京都の夏を楽しもうと、祇園祭の宵祭りへ。
昼間の明るいうちから、山鉾を飾った通りは、見物客で大賑わい。提灯に灯が点ったら、綺麗だろうな。
呉服問屋が多い室町通で、船鉾というひときわ豪華な鉾の扇子を購入。
四条通から新町通、室町通と歩き、33あるという山
鉾を一通り見て周ったら、バスで八坂神社へ。
夜の8時になると、境内の灯を消し、暗闇の中で神輿に神霊を移すのだそうです。
おみくじを引いてから、屋台売りのレモンサワーで一息。目の前でレモンをカットして絞って作ってくれるサワーは、美味しいね。1杯500円でも許そう。
先斗町の路地にある
居酒屋で、暗くなるのを待ってから、再び、宵山見物へ。
山鉾に吊られた駒形提灯に灯が入ると昼とはまた違った美しさ。
山鉾の上で奏でられる、祇園囃子が、祭りの雰囲気を盛り上げます。
どの通りも歩行者天国になっていて、人・人・人でいっぱい。
鉾頭に、16弁の金色の菊花を付た菊水山。
山に飾るご神体が、山伏の姿をしている山伏山。
龍門の滝を登った鯉は龍になるという「登龍門」を表す鯉山。御神体は木彫りの鯉。
山鉾の下では、厄除けの粽、御礼が授与されていました。
山鉾のある通り沿いには、屋台がたくさん並んでいて、それも近所のイタリアンやフレンチのお店が出店していたりするので、ドリンクひとつとっても、ワイン、カクテル、スパークリング、シードル・・と洒落ています。目の前で作ってくれるフローズンマルガリータ(テキーラ多め)や、ロゼワインなどを飲みながら祭りの夜を楽しみました。
祇園祭の宵山を訪れるのは初めてでしたが、独特の雰囲気にすっかり魅せられました。ぶらぶらと、ゆっくり見学が出来たのも良かった。
機会があれば、今度は、山鉾が巡行する様子も見てみたくなりました。行けるといいな。