4日目(1月1日)
13:50 西若松 → 14:21 湯上温泉
せっかく冬の会津に来たので、雪見露天を楽しまない手はないと、会津鉄道の「西若松」駅から、列車で湯野上温泉に向かいました。
●旅館 新湯
この日の晩、宿泊したのは、渓流沿いにある
旅館 新湯(
再訪)です。玄関とフロントがあるのは5階で、1階に内風呂(男女別)と、露天風呂(混浴)があります。部屋に荷物を置き、貴重品を金庫に入れたら、浴衣に着替え、いそいそと露天風呂へ向います。
露天風呂(混浴)
渓流沿いにある露天風呂には、エレベーターで1階に移動してから、屋外の階段をトントンと降りて向います。正面に見えるのが、男女共用の脱衣所。どなたも使用していないことを確認して階下へ、がマナー。
湯船からみた脱衣所はこんな感じ。湯船の一部には屋根もかかっていて、笠の用意もあるので、雨女さん、雨男さんには心強い(失笑)。
岩作りの湯船は、広々としていて、形も入り組んでいるので、他のお客さんを気にすることなく温泉が楽しめます。客室は満室なハズなのに、滞在中、夕方、夜、早朝と何度行っても、他のお客さんと遭遇することがない・・という不思議さ。皆さん、内湯だけで満足しているのでしょうか。もったいないよー。
夕食
夕食は18:00から大広間で。親族一同で滞在している家族連客が数組あって、にぎやかなこと、にぎやかなこと(^^) 東山温泉での夕食とは対極の庶民的な雰囲気もまたこれはこれで楽しい。元旦とあってお節の用意もあり、食事は、ボリューム満点。
お重の中には、棒タラ、出汁巻、蒲鉾、金柑、きんとん、くわい、昆布巻、海老甘煮、黒豆、ゴボウが。そのほか、なます、アン肝、枝豆数の子和え、胡麻豆腐、刺身(ホタテ、エビ、マグロ)、団子汁、菜の花、土瓶蒸し、カニ、豚の角煮などが、どんどん出てくる出てくる・・・。酒は、国権を熱燗で。
●振舞酒&餅
通常の朝食は7:30からですが、お正月とあってフロントには、朝の7:00に振舞酒として「国権」の樽酒がでんとスタンバイ。「ご自由に茶碗でお飲み下さい」が酒飲みには嬉しい。
つきたてのお餅のご用意もございますよ・・・と、仲居さんたちも待ち構えています。
餅の味付けは、きなこ、餡、納豆、辛味(大根おろし)、つゆ(これが雑煮がわり)。これをアテに国権をグビ。お餅のおかわりをいただく度に、樽酒を柄杓で頂戴します。
7:30に用意された朝食は、卵、じゃこおろし、岩魚の甘露煮、明太子、インゲン煮、ワラビ、味噌汁、ご飯といつもの朝ごはん。
全くタイプの異なる2軒の温泉宿に泊まりましたが、とにかくお餅をたくさん振舞う・・・ということは共通していて、これが会津のお正月なんだなぁと実感。いやー、今年の正月は、お餅をたっぷりいただきました。
帰りの電車が湯野上温泉駅8:50発の列車だったので、朝はゆっくりできないと思ったのですが、宿の方が「駅までは車で送ります。8:30に出発すれば大丈夫だから、お酒とお餅を楽しんでいってください」と力強くおっしゃって下さったおかげで、朝からゆるりと一杯楽しむことができました。
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●湯野上温泉 旅館 新湯 (温泉旅館)
住 所:南会津郡下郷町湯野上温泉
電 話:0241-68-2321
最寄駅:会津鉄道「湯野上温泉」駅 徒歩5分
備 考:カード使用可 駅までの送迎あり*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*