皮付き仔豚を満喫@Arbre de Bacchus[新栄/名古屋]
洗練されたジビエ@Restaurant Manoir[広尾/東京]
薫り高いヤマドリを堪能@レストランヒロミチ[恵比寿/東京]
ビオワインを楽しむ@La Cabotte[新栄/名古屋]
普段着のビストロ@Bistrot Mirabelle[車道/名古屋]
豚頭の焼きテリーヌ@Arbre de Bacchus[新栄/名古屋]
ピーチ・マルカッサンを堪能@Bistro Marcassin[銀座/東京]
普段着で昼からワイン@Marche Lolo[石神井公園/東京]
10回目の結婚記念日@壷中天[新栄/名古屋]
猪の赤ワイン煮@Arbre de Bacchus[新栄/名古屋]
身体が赤い飲み物と肉を欲した時に訪れるのが、新栄にある
Arbre de Bacchusです。ここは、いつ訪れても、パリのビストロの匂いがする美味しい豚肉料理が、しっかりとしたポーションで楽しめるビストロ。開店記念日の5月から1年間、毎日貼り重ねる日替わりのメニューは、電話帳以上の厚さになっていて、すごい迫力(^^) この日もアラカルトのメニューからのオーダーとなりました。


*食前酒:Pernod x2
*マテ貝とジャガイモのパセリバター焼き
*鯖のリエット
*スペイン産乳飲み仔豚の皮付き背肉のロースト x2
*ガトーショコラ x2
*ワイン:Castillo de Calatrava Cabernet Sauvignon 1994
*エスプレッソ x2


●La Mancha Castillo de Calatrava の Cabernet Sauvignon 1994この日のワインは「メニューにはまだ載せていませんが」と店の方が薦めてくれた、スペインのLa Manchaの作り手Castillo de Calatrava のCabernet Sauvignon 1994。香りこそ穏やかですが、口に含むと、熟成感が広がり、透明感のある味わいの中に、果実の力強さ、果実が育った台地の豊かさを感じます。オリもほとんどなく、最後の1杯までヘタれることなく、楽しむことができました。仔豚との相性は抜群で、CPも申し分ない1本。まだあるといいな。

●マテ貝とジャガイモのパセリバター焼きこちらは相棒のチョイス。こちらに来ると、前菜は、魚介類のキャセロール仕立てのお料理を頼むことが多い相棒。マテ貝を食べつくしてご満悦。
●鯖のリエット鯖の旨みを凝縮したリエットは、カリカリバゲットとハーブサラダを添えて。エスプレット唐辛子のほんのりとした辛さと香りがアクセント。
●スペイン産乳飲み仔豚の皮付き背肉のロースト 皮付き仔豚なんて、なかなかお目にかかれないので2人揃ってのオーダー。しっかりとしたポーションが嬉しい。淡いピンク色に焼き上がった仔豚に、香ばしく焼き上げた皮、ビーツ、季節の菜の花が添えられています。黄金色に輝いた仔豚の皮は香ばしく、噛み締め甲斐のある旨さ。仔豚は見た目通り、しっとりとした焼き上がりで、溢れんばかりの肉汁に、思わず頬が緩みます。仔豚ちゃんらしい、柔らかな脂の甘み、繊細ながらコクのある肉の旨みと、ビーツのほんのりとした甘さと苦さが好相性。食べ応えアリの1皿でした。
●ガトーショコラ食後の〆のデザート。品数を押さえ、定番モノをきっちり出すところが、私は好き。女子受け狙いで、必要以上にデザートに凝り出す店があるのだけれど、ビストロは、こうでなくては。この日選んだのは、ガトーショコラ。バニラアイスと、カリカリの焼き菓子、イチゴを彩り良くトッピングしてあります。
お店は、オープンしてから、3年になるのですが、店のコンセプトやシェフの作る料理にブレがなく、味に安定感があり、いつ訪れても、安心して、料理とワインを楽しむことができます。メニューには、常に、豚のパテ、アンドゥイエット、ブータンノワールなどが並んでいて、何を頼んでもハズれがない。ワインは料理に合う手頃なものが揃っているし、食前酒・食後酒もちゃんとある。年に数回しか訪れない客のことも良く覚えていてくれる点には、毎回、恐縮するばかり。料理の出てくるペースもゆったりしていて、急かされることなく、ワインと会話を楽しみ、料理を味わう・・・この日も、そんな幸せな一夜となりました。ご馳走様でした。
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●Arbre de Bacchus (ビストロ)
住 所:名古屋市中区新栄2-10-14 電 話: 052-242-1178
最寄駅:新栄2番出口より、徒歩5分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
日曜にランチでジビエ、どこ行こう・・・と店探し。これって、意外とハードルが高かったりするんですね。日曜日が休みの店が多いことは、ある程度、折込済みだったのですが、年末で閉店して、新店地で今春の開業を目指している店が何軒もあるのにはびっくり。東京はクルクルと店も人も変わるんですね。やっとの思いで探し当てたのが、広尾の
Restaurant Manoirです。昨年末に、オーナーもシェフも変わって、名前もブラッスリーからレストランに変えて、装いも新たにオープンしたばかりのお店です。オーナーの
Blogが決め手となり、初訪問となりました。
場所は、JR恵比寿駅から明治通りを徒歩10分。広尾1丁目の信号手前のマンションの1階にあります。カウンター席もあるオープンキッチンのお店ですが、深い緑と木目を基調とした内装は重厚感があり、天井から下がるアンティークのシャンデリアが煌びやかで、パリのブラッスリーを思わせる落ち着きの中に華やぎを感じる空間となっています。店の中から外の様子が良く見えるのでしょうね。我々が入口に近づくと、オーナーの中村さんがドアを開けて、「●●様ですね。いらっしゃいませ。」と出迎えてくださいます。我々は、窓側の席に案内されました。



