3日目(8月15日)
対馬2日目の宿は、対馬東岸の佐賀浦の入江にある民宿・
たけだ家です。狭い路地を入ったところに建物があり、2階が客室。この日は、貸しきり状態で、宿に着いたら、お風呂を独占できました。ゆっくり湯に浸かって、汗を流します。
こちらはご主人1人で営む民宿で、夕食は全てご主人の手作り。1階奥の座敷でいただきます。
お膳に並んでいるのは、鯛の塩焼き、イカの刺身、あら汁、イカの煮付け、かぼちゃのそぼろ煮、手羽元のから揚げ・・・と盛りだくさん。
お酒は、持込が基本。昨日、河内酒造で購入した日本酒と焼酎のうち、焼酎を開けることにしました。飲み方はロックで。(氷は用意してもらえます)
ご主人は対馬の歴史や、昨今の対馬事情に詳しく、あれやこれやと教えていただきました。対馬では、生まれてくる人の数より、亡くなっていく人の数の方が200人も多いこと。主な産業のひとつが観光業を支えるのは、韓国からの観光客で、その数は年間22万人を超え、観光客数全体の4割以上を占めること。上対馬では、やはり、携帯電話が韓国の電波を拾ってしまうことが多く、上対馬に行った時は、携帯電話を使わないようにしていること。国境の離島が抱える問題に思わず、うなってしまいました。明日から漁が始まるから、朝早く起きたら、魚が揚がるところが見られるかもしれないと教えてくれたので、翌朝6時に起きることに。ちょうど漁を終えた船が、戻ってくるところでした。
水揚げされたのは
イカ
透明感があってピンク色をしていて綺麗
これは何の魚かな
遠くでネコさんが、おこぼれを狙っています。2日ぶりの漁とあって、ネコさんお腹をすかせているようでした。
小魚をもらうと素早く加えて走り去っていきました。ネコにお盆休みなんてわからないからねぇ・・・と漁師のおじさん。・・・それもそうですね。
朝7時を告げる町内放送
流れがたので、宿へ戻って朝食を。
これから一気に島の南端・豆酘へ移動します。