週末は、豊田界隈でランチする機会が増えています。サッカー観戦したり、自転車で遠乗りしたり、相棒の実家を訪ねたり、このところ地元でアクティブな私です。前回臨時休業でフラれた讃岐うどんのお店に再訪。リベンジを果たしました(^^)v
訪れたのは、豊田市駅西側にある「讃岐うどん 木乃屋」です。引き戸を開けると右手にカウンター席数席と左手に4人掛けのテーブル席3卓、その奥に小上がり1卓の庶民的なうどんやさん。暑いので、冷たいうどんが食べたいな・・・とメニューを見たら、冷たいうどんは「ざる」のみ。ざるは、ふつうの麺と細麺の2種類あるので、食べ比べてみました。
●かき揚げ天ざるうどん
こちらは相棒のチョイス。麺は、舌触りが滑らかで、むにゅむにゅした弾力とむっちりした粘りがあり、粉の風味がしっかりと感じらます。見た目以上のボリューム感があります。
特筆すべきは、かき揚げ天。うどんやの天ぷらだから、野菜のかき揚げかと思いきや、具は海老のみ。しかも海老のいいところだけを、かき揚げにしている贅沢さ!1個のかき揚げに海老を何匹使っているんだろう・・・。単品で1個800円というお値段だけのことはあります。衣はサクサクしていて、主役の海老も甘くて柔らか~。また頼んでしまいそう。
●細ざるうどん
私は、細ざる。白くてまっすぐな細麺は、とにかく、なーがーい。白玉のようなつるつるとした舌触りで、柔らかいけど千切れることない伸びがあり、程好いコシがあります。讃岐は讃岐でも、西讃の麺という印象。つけ出汁は甘めのみたらし味で、薬味は、西讃の付け出汁にはおきまりの『うずらの卵』と『おろし山葵』が。大将は、西讃の人なのかしら。細めで少々軟らかめの麺に、甘い出汁の組み合わせは、観音寺の「柳川」を思い出させます。もうかれこれ10年近く行っていないから、記憶の中の味ではあるのだけれど。
メニューを裏までよくよく眺めたら、さりげなく「雑炊鍋焼きうどん」があったりして、ここにも西讃の匂いを感じまする。讃岐うどんの店は色々あれど、西讃系にここまでふれた店に、香川県外で出会ったのは初めてかも。昼時とあって、店を訪れる客足が絶えず、客層も、作業着姿の若い兄ちゃん、家族連れ、ご常連の年配客・・・と幅広く、地元に親しまれているお店らしいほんわかした雰囲気があります。西讃ならではの甘め味は、甘くてコッテリ系の味に馴染んだ三河の人には、受け入れられ易い土壌があったのかな。名古屋でなく豊田というところが、また面白さ。どちらも、盛りが多めで、お腹いっぱいに。ご馳走様でした。
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●讃岐うどん 木乃屋 (讃岐うどん)
住 所:豊田市小坂本町1−8−5
電 話: 0565-33-6117
最寄駅:地下鉄「豊田市」駅より徒歩5分、愛知環状鉄道「新豊田」駅より徒歩1分
備 考:豊田産業文化センターの裏手*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*