本日のジビエは、「北海道産の1ヶ月熟成の仔鹿」と聞いて、心が決まりました。仔鹿は、全6皿で構成するコース料理Menu Verdureにしかなかったのですが、 前菜、メインの2皿に、食前酒、デザート、食後の飲み物が付いているMenu Écumeに組み込んでいただくことにしました。
*食前酒:Champagne、Kir
*北海道産仔鹿のテリーヌ x2
*北海道産1ヶ月熟成の仔鹿のロースト ソースポワブル x2
*Dessert: モンブラン、チョコレートのプティング
*エスプレッソ x2
*ワイン:Savigny Les Beaune 1996 / Pierre Bouree Pere & Fils


●北海道産仔鹿のテリーヌ 厚切りにカットされた仔鹿のテリーヌに、ビーツのソース、マスタード、唐辛子粉、サラダが添えてあります。テリーヌにナイフを入れると、肉のギッチリ感がありますが、仔鹿だけに味わいは軽やか。フォアグラのコク、ピスタチオの風味と食感がアクセント。甘酸っぱくて土の香りのするビーツのソースが、仔鹿らしい柔らかな風味を引き立てます。ワインとの相性もgood★
●Savigny Les Beaune 1996 / Pierre Bouree Pere & Filsワインは、繊細な仔鹿にあわせて、優雅に熟成したブルゴーニュのピノを。瓶の底や縁に、澱がしっかりたまっているの、わかるかしら。色は、綺麗に退色。ラズベリーのような赤い果実の香りに、スミレのような花の香りが合わさった優しい香りがします。繊細で、綺麗な果実感が満ち溢れるエレガントでふくよかな味わい。しみじみと美味しい。


● 北海道産1ヶ月熟成の仔鹿のロースト ソースポワブル
瑞々しいロゼ色が美しいローストは、柔らかで、滑らかな口当たり。噛み締めるごとに、穏やかながらしっかりとした旨みと、仔鹿ならではの香りが、じわじわっと、優しく広がります。添えてある栗のピュレの甘さを加えるとさらに美味。ワインと合せると口福至極。昼から幸せです。
●Dessert私は、モンブラン、相棒がチョコレートプティングをオーダー。


