3日目 つづき
1時間程かけて、住吉神社、秀長寺、本光寺・・・と、戊辰戦争の「材木町の戦い」のゆかりの地を訪ね歩いたら、ちょうどお昼の時間になりました。西若松の駅に戻る途中の日光街道沿いには、郷土料理の店(
鶯宿亭)と、蕎麦屋(
会津二丸屋武蔵亭)があり、そのどちらかでお昼を食べることになるのかな・・・と、往路でしっかりチェックしていた私。バスの時間が迫っていたこともあり、さっと食べてさっとお会計ができそうな、蕎麦屋に入ることに。
◆会津二丸武蔵亭
広々とした店の中央には囲炉裏を囲むようなカウンター席があり、その周りに、座敷席があります。卓上のメニューは、セットメニューのオンパレードですが、壁には、ぎっしりと手書きのお品書きが貼ってあり、単品メニューも豊富。蕎麦の他、田楽やこづゆなど会津の田舎料理も揃っています。ふと目に止まったのが「にごり」の文字。これに「フキノトウの天ぷら」「ニシンの山椒漬け」なんてものまで見つけてしまったら、もう、飲まずには要られない、ダメダメな私です(^^ゝ
●にごり
淡雪のような真っ白なにごり酒。味のある酒器で出てきました。にごりらしい爽やかな味わいですが、辛口なのは、会津のお酒だからなのかしら。
●鰊の山椒漬け
しつこいようですが、会津で酒のアテといったら、コレ。こちらのは山椒がたっぷり。ポン酢を使っているのかな。爽やかな酸味のあるさっぱりとした味
●フキノトウの天ぷら
注文してから、揚げてくれる天ぷらは、あっつ熱。塩をちょいとつけていただきます。
●ざる蕎麦
店構えからして、バリバリの田舎蕎麦が出てくるかと思いきや、白い細切りが上品に盛られて登場。蕎麦は、細いけれど、程好いコシがあり、つるつるっといただけます。薬味は、刻み葱と山葵。蕎麦つゆは、鰹節がきいた辛口。蕎麦湯はとろりとしたポタージュ系。
ここは、会津の珍味や加工食材の問屋さんがやっている店。なので、蕎麦と一緒に会津の味を少しずつ楽しめるんですね(^^) 会津若松の中心部から少し外れているということもあり、観光客というより、地元の家族連れで賑わっていました。蕎麦も惣菜類も手頃な価格設定なので、気軽にあれこれ楽しめます。会津は蕎麦処といいますが、飛び込みで入ったお店でも、一杯飲みながら、そこそこ美味しく食べられるのは、観光客としては、嬉しい限り。予定通り、ちゃっと40分程で食べ終えて、次の目的地へ。
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●会津二丸屋武蔵亭 (蕎麦)
住 所:会津若松市材木町2-8-18
電 話:0242-28-1208
最寄駅:会津鉄道「西若松」駅 徒歩7分
備 考:*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*