12月30日(火)
●Le Miretti Gascon
この日の夜は、シーフードを食べようと決めていて、レセプションで、第1候補を「NUMAIA」 第2候補を「Le Miretti Gascon」として、ディナーの予約をお願いしたのですが、私が差し出したリクエストシートを見たレセプションのおばちゃんが「絶対、こっち」と第2候補の店を熱心にお薦めになる。・・・という訳で、おばちゃんイチオシの店を予約してもらうことになりました。
ホテルから歩くこと30分。店先では看板猫のPepeさんが、お出迎えしてくれます。白と黒の美人さん。
予約したのは19時だったのですが、すでに満席状態。笑っちゃうくらい日本人だらけで、外のテラス席以外は全て日本人客で埋め尽くされていました。ありとあらゆるガイドブックの類に掲載されている有名店だけあります。
お店のスタッフは日本語ペラペラでメニューも日本語。ホテルのおばちゃんが薦めた理由もここにあるのかな。
まずは食前酒でのどを潤しオーダーを。やっとオーダーに来てくれた・・・と思ったら、メインに考えていたフエダイも、アイゴも、「今日はナイ」とバッサリ。・・・なんてこった。メインが2品とも玉砕。どうしようかと思ったのですが、ここで「もうちょっと考える」と言ったら、さらに30分近く放置されそうだったので、その場でエイヤと即決(^^; ・・・という訳で、こんなオーダーとなりました。
*食前酒:スーズー、リカール
*ミックスフライ
*マヒマヒのグリル
*鮪の醤油ソース
*白ワイン:ミュスカデ
●ミックスフライ
天使のエビ、イカ、マイワシ、イワシ・・・ どれも新鮮でフレッシュ感を残した絶妙な仕上がり。素材の良い熱々の揚げ物にハズレなし。これ食べるだけのためにまた来たいくらい絶品。添えてあるマヨネーズソースも酸味と辛味が効いていていい按配。白ワインが進みます。待った甲斐がありました。上々のスタート。
前菜がシェアしてちょうど良いポーションだったので、メインはさぞボリューミーだろうと、待ち構えていたのですが、程なく運ばれてきたお皿は・・・
●マヒマヒのグリル マスタードソース
意外と小じんまりとしたポーション。こちらは私が頼んだマヒマヒのグリル。マスタードソースをまとったマヒマヒのグリルにライスとパプリカのムースが添えてあります。身は厚く、ふわっとしていて、いい焼き加減。
●マグロのグリル 醤油ソース
こちらは相棒のチョイス。厚切りのマグロをこんがり焼いてあり、醤油ソースをからめていただきます。焼いたマグロに醤油というのは、日本人的には、想像した通りのお味。
食後のコーヒーは、Malongoのエスプレッソ。Malongoは、南仏ニースに本店のあるコーヒー豆メーカーで、ヌメアのレストランのほとんどが、ここのコーヒー豆を使っていて、町のあちこちでロゴを見かけます。Anse Vataの La Promnade Shopping Centerに、直営店が、コーヒー豆の販売だけでなく、店内でコーヒーやサンドイッチが楽しめるCafeとしても営業。香り良く苦みがしっかりしていて、後味すっきり。今宵のディナーの良い〆となりました。
メインが少ないなら前菜を2品にして、ムール貝のワイン蒸しも頼めば良かったかな・・・とか、食べたかった料理がなかった時点でメニューを組み立て直せば良かったかな・・・とか、オーダーに少々悔いが残るディナーとなりました。せめてメニューを渡す時に出来ない料理があるなら教えて欲しかったなぁ。・・・・まぁ、言っても仕方ない。年末年始も営業していて、そこそこのお値段で、気軽に楽しくシーフードを楽しむことが出来るありがたいお店。ご馳走様でした。
風が強いので日が暮れると上着が欲しいくらいの涼しさになるのが、ニューカレドニアの夏。夜にクールダウンできるのが、日本の夏にはない魅力。夜風に吹かれながら、海岸沿いの道をホテルに戻りました。
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●Le Miretti Gascon(seafood)
住 所:24 Rue Gabriel Laroque, Noumea, New Caledonia
電 話:687-26.40.41
アクセス:アンスバタ
備 考:クレジットカードの使用可能
年末年始:12/31はスペシャルメニューのみ
それ以外は通常営業(2014-2015情報)
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