6日目(2015年4月22日) つづき
Brooklyn散策が続きます。午後からはWilliamsburgに移動。
FIGAROの記事を引用すると、Williamsburgは、"What"s New?"が挨拶代わりのトレンドセッターたちが集う、NYの流行発信基地Brooklynの中でも一番ホットなエリアなのだとか。
日本の各メディアの扱いも大きく、TVや雑誌のNY特集では、最新の音楽、ファッション、フードを提供するショップ情報が頻繁に取り上げられ、ガイドブックには多くのページを割かれ、Brooklynに特化したガイドブックが相次いで刊行される・・・といったフィーバーぶり(←古いっ)
旅のリサーチをする中で、Brooklynを見ずして、NYを語るなかれ・・・的な気分に。・・・といっても、ファッションには疎いので、食のトレンドウォッチング。
Brooklynは、コーヒーの先進地というイメージがあり、確かにCafeも多いのですが、最近では、お茶がトレンドのよう。通りを歩いているとCafe Barならぬ、お洒落なTea Barや紅茶専門店もちらほら。
●MatchaBar
さらにその1歩先を行く感じのTea Barが、昨年秋にOpenしたというNY初の抹茶専門店「MatchaBar」。新しいもの好きのニューヨーカーで賑わっていました。。
●Mast Brothers Chocolate
Mast Brothers Chocolateは、カカオ豆の仕入・選別・焙煎・摩砕・調合・成形までのチョコレート製造工程の全てを自社工房で一貫して行うBean to Barのトレンドの先駆けとなったマスト兄弟経営の手作りチョコレート専門店。
店の奥が工房になっていて、南米産のカカオ豆を煎ってチョコレートに練り上げる作業の様子が店内から見渡せるようになっています。
店内のディスプレーもチョコレートのパッケージもお洒落。という訳で、旅の6日目にして、この旅行最初のお買い物を。自分への土産として、ペルー、ベネズエラ、ブルックリンブレンドの3枚を購入。ペルーは香りが軽やか、ベネズエラはドライフルーツのような甘みがあり、ブルックリンブレンドは香り、甘さ、苦みのバランスが絶妙。どれも、甘さを控え、カカオの風味を生かした大人のチョコレートで、とっても美味でした。
●Mast Brothers Chocolate Brew Bar
チョコレート専門店に隣接しているのが、同じくマスト兄弟経営のChocolate Brew Bar
ここで提供されるのは、とろりと甘い一般的なホットチョコレートとは全く異なる、オリジナルドリンクの「Brewed Chocolate」
注文を受けてから、カカオ豆を粉砕したカカオニブを、コーヒーを淹れる時のように、1杯ずつ丁寧にペーパードリップで抽出して供されます。見た目は薄いコーヒーのようで、サラリとしていますが、カカオ本来の香りと、酸味、仄かな甘みが感じられる新感覚ドリンク。
確かに、新しくて面白そうなものに出会えるエリアではあるけれど、
お洒落な店があるのはほんの一角で、メインストリートを少し外れると、工事現場が多く、再開発の真っただ中にある・・・といった感じ。
線と点が面として広がっていくのはこれから・・・という感じ。それは午前中歩いたDUMBOも同じかな。
そんなBrooklynを歩いていて、気になったのは、ATM。
Brooklynでは、Cash Onlyの店が多いせいなのか、店内にATMを設置しているところを、ちょこちょこ見かけました。
トイレの横にあったり、店の入口の横にあったり・・・。手持ちの現金が少ない時は、心強いかも。店の中にはATM、これ、ブルックリンスタンダードなのかしらん。