ふわっと軽やかなマロンクリームが何層にもなったモンブランには、酸の旨みがギュっとした赤ワインのソルベが添えてあります。
リンゴのケーキを挟んだチョコレートのプティングには、砕いたナッツトッピング、キャラメルソースでデコレーションしてあります。こちらにはバニラのソルベを添えて。目でも舌でも楽しませていただきました。
●エスプレッソ 食後の飲み物は、紅茶は数種種類の茶葉から、エスプレッソも、豆を数種類の中から選ぶようになっています。エスプレッソ用の豆にも色々種類があるんですね。メニューの説明を見て、フィネッラという香りとコクのある豆で用意していただくことにしました。
場所といい、店構えといい、お洒落さんが行く、お洒落なだけのお店かもしれない・・・というイメージがあったのですが、随所にオーナーのこだわりとセンスが光る、大人の空間でした。用意された1皿1皿のお料理は、洗練されていて、盛り付けも美しく、ランチのメインのポーションもきっちりあり、しっかりお腹が一杯になります。時間に余裕があったら、食後酒を飲んでました。サービスは行き届いていて、こちらのリクエストに対し、にこやかに、臨機応変に対応して下さるプロの接客。CPの高さは申し分なく、ランチだけで訪れるのは、申し訳ないくらい。そんな気持ちになりました。機会があったら、ディナーも試してみたい。その際は、チーズと食後酒まで、しっかり楽しませていただこうかと。東京の「今」も感じられた素敵なお店でした。
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●Restaurant Manoir (フレンチ)
住 所:渋谷区 広尾 1-10-6 プロスペクト グラーサ 広尾 1F
電 話: 03-3446-8288
最寄駅:JR「恵比寿」駅東口より徒歩10分
備 考:要予約 クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
ジビエのシーズン、東京のフレンチで、どこへ行こう少し前になりますが、東京でジビエを満喫した時のお話を。さて、どうましょうと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのが、恵比寿の「レストランヒロミチ」です。以前、赤坂の「
シュマン」で食べた小玉弘道シェフの料理がとても印象的で、オーナーシェフとして独立されたお店には、1度はお訪ねしたいと思っていました。

店は、恵比寿駅東口より「恵比寿スカイウォーク」を抜けたすぐ先のビルにあります。予約時間に店を訪ねると、奥の席に案内されました。まずは、食前酒をいただき、お店の方からメニューの説明を伺います。この日は、普段なかなか入手できない「茨城産のヤマドリ」がご用意できるとのこと。おぉ。素晴らしい。メインはこれで決まり。あとは前菜をどうするか。しばし、メニューと睨めっこ。コースもありますが、アラカルトでいただくことにしました。
*食前酒:クレムドカシス x2
*Amuse gueule:グリーンオリーブとハイビスカスの花のマリネ
*Amuse:グジェール、キャロットラペ リエット
*ブータンノワールのカリカリポテト包み、バニュルスキャラメルとリンゴのピューレ
*豚かしら肉、豚足、フォアグラのテリーヌをコロッケ仕立てにして
*本日のジビエより(茨木産の山鳥のサルミソース、内臓のタルタル)
*ワイン:Nuits Saint Georges 1er Cru les Murgers 2000
/ Alain Hudelot Noellat
*Fromage:コンテ、ミモレット、ブリードモー、モンドール、マンステール
*Dessert:ヴァローナアラグアニの熱々チョコレートケーキ x2
*食後酒:Banyuls 2009 / M.Chapoutie
Armagnac 1982 / Chateau du Frandat
*Petits Fours:バナナタルト、イチゴのフォンデュ、抹茶ゼリー
*エスプレッソ x2


●Amuse gueule食前酒のお供に出されたのが、グリーンオリーブとハイビスカスの花のマリネです。ケッパーの風味と酸味が効いています。
●Amuse料理のオーダーを終えた頃合に、お食事前の小さな前菜が運ばれてきました。グジェール、キャロットラペを添えたリエット。どちらも一口サイズ、パクっといただきます。

