の寂れたファミレスの様相。・・・・ううむ。若干の迷いもありましたが、初志貫徹。アンデルセンの駐車場に車を停めます。
●ソースカツ丼
相棒のチョイスは、豚ロース肉を使ったオーソドックスなソースカツ丼。ご飯の上に、千切りキャベツ、ソースを絡ませてカットしたロースカツがどーんと盛られています。駒ヶ根ではカツ丼と言えばソースカツ丼で、普通のカツ丼は「煮カツ」と呼ぶそうです。当たり前と思っている食べ物が、別の土地に行くと全く別の食べ物になる・・・面白いですね。
●さくらソースカツ丼
こちらはご飯の上に、キャベツの千切り、ソースを絡めてカットしたカツが盛られ、ゆで卵を刻んだものがトッピングしてあります。「さくら」とは馬肉のこと。馬肉好きで馬刺のタテガミに目がない私。さっそくいただきま~す。揚げたてのカツは熱々。お肉は固いかなと思ったのですが、サクラヒレ肉を使ったカツは、柔らかく、肉汁もたっぷり。少し甘めのソースの染み具合もGood! ご飯が進みます。
安くてお腹がいっぱいになって、それでいて話の種になればいいよね・・・くらいのノリで行ったのですが、意外と侮れないウマサ。ジャンキーな食べ物としては充分合格点。コスパ的にも〇でしょう。さすがにハシゴする元気はありませんし、わざわざこれの為に車を走らせるか・・・と聞かれると微妙ですが、ドライブ帰りにたまたま駒ヶ根を通りかかったら、寄ってみるのも楽しいかもしれません。予想外の満足度に笑顔で旅を締め括る2人なのでした。
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●アンデルセン (ソースカツ丼)
住 所:駒ヶ根市赤穂3292
電 話:0265-83-3774
備 考:駒ヶ根IC出口から東へ400m 明治亭の向かい側
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