5日目(2015年4月21日) つづき
Lower Manhattannから東に移動し、NYの下町Lower East Sideへ。
訪れたのは、Houston Streetと Ludlow Streetの南西角にある「Katz' Delicatessen」。NYを代表するデリカテッセンとして名高い創業1888年の老舗です。
おのぼりさんの私のお目当ては、名物のパストラミ・サンドイッチ!
店に着いたのは正午ジャストとあって、店内は活気があります。
入店したら、まずは、チケットをもらいます。これにオーダーが記入され、お店を出る時にこれを元に清算となるので、なくさないようにしましょう。
セルフスタイルで自分でオーダーするなら、空いているカウンターへ進み、普通のレストランのようにテーブルオーダーしたければ、"Waiter Service Only"というテーブル席へ進みます。頼むのは、パストラミサンドと決まっているから、私は迷わず、セルフオーダースタイルで。まずは、サンドイッチのオーダーから。具は、ターキー、コーンドビーフ、パストラミビーフとありますが、私は初志貫徹でパストラミ。
サイドディッシュと飲み物は、奥のカウンターで注文します。生ビールは数種類あり、迷っていたら試飲させてくれるのが嬉しい。お兄さんお薦めビアをチョイス。
ビールには、フライドポテトは欠かせません。
という訳で、とってもボリューミーなランチとなりました。
豪快に詰められた名物のパストラミは、肉厚で柔らかくて、肉汁をたっぷり湛えていて、しかもホッカホカ。たっぷりのマスタードに良くあってウマイのなんの・・・。やみつきになる美味しさ。ビールとの相性は抜群。フライドポテトもちゃんと美味しく、丸ごとゴロンのピクルスも侮れない。120年以上ニューヨーカーに愛されてきた理由がわかるような気がします。コレを食べるだけのためにまたNYに行きたいくらい。大満足。
この老舗デリカテッセンを世界的に有名にさせたのが、メグ・ライアンがブレイクするきっかけとなった映画『恋人たちの予感(Where Harry met Sally)』。サリー(メグ・ライアン)が、ハリー(ビリー・クリスタル)と食事をしている最中に、色っぽいあえぎ声を披露し、ハリーや周りのお客たちを驚かせる、有名なシーンが撮影されたのがここ。メグが座った席の上にはサインがありました。
心も胃袋もすっかり満たされ、またいつの日か再訪することを心に誓い、店を後にしたのでした。ご馳走様でした。
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●Katz's Delicatessen (パストラミ・サンド)
住 所:205 E Houston St. New York, NY 10002
電 話: 212-254-2256
最寄駅:地下鉄「2nd Avenue」駅(F線)より徒歩3分
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