●Croquette de fromage de tâte続いて前菜が登場。こちらは私がオーダーしたFromage de tâte。こちらのは、豚の頭、豚足、フォアグラで作ったテリーヌを角切りにして衣をつけ、芳ばしく揚げてあります。バルサミコソースでデコレーションした皿に盛り、レモンのコンフィ、シブレット入りのクリームチーズ、ハーブのサラダを添えてあります。お上品かつお洒落さん。熱々のところを齧ると、カリっとした衣の中から、ゼラチン質のネットリ感とともに内臓の旨みが口いっぱいに広がります。豚好きを魅了。甘酸っぱいバルサミコソースと、香り良いレモンのコンフィを添えて食べるも良し、シブレットの香りのするクリームをつけて、さらにまったり感を足して、いただくも良し。
●Le BONBON de boudin noir et pommes de terre croustillantes,reduction de banyuls.こちらは相棒のチョイス。boudin(ソーセージ) noir (黒)は、その名の通り、豚の新鮮な血を使った黒い腸詰めで、これにたっぷりのマッシュポテトを添えるのが定番。こちらのスペシャリテは、腸に詰めてソーセージにするのではなく、カリカリに焼き上げたポテトでまあるく包んだボンボン状に仕上げてあり、これをリンゴのピュレと共に、バニュルスを煮詰めたキャラメルソースでデコレーションした皿に盛付けた、洗練された1皿になって供されます。パリパリのジャガイモの衣の香ばしさと軽快な食感が、滑らかで上品なブータンノワールの鉄分や土っぽいニュアンスを引き立てて、実に美味しかったご様子。ソースは、バニュルスの甘いソースと酸味のあるリンゴのピュレという王道の組合せ。
●本日のジビエ「茨城産ヤマドリ」 ~ 2名様よりメインのヤマドリは、2種類のお料理で供されました。1皿目は、腿肉、ささみのローストがサルミソース仕立てになっていて、サツマイモのピュレと芽キャベツのコンフィが添えてあります。ヤマドリはキジ科の野鳥。身が締まっていて、淡白で軽やかな味わいの中に、滋味溢れる旨みがあります。お皿から立ち上るこの上品な香気は、たまらないものがあります。美しい照りと輝きのサルミソースは、ヤマドリの血と内臓の旨味が凝縮された深い味わい。ソースを絡めてお肉を噛み締める毎に山の香気が広がる感じ。

2皿目は、それはもうワンダフルな1皿。目の前にお皿が置かれた瞬間、その芳しい香りに思わず、ニッコリ。一口大にカットしてこんがりと焼いた内臓部分が、ハーブ野菜と共にヴィネガーソースで和えたタルタル仕立てになっています。その脇には、脳ミソのつまった頭がコロン。もう素敵過ぎます。適度な歯応えのある砂肝、噛み締めるほどにコクのあるハツ、ネットリした旨みの肝、どれも深い香りと旨みに溢れ、ワインとの相性も文句なし。
●Nuits Saint Georges 1er Cru les Murgers 2000
/ Domaine: Alain Hudelot Noellat ワインは、ヤマドリに合わせて、ブルゴーニュ北部のものから選びました。色合いは、透明感のあるレンガ色がかったガーネット。香りは、カシスなどの赤い果実系に、枯葉、紅茶などが合わさった、熟成感のある優しい香り。味わいにも、枯れたニュアンスがあり、タンニンはこなれていて、心地良い酸味と赤い果実の旨みのバランスが取れたエレガントな味わい。ワインの円熟味が、ヤマドリの味わいに、より一層、深みや風味を与えてくれます。


●Fromageグラスに1杯残しておいたワインとともに、チーズタイム。プラトーの中から、お互いが気になるものを少しずついただくことに。私は、コンテ18ヶ月、ミモレット24ヶ月、モンドールを。相棒はミモレット24ヶ月、ブリードモー、マンステールをチョイス。ワインとの相性を狙ったウォッシュや白カビは、冷蔵庫から出したてという感じで、本来の風味や滑らかさが楽しめなかったのがちょっと残念。コンテとミモレットは熟成状態が素晴らしく、特にコンテのナッツ香りとワインの相性が意外に良かったのが印象的。

