我が家の冷蔵庫には、大抵、青カビ、白カビ(or ウォッシュ)、セミハード、ハードと4種類のチーズがあり、どれかが欠けると、買い足す・・・という感じ。それぞれに好みの銘柄があるのですが、ブルーは、その時々で、青カビの美しさを基準に選ぶことが多いかな。こちらのブルーは、メメーというネーミングの可愛らしさにも惹かれて購入たもの。
****食べて、飲んで、調べたこと・・******************************************
Bleu de MemeeBleu de Memeeは、「メメー」というその名の通り、羊のミルクで作ったブルーチーズです。産地は、フランス・オーヴェルニュ地方のラカイユ村。この村で作られるチーズで有名なのが、Bleu de Lacuilleですが、こちらは牛乳製Bleu de Memeeは、Bleu de Lacuilleの羊乳版といった感じのチーズです。
表面はしっとりとしていて柔らかく、アイボリーの生地に、青緑色の大きなカビが、綺麗に広がっているのが特徴。
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メメーという名前からイメージした通り、羊のミルクらしいコクのある甘みが、青カビを優しく包み込んだ、まろやかな味わい。脂肪分が多く、舌触りは滑らかで、口に含むと甘いミルクの香りが広がります。気位が高く、力強い風味が特徴のRoquefortとは対極の、キュートで愛らしいブルーチーズ。ピリっと辛い青カビとミルクの風味のバランスが絶妙。ドライフルーツや、果実系のフレーバーの蜂蜜との相性は良く、干し葡萄、干しイチジクを添えて食べると、チーズの旨みが引き立ちます。合わせるワインも選ばず、普段使いには重宝しそう。