ワインはグルナッシュやシラーが主体のものを好んで飲む大のローヌ好きの私が、最近気になっているのが、バスクのワイン。釧路のフレンチレストラン
Gustoraで出会った
ABOTIA 2001の印象がとても良かったこともあり、バスクと聞くとつい反応。Chez Totoのワインリストにバスクの文字を見つけてしまったら、さあもう飲まずにはいられません。
バスク地方はフランス南西部のスペインに隣接した地域。イルレギーは、バスクを代表するワインの産地で、主な品種はタナ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。BURANAは蒸留酒(Eau-de-Vie )で知られた醸造元ですが、20年程前からワイン造りも始め、ワインでも注目されているようです。iRouLeGuy 2002は、どっしりとしたパンチの強さが魅力的なワインでした。
深みのある紫がかった濃いルビー色。香りは、黒い果実、なめし革、ミネラルを感じます。抜栓直後は、やや酸味を感じますが、少し時間をおくと黒果実系の甘みに変わります。香り通りのしっかりとした味があり、スパイシー。南斜面で太陽の光を存分に浴びた葡萄なのかと想像が広がります。私好みの味。自家製ソーセージのレンズ豆添えとの相性もばっちり。すいすいとグラスが進んでしまいます(^^)。同郷のチーズ、オッソー・イラティとも合わせても良さそう。これは、次回以降のお楽しみといたしましょう。それまでワインが残っていると良いのですが・・。