●Dessertデセールは、店のお薦めに従って、2人ともチョコレートケーキを注文。ヴァローナのチョコレート(アラグアニ産カカオ72%)を使った熱々のケーキに、マダガスカル産のヴァニラを使ったアイスクリーム、ナッツが入ったパリパリっと香ばしいチョコレートクランチ、金柑のコンフィチュール、フレッシュオレンジが彩を添えています。甘酸苦、温冷、食感のコントラストが楽しい構成。
●食後酒こちらのデセールが出来るまでの間のお楽しみとして、食後酒を。「やはり、お飲みになりますね。そんな気がしました。」スタッフの方が笑みをたたえて、テーブルの上に並べて下さったのは、マール、ブランデー、カルヴァドス、ソーテルヌ等々のボトル。眺めているだけで幸せな気分。私は、Armagnac 1982(Chateau du Frandat)を、相棒は、Banyuls 2009( M.Chapoutie)をいただくことに。Armagnacの香りには、癒されますねぇ。チョコレートケーキとの相性は、Banyuls との方が良かったかな。ショコラ好きの相棒もご満悦。





食後のエスプレッソと共にテーブルの中央には、Petits Foursが。この日は、バナナタルト、イチゴのホワイトチョコレートフォンデュ、抹茶ゼリーでした。小さなお菓子も、手抜きがなく、ちゃんと美味しい。
久々に小玉シェフのお料理をいただきましたが、何が良かったって、ヤマドリが良かったですね。山の香りを生かしたあのお料理は、しっかり舌と脳に記憶されました。いただいた料理は、どれも洗練されていて、ポーションも適量。料理が出てくる間合い程良く、食前酒から始まって、チーズ、食後酒まで、余力を残しながら、ゆったりと気持良く楽しむことができました。欲を言うならば、食前酒の選択肢がもう少しあったらよかったかな。サービスも、相手が初めての客であっても、希望を的確に掴んでくれる、プロの接客で、コミュニケーションもスムーズ。程好い距離感を保って接してくれるので、ストレスを感じることなく、快適に過ごすことができました。実に幸せな3時間でした。ご馳走さまでした。
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●レストランヒロミチ(フレンチ)
住 所:目黒区三田1-12-24 MT3ビル1F
電 話:03-5768-0722
最寄駅:JR「恵比寿」駅東口より「恵比寿スカイウォーク」を抜けてすぐ。
備 考:要予約 クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
仕事が遅くなって、「今夜は外食、店探し頼む」のSOSのメールを出したとある日の夜、相棒君が新栄にある「
La Cabotte」の予約を取ってくれました。
dannaさんのブログ記事を見て、気になっていたお店とのこと。久々の新規開拓です。

店は、19号から西へ入った裏通りに佇む、ガラス張りなのに、隠れ家的な雰囲気。カウンター席10-12席程の小じんまりとした店を、小野田浩史シェフが、お1人で切り盛りしています。店構えといい、ビオワインボトルがズラリと並んだ棚といい、ワインバーのようですが、黒板のメニューは、パテ、生ハム、豚足の焼きテリーヌ、ブータンノワール、鴨のコンフィ、仔羊のハンバーグ、猪のグリル、猪のパテ・・・と本格的で、ワクワクするようなラインナップ。まずは、食前酒代わりに、まずはグラスのロゼをもらい、オーダーを考えます。
*食前酒:PiLar Dona catalana Rosé / Le Grain de RaisOn (グラス)x2
*ワイン:La Luna Côte Vermentille Rouge / Bruno Duchène
*猪のパテ
*ジャガイモのグラタン
*仔羊のハンバーグ
*猪のもも肉のロースト
*食後酒:Calvados du Domfrontais 12ans/ Pacory
gRandiOSE/ Lous grezes


●PiLar Dona catalana Rosé/ Le Grain de RaisOn ランドック地方のグルナッシュ100%のロゼ。美しいロゼ色で、香ばしい樽の風味とナッツ香があり、赤い果実が主張した、ドライでコクのある味わい。アミューズで供されたオリーブとの相性がよろしく、上々のスタート。
●La Luna 2010 La LunaCôte Vermentille Rouge / Bruno Duchène食前にもらったグルナッシュのロゼが良かったので、食中もグルナッシュ主体のワインで通すことにしましょうと、お店の方に選んでいただいたのが、こちら、ランドック地方の造り手Bruno DuchèneのLa Lunaです。色は濃い紫色。太陽の日差し、乾いた土、石灰、葡萄の木の生命力・・・と葡萄が育った風土を感じさせる躍動感溢れる味わい。南仏のワインらしい味の凝縮感と力強さ、グルナッシュ主体とは思えない繊細さや透明感を兼ね備えていて、店の料理との相性も抜群。CP的に大満足。


