寒いのはあまり得意な方ではないのですが、「食」に関しては冬ならではの楽しみがたくさんあります。その一つがチョコレート。先週相棒が東京出張の帰りに珍しくお土産を買ってきてくれました。それがこちら。
PIERRE MARCOLINIのチョコレートです。夏場だったら考え難いお土産。この日ばかりは寒さに感謝しました。
PIERRE MARCOLINIはベルギーを代表するショコラティエ・ピエール・マルコーニ氏の作るチョコレート。チョコレートそのものの佇まいの美しさはもちろん、チョコレートを入れる小箱からしてスタイリッシュでお洒落です。この「LES SAVEURS DU MONDE(サヴール デュ モンド)」は、7つのカカオの産地のチョコレートで構成するアソートボックス。どれもカカオ含有75%、シンプルにチョコレートの香りが楽しめるプレーンな板状のカレタイプになっています。褐色のショコラに、Venezuela・Ghana・Trinite・Chuao・Java・Madagascar・Equateurの金文字が映えます。
Venezuela
・・・濃い褐色でチョコレートらしいしっかりとした苦味と力強さのある風味豊かなショコラ。
Ghana
・・・軽くてクセがなく、口溶けが滑らかなチョコレート。ミルクとの相性が良さそう。
Trinite
・・・ファーストアタックは軽くてまろやか。後から爽やかな苦味がきて、最後に紅茶を思わせる独特の香りが残ります。脂肪分は低め。
Chuao
・・・強い酸味が特徴。熟した赤い果実を思わすアロマを持ち、軽くて爽やかな印象で始まり、口の中で溶けきる寸前にすっとした若い苦味がきて、最後にベリー系の果実を思わせる酸味が余韻として残る個性的な味わい。初めて出会う味。
Madagascar
・・・ミルクチョコレートのように口当たりが柔らかで日本人の味覚に馴染み易い味。ほのかにキャラメルの風味がします。ブロンズを思わせる明るい茶褐色。
Java
・・・コクというより、ミルクチョコレートのような脂肪分の高さを感じます。甘さは控えめ。
Equateur
・・・華やかな香りがあり、コクと深い苦味があります。ナッティーな渋みが独特。
同じカカオ豆でも産地によって、香り、風味、苦味、コク、酸味、甘さ・・・が異なるんですね。じっくり食べ比べてみると、それぞれが個性的。色々な表情があり、思っても見なかった味もあったり・・・となかなか面白いです。Venezuela、Equateurあたりが私のストライクゾーン。チョコレートの奥深さを堪能できる一箱。お薦め。
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●PIERRE MARCOLINIHP (チョコレート)
住 所:東京都中央区銀座5-5-8
電 話:03-5537-0015
最寄駅:地下鉄「銀座」駅B3出口より徒歩1分
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