相棒が出張や残業で今夜は1人飯・・・なんて時に、会社帰りにふらっと立ち寄るのお店の1つが、久屋大通にあるスペインバル『
Bar rabano』です。ここへ来る時は、なんとなくシェリーな気分の時。グラスワインも色々ありますが、最初から最後までシェリーで通してしまいます。まずは、軽めの Manzanilla を飲んでから、熟成したAmontilladoにシフトするのがいつものパターン。とある日のオーダーは・・・
●La Gitana Manzanilla
ジプシーの女性を描いたラベルでおなじみのLa Gitana。専用のグラスで出してくれます。リンゴのような爽やかな酸味のある、軽やかでフレッシュな味わい。
●Don Luis Amontillado
Finoを熟成させた琥珀色のシェリー。色からイメージする通り、ヘーゼルナッツや干葡萄のような熟成香、まろやかで厚みのある味わい。モツとの相性は抜群。
・・・え?モツ?そうなんです。ここ、モツの煮込みがあるんです。
●Callos
エストレマドゥーラ風モツのごった煮。色々な内臓の部位を豆や野菜と一緒にとろとろになるまでじっくり煮込んであります。塩気も程好く、ポーションも適当。カウンターでモツをアテに一杯というのは、日本の酒場と共通するものがありますね(^^) 東京の
山利喜のモツ煮を見て、ここを思い出しました。Amontilladoのお供に。
●Manchego
シェリーのお供に欠かせないチーズ。メニューには、普段あまりお目にかかれないスペインチーズもあるのですが、シェリーが主の時は、やっぱり、Manchego。羊のミルクを使ったスペインを代表するセミハードタイプのチーズです。シェリーとハード系のチーズって合うんですよね。Manchegoは、キリッと冷えたFinoとかManzanillaなどの軽やかなシェリーとの相性がGood。
夕方の早い時間帯は、お店は静かで、カウンターの隅っこに座って、シェリーを飲みながら、ほっこりできます。店の人が適当に放っておいてくれるので、1人でボーっとしたい時には格好の店。お客さんが次々に現れ、店が賑やかになる頃に、お会計。1時間あるかないかの、このほんのひと時が、もうひと頑張りする気力の源になるのです。
・・・だなんて言い草は、酒飲みが酒飲む為の単なる言い訳にしか聞こえませんね(^^ゝ
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●Bar rabano (バル)
住 所:名古屋市東区泉1-17-38
電 話: 052-951-0534
最寄駅:地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」駅1A出口より徒歩3分
備 考:クレジットカード使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*