●猪のパテこの時期、イノシシの文字を見たら、頼まずにはいられません。ガツン系かと思いきや、優しい穏やかな仕上がり。果実味豊かなワインと好相性。
●ジャガイモのグラタンオーダー後、やおらジャガイモを取り出して皮を剥くシェフ。もしや、これは私たちのグラタンになるジャガイモさんかしらん・・・??と思ったら、その通り(^^) 手際良く、グラタンを仕上げていくシェフの仕事ぶりを眺めながら、ワインをグビリ。程なくして供されため熱々のグラタンは、チーズが少し入っているのかな。ネットリとした旨さにナッツのようなコクが加わって、旨い、旨い。ジャガイモ好きな相棒もすっかりご満悦。


●仔羊のハンバーグ注文を受けてから、肉の塊を細かくカットするところから始めて作ってくれるハンバーグは、芽キャベツのコンフィを添えて。ぷっくら膨れたハンバーグをカットすると肉汁がジュワっ。素敵な焼き加減。手切りで練っているから、肉の程好い食感もあり、仔羊の旨みがギュ。添え物の芽キャベツのコンフィも侮れない。というか、これ、とっても好きかも。真似したい。
●猪のモモ肉のロースト〆は猪のロースト。この鮮やかなロゼ色の焼き加減、見るからに美味しそうでしょ。写真を見ていたらお腹がすいてきた・・・。
●食後酒ワインがなくなったのでチーズはパスして、食後酒タイムへ突入。カウンターに座った瞬間から、食後酒のボトルが並んだ棚の一角がどうにもこうにも気になって、飲む気満々だった私。相棒は、Calvados du Domfrontaisを、私は、シェフお薦めのグルナッシュ主体の gRandiOSE( Lous grezes)をいただくことに。柔らかく甘い香りのカルバドス、華やかな香りに濃厚な甘さのワイン。美味しい食事の後は、やっぱり食後酒ですわ。 初めてのお店なのですが、すっかり寛いで、気がついたら3時間。我々にとっては、心地良いペースでゆったり過ごさせていただきました。



こちらは、店主が1人で切り盛りしていることが多いようなので、のんびりゆっくり、ワインと会話を愉しみながら、料理を待ちたい。グラスワインの種類が豊富で、前菜系の料理のポーションは少なめなので、1人で訪れても、色々な組合せを楽しむことができそう。こちらをお訪ねして、ビオワインに興味津々。3月12日(月)にビオワインの造り手とインポーターが集まるワインイベント「
Vino Japon Nagoya」が名古屋であることを教えていただき、すっかりその気に。お店にチケットが届いた頃に、再訪したいところです。
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●La Cabotte(ビオワイン&フレンチ)
住 所:名古屋市中区新栄二丁目22-8
電 話: 052-265-7822
最寄駅:地下鉄東山線「新栄町」駅より徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ、要予約*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
仕事終わりに買い物してたら、帰りが遅くなってしまいました。確信犯的に「食事は外にしましょう」と、久々に筒井商店街にある
Bistrot Milabelleへ。賑わう店内の奥に座り、リカールを飲みながら、この日のオーダーを考えます。この日は、好みの冷たい前菜とメインの料理を選ぶことができるプリフィックスのコース(2500円)にしました。

*食前酒:リカール x2
*パテドカンパーニュ
*鴨のリエット
*骨付き仔羊のローズマリー焼き トマトファルシーと一緒に x2
*ワイン:Gourmandise Coteaux du Languedoc 2008 / Mas du Pountil
*食後酒:アルマニャック、シャルトリューズ・ヴェール
*エスプレッソx2


