9日目(11/2・金)
●La Tahona
サンセバスチャンの朝、お世話になったパン屋さんがこちら「La Tahona」です。![秋のバスクを歩く(48)朝食@La Tahona[Sansebastian/Spain]_c0013687_16580778.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16580778.jpg)
平日は朝7:30から営業で、土日は朝8:00からの営業。店の奥には、テーブル席があって、カウンターで注文したパンや飲み物を中で食べることができます。
最初は、一番シンプルなクロワッサンとコーヒーのセットを頼んでみたり
![秋のバスクを歩く(48)朝食@La Tahona[Sansebastian/Spain]_c0013687_16584775.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16584775.jpg)
フレンチトーストとのセットを頼んでみたりした私たちですが、
![秋のバスクを歩く(48)朝食@La Tahona[Sansebastian/Spain]_c0013687_16584123.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16584123.jpg)
周りのマダムたちが食べているパンが美味しそうで、メニューを研究。
翌朝頼んだのが、こちらのトスターダ。好みのパンを選ぶとトーストしてオリーブオイルをかけて出してくれます。
これに、トマトソースをつけていただくのですが、これがとっても美味しいの。私にとってのスペインの味として舌に刻まれました。![秋のバスクを歩く(48)朝食@La Tahona[Sansebastian/Spain]_c0013687_16375587.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201907/07/87/c0013687_16375587.jpg)
カフェ・オ・レのコーヒーもエスプレッソダブルにしてもらえることを学習。コーヒーにはチョコレートも付いてくるのも、何気に嬉しい。
![秋のバスクを歩く(48)朝食@La Tahona[Sansebastian/Spain]_c0013687_16584952.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16584952.jpg)
スタッフのお嬢さんたちもテキパキと手際よく、応対も気持ちよく、すっかりお気に入りのパン屋さんになりました。
La Tahona
Easo Kalea, 21, 20005 Donostia
8日目(11/1・木)
サンセバスチャン のバルめぐり2日目夜の部。再び川向こうのグロス地区まで足を伸ばそうかとも思ったのですが、そういえば、まだチュレタを食べていない!ガツンとお肉を一度は食べようと、ステーキバルとして有名な「
Nestor」に行ってみることにしました。勇んで向かったら、シャッターが半分下りています。休日なのできょうはもう営業を終えたのか、これから営業するということなのか・・・。店の人に声をかけたら、19:30からの営業なので、30分したら来い・・・とのこと。やったー。
●Zumeltzegiさて30分どうしましょう。店の前にボーっと立っていてもつまらない。周りには営業中のバルがたくさんあるので、どこかで軽く1杯飲みながら開店を待つことにしましょう。さっと切り上げられそうなところはないかな・・・と探して入ったのが、1本南側のフェルミン・カペリトン通りにある『
Zumeltzegi 』です。
![秋のバスクを歩く(46)サンセバスチャンでバル巡り8@Zumeltzegi[Sansebastian/Spain]_c0013687_16561532.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16561532.jpg)
こちらは魚介の串焼きが評判のバル。カウンターの奥に、串焼きの見本が並べてあって、指差しで注文するシステムになっています。注文してから焼いてくれるので、焼き立ての熱々を食べることができるのが嬉しい。
![秋のバスクを歩く(46)サンセバスチャンでバル巡り8@Zumeltzegi[Sansebastian/Spain]_c0013687_16560313.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16560313.jpg)
テーブル席に腰を下ろし、まずは乾杯して、串が焼けるのを待ちます。
![秋のバスクを歩く(46)サンセバスチャンでバル巡り8@Zumeltzegi[Sansebastian/Spain]_c0013687_16555937.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16555937.jpg)
定番の鮟鱇。身がふわふわです。塩加減も良い塩梅。
![秋のバスクを歩く(46)サンセバスチャンでバル巡り8@Zumeltzegi[Sansebastian/Spain]_c0013687_15511747.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201907/07/87/c0013687_15511747.jpg)
こちらは、マッシュルームの串焼き。肉厚で齧るとジュワっと熱々の汁が口に広がり、火傷に要注意。ふうふうしながらいただきます。
![秋のバスクを歩く(46)サンセバスチャンでバル巡り8@Zumeltzegi[Sansebastian/Spain]_c0013687_16561944.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16561944.jpg)
アペリティフに良い感じのセレクトだったかも。お時間もなんとなく適当な頃合になってきたので、移動します。
Zumeltzegi Fermin Calbeton Kalea, 15, 20003 Donostia
8日目(11/1・木)
サンセバスチャンのGROS地区でのバルめぐりの続き。
●Casa Senra『Bergara』でお洒落なピンチョを堪能したあとに訪れたのは、クロケッタで有名な老舗バル『
Casa Senra』です。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16463816.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16463816.jpg)
ドアを開けると右手に大きなカウンターがあり、黒板のメニューを解読しつつ、オーダーを。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16473636.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16473636.jpg)
グラスの赤ワインをもらって、席に着きます。店内は広々としていて、テーブル席もたくさんあります。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16473743.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16473743.jpg)
頼んだのは、名物のクロケッタというクリームコロッケ。生ハム、アサリ、キノコ、ムール貝の4種類あり、選んだのは、ポルチーニとムール貝。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16465309.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16465309.jpg)
こちらがムール貝。熱々のところをふうふうしながらいただきます。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16464915.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16464915.jpg)
ムール貝の形をした香ばしい衣の中には、ムール貝の濃厚なクリームが詰まっています。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16465504.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16465504.jpg)
こちらはポルチーニ。刻んだポルチーニがたっぷり入っていて、衣の中に香りが封じ込められていて、こちらもすばらしい。ワインが進みます。今日の昼の2軒はパーフェクト。気分も上がったところで、夜に余力を残して、昼の部終了。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16465718.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16465718.jpg)
今夜のために、気になっていたバルのひとつ「El Txoko de Ramiro」の場所と、営業していることを確認。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16480005.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16480005.jpg)
いったんホテルへ戻ります。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16481016.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16481016.jpg)
雨が上がって、海辺を散策する人がちらほら
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16471034.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16471034.jpg)
なんと、泳いでいる人も!
