大阪の相棒君宅へ行く前に、鶴橋で途中下車して、前々から気になっていたモツ焼きの店で一杯と相成りました。
●茂利屋
訪れたのは、JR「鶴橋」駅西口を出てすぐのガード下にある「茂利屋」です。お隣には「大門」があり、その先には「串まつ屋」がある、モツ焼き好きには魅惑エリア。開け放たれた店に1歩入ると目の前がL字カウンターと厨房があり、右奥がテーブル席になっています。焼き台に立つのは、愛想のいい浪速のお姉さん。コワもてのおばちゃんにおっかなびっくり・・・という店が少なくない中、一見さんも笑顔で優しく迎えてくれます。一気に緊張が溶けました。さぁ、生ビールだ!
お通しのキャベツをぽりぽりしながらオーダーを。鶴橋といったら、まずは、生コブクロ。ツルンとした食感、タレの絡み具合がいい按配。
串は、基本2本ずつの注文なのですが、この日は、カウンター席を幅広い年代の女子が占拠しているという状況も手伝って、「1本ずつでもいいですよ~」とのこと。お言葉に甘えて1本ずつ焼いてもらいました。まずは、心臓、センマイ(第三胃)、ウルテ(気管の軟骨)
続いて ミノ(第一胃)、チレ(すい臓)、フク(肺)
どれもいい焼き加減。それぞれに硬さも脂の具合も異なる内蔵を時間差で焼いて、同時に仕上げていくお姉さんの仕事ぶりを眺めながら一杯。そうこうしている間に店は満席状態となり、隣のお姉さんたちが、2軒目をどこにしようかという相談を始め出しました。私もそろそろ2軒目へ向かうことにいたします。さっと食べて飲んでお会計が、梯子酒の基本。ご馳走様でした。
鶴橋から、勝手知ったる天満に移動します。
●CERBECERIA HANJO
2軒目は「CERBECERIA HANJO」。美味しいシェリーと気の利いたタパスが楽しめるスペインバル。最近のお気に入りです。この日のお薦めは、マンサニージャ。とにかく香りが良く、酸味も柔らかで、軽やかだけど、味わい深く、誠に美味。合わせたのは、スペイン産からすみ。1人だったので、半分の量にして出してくれるマスター。お1人様に優しいお店です。この日の組合せはとても良く、迷わずもう1杯。じっくり香りと味わいを楽しみました。もう1杯飲んで良かった。次に行った時はなかったもの~。一期一会。旨いと思ったら迷わず飲むべし。迷ったら無理して飲まない。今宵の教訓。ご馳走様でした。
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●串やき 茂利屋(もつ焼き)
住 所:大阪市天王寺区下味原町6
電 話: 06-6772-5850
最寄駅:JR「鶴橋」駅 西口出てすぐ
備 考:支払いは現金のみ
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●CERBECERIA HANJO (スペインバル)
住 所:大阪市北区池田町12-1
電 話: 080-6186-5200
最寄駅:JR「天満」駅徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ
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