ひと足早いクリスマスプレゼントに、Staubのミニココットを貰いました。
直径10cmの手のひらサイズで、ずっしりと重く、思った以上に可愛く、可愛いだけでなく、機能としても優れもの。早速、あれやこれやと作ってみました。毎日Staub状態。
最初に作ったのが、
ほぼまるごと玉葱スープ
ココット鍋の高さに合わせて玉葱の上部を切り、カットした部分も薄切りにしてバターで炒めてから加え、ローリエを載せ、お湯で溶いたグラスドビアンを注いで蓋をして、160℃のオーブンで20分。そのまま余熱で10分。短時間でこの出来栄え。
まるごと系が続きます。
焼きリンゴ
ココット鍋の高さに合わせてリンゴの上部を切り、芯を繰り抜いたところに、バター、グラニュー糖、レーズン、アーモンドを詰め、シナモンをふりかけ、ブランデーを大匙1杯加えてから、160℃のオーブンで20分。そのままオーブンの余熱で10分。
パテ
豚・牛の挽肉、肝を合わせて220g、セロリ・タマネギの微塵切り各大匙3、塩・胡椒・ナツメグ各小匙1、赤ワイン大匙1をよく練って、ココットに詰め込み、ローストしたピスタチオとアーモンドを埋め込んだら、ローリエを乗せて、蓋をして160℃のオーブンで20分。そのままオーブン内で冷ましたら、陶器のココットに移してラードでしっかり蓋して、冷蔵庫へ。3-5日で食べ頃です。ココット1個で2人分食べ切りサイズ。お肉の配合や練り具合については、工夫の余地あり。
マッシュルームのニンニクのオイル煮
ココット鍋にニンニク1カケとマッシュルーム10個を詰め込み、塩胡椒して、オリーブオイルを回しかけ、蓋をして加熱。最初こそ蓋が浮いてますが、あれよあれよとマッシュルームが縮んで蓋がちゃんと閉じます。そこから弱火で5分。薄切りのバゲットを添えてどうぞ。ミニココットだと2人分作るには丁度いい分量。
野菜も鍋一杯にお湯を沸かして、下茹でして、なんてことなしに調理できます。
カブの煮物
ガスコンロで熱したココット鍋に皮ごと8つ切りにしたカブと、カットした葉を入れ、味を付けた鰹出汁を注ぎ、蓋をして3分。余熱で10分。丸ごと煮る場合は、熱したココット鍋にカブを皮を剥かずに入れ、刻んだ茎を加えて味付けした出汁を注いでから、120℃のオーブンで10分。さらに余熱で10分。
ブロッコリー
コンロで熱したココット鍋にラードかベーコンの脂を入れ、カットしたブロッコリーを詰め込んで軽く塩胡椒して蓋をして4分。そのまま余熱で5分。鍋に湯を沸かすより早い。しかも味が濃い。クタクタにしたい場合は、余熱をもう5分長めに取ればOK。
このあたりになると料理なのかどうかは微妙ですが(^^ゝ とにかく、1人が1回に食べ切る量のものを作るのに便利。1人分のスープも簡単だし、ほんのちょっとだけ野菜を煮たり焼いたりしたい時にも便利。1番効力を発揮するのは、果物や野菜をまるごと煮たり焼いたりする時かしら。素材そのものの旨みを引き出してくれます。Staubのミニを使ったレシピそのものが少なく、オーブンを使用したものとなるとさらに少ないので、試行錯誤中。オーブンの温度はもうちょっと下げてもいいかもしれないし、時間も短くてもいいかもしれない。余熱でしっかり火が通る感じ。無水料理にも挑戦してみたいところ。