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16470874.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16470874.jpg)
休日とあって、朝はどこもシャッターが下りていた旧市街ですが、帰り道に覗いてみたら、この賑わい。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16515324.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16515324.jpg)
休日でも営業しているバルが、それなりにあることがわかり、一安心。
![秋のバスクを歩く(45)サンセバスチャンでバル巡り7@Casa Senra[Sansebastian/Spain]_c0013687_16514544.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16514544.jpg)
夜は、旧市街を探索するか、GROS地区までまた足を伸ばすか・・・なんとも悩ましい。
Casa SenraCalle San Francisco, 32, 20002 San Sebastian
8日目(11/1・木)
サンセバスチャン2日目のランチは、バルの密集する旧市街地区とは川を挟んで隣接するGROS地区でバルめぐりをすることにしました。
●Bergara
最初に訪れたのは、、モダンピンチョスの先駆けでサンセバスチャンのグルメバルめぐりの基礎を築いたという『Bergara 』へ。ガイドブックで「定休日なしで朝から通し営業」と紹介されていた通り、ちゃんと営業していました。よかったー。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16431947.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16431947.jpg)
カウンターに並んだピンチョスの種類の多さと美しさに心踊ります。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16432917.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16432917.jpg)
一品一品のピンチョが美しく、アート。まさに「目で食を堪能する」といった表現にぴったり。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16432388.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16432388.jpg)
冷たいピンチョはカウンターから、温かいピンチョはメニューブックからオーダーするシステム。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16443595.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16443595.jpg)
どれも美味しそうで、目移りしてしまいます。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16443757.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16443757.jpg)
我々が最初に選んだ3品は、こちら。飲み物は、チャコリを。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16434182.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16434182.jpg)
茹で卵のミモザサラダにエビとオリーブがトッピングしたピンチョ。彩りも綺麗。シンプルな素材なのに、なんでこんなに美味しいの。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16433915.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16433915.jpg)
続いてはタラのピンチョ。トマトとデーツのマリネ、飴色に揚げた玉ねぎ、赤と緑の2色のピーマンがトッピングしてります。デーツのほんのりとした甘さ、トマトの酸味、揚げた玉葱の香ばしさがタラの旨みと塩気と好くあって、味と食感と香りのコントラストが素敵。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16441905.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16441905.jpg)
定番のスペインオムレツは、フォークを突き刺してサーブ。ビトリアのバルでもこの出し方でした。バスクのデフォルトなのかな。安定の美味しさ。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16442137.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16442137.jpg)
追加でカリエンテ(温かい)メニューから選んだのが、今が旬のポルチーニ茸のリゾット。フォアグラのソテーをトッピングして供されます。これはね、小皿料理のレベルを超えた美味しさ。ポルチーニ茸の濃厚な香りと旨みが凝縮されていて、米の固さも、トッピングしてあるフォアグラとの相性も申し分なく、口福至極。重さやコクを生クリームに頼らないところが素晴らしい。期待以上の美味しさに、ニコニコな2人。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16434413.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16434413.jpg)
夕方は混み合う人気店ですが、お昼前の早い時間だったこともあり、ゆっくり落ち着いてオーダーすることができました。早めの時間帯は狙い目かもしれません。どのピンチョもクオリティーが高く大満足。サンセバスチャンにまた来る機会があったら、必ず再訪したいバルです。ああまた行きたい。
![秋のバスクを歩く(44)サンセバスチャンでバル巡り6@Bergara[Sansebastian/Spain]_c0013687_16441459.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201903/20/87/c0013687_16441459.jpg)
Calle del General Artetxe, 8 Barrio de Gro, 20002 San Sebastián, Guipúzcoa,