出石の城下町の宵田通り沿いにある「よしむら」という蕎麦屋の脇に、桂小五郎住居跡の記念碑があります。川崎尚之助の故郷・出石は、逃げの小五郎の潜伏地でもあるのです。
禁門の変(蛤御門の変)で敗れた長州藩が、朝敵として京都を追われた際、桂小五郎(後の木戸孝允)は身の危険を感じ、京都から但馬へ身を隠し、潜伏していました。
小五郎は、但馬の小商人の息子・広戸甚助と直蔵兄弟の助けで京都を脱出。出石に匿われていましたが、会津藩の追手が来たときくと、養父市にある西念寺に寺男として住み込んだり、城崎温泉にも逃亡しています。さすが逃げの小五郎と言われただけあります。逃げるのがお上手。潜伏期間が長かった出石城下町でも、潜伏先を転々としていて、記念碑が建つの住居跡は、商人になりきって、屋号 「廣江屋」という「荒物商」を開いていた場所。
記念碑のある宵田通り沿いに潜伏跡の石碑発見。広戸家の親戚 「塩屋重兵衛」 の住居跡です。
「角屋喜作」も広戸家の親戚。甚助と直蔵が最初に小五郎を匿ったと言われている場所だそうです。(最初の隠れ先としては、広戸家の檀那寺である昌念寺という説もあるよう)
「角屋喜作」宅 の斜め向かいの「疊屋茂七」 宅にも潜伏。立派な町家。
兄弟の実家「廣戸喜七」宅 にも潜伏。現在は駐車場になっています。
川崎尚之助ゆかりの地をめぐるはずが、途中から、小五郎探しになってしまいました(失笑)
蕎麦屋がひしめく通り沿いに、但馬産の野菜を売る八百屋さん、発見。
てます。とにかく安い。ズッキーニ50円。ゴーヤー50円。
そうめん南瓜が気になって、買ってしまった。リュックがずしり。
こんなトマト見たら食べたくなっちゃう。50円の冷たいおやつ。
いったい何をしに来たんだか・・・(失笑) でも、ついつい野菜を買い込む人は、私だけではないようで(^^; いい商売してらっしゃいます。
15:00 出石 ⇒(全胆バス)⇒ 15:30 豊岡
かぼちゃを背負って、バスで豊岡へ戻ります。