●Gourmandise Coteaux du Languedoc 2008 / Mas du Pountilフランス南西部・ランドックルションのビオの造り手のワイン。ベリージャムのような甘い香りの中に、ピーマンのような青い香り、スパイスの風味が仄かに感じられ、凝縮感のある果実味と溌剌とした酸のバランスが取れた透明感のある味わい。食事の名脇役的ワイン。


パテとリエットは、それぞれ、ピクルス、サラダ、ケークサレ、カリカリバゲット、岩塩、クナッツを添えて登場。
●パテドカンパーニュ豚の色々な部位がギュっと詰まった田舎風パテは、見た目ガツン系でしたが、レバーの風味がしっかりしたなめらかで優しい味わい。粗めに刻んだ豚耳や豚足のコリッコリッとした食感がアクセント。岩塩をパラっとして、カリっとした薄切りバゲットにのっけてパクっ。そして、ワインをグビっ。軽い食感のケーク・サレも、ワインを呼ぶ味。
●鴨のリエット こちらは相棒のチョイス。淡いピンク色のグラデーションのパテは、鴨の脂と肉の旨みをギュっと凝縮させた、食感がしっかりとした濃厚な味わい。舌の上で脂の旨みがジワっと溶ける感じがなかなかいい。こちらの方がワイルドな味わい。

●骨付き仔羊のローズマリー焼き トマトファルシーと一緒に久々のカレダニョー。大ぶりの骨付き肉が3つに、羊のミンチ詰めのトマト、ポテトが添えてあります。このボリューム感がいいですね。肉は、私の好みより、火入れが強い感じかな。次からは「セニャン」と好みをちゃんと伝えよう。それにしても骨周りの肉は美味しいですね。カレダニョーらしい脂の旨みを満喫。
●食後酒 ワインが綺麗になくなったので、食後のチーズはパスして(マダムごめんなさい)、食後酒をいただくことに。相棒はアルマニャック、私はシャルトリューズ・ヴェール。食後に香りの良いお酒を楽しむ時間が、たまらなく好き。



久々に訪れましたが、外国人客、カップル、女子会グループ、3世代で誕生日祝いをする家族連れ・・・と幅広い客層の人々が、それぞれに、わいわいとワインと食事を楽しんでらっしゃいました。フランス酒場というより、フランス食堂といった感じかしら。いい雰囲気。1皿ごとの料理に、派手さやインパクトはありませんが、家庭料理らしい温かみのある料理を、程好いポーションでしっかりいただくことができます。ドリンクのメニューに、シードルがボトルで何種類かあったので、シードル&タルトフランベ、これにサラダみたいなブランチも楽しそう。機会があれば一度試してみたい。
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●Bistrot Milabelle
(ビストロ)
住 所:名古屋市東区筒井2-2-1 パークハイツみしまII
電 話: 052-979-8970
最寄駅:地下鉄桜通線「車道」駅1番出口から徒歩10分。建中寺公園すぐ南。
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
自転車で遠乗りを楽しんだある週末の夜、久々に新栄のビストロ「
Arbre de Bacchus 」を訪ねました。開け放たれた窓から外の風を感じながらのディナーを満喫。この日は、アラカルトのメニューからのオーダーです。


*食前酒:キール、ペルノー
*豚頭の焼きテリーヌ
*ムール貝のマリニエール
*乳飲み仔羊背肉のロースト
*夏鹿のロースト
*チーズの盛合せ
*洋梨のコンポートx2
*ワイン:グラスの白ワインx2
Vin de pays de Vaucluse Les Plans
*エスプレッソx2



前菜2品は、シェアしていただきました。
●豚頭の焼きテリーヌコラーゲンたっぷりの焼きテリーヌは、プルプルの舌触りと、ネットリとした内蔵の旨味を味わう1品。マスタードの酸味を添えていただきます。ここは豚の内臓料理はピカイチですね。アンドゥイエット、ピエドコション、トリップのカツレツ、ブータンノワール、パテ・・どれもいい。焼きテリーヌも好きなメニューの1つ。以前よりポーションが減っていたので(値段も安くなっていた)、シェアではなく、1人1皿にすべきだった・・・と反省。サービスの人が、以前との変更点をきちんと説明してくれていただけに悔やまれる。
●モンサンミッシェル産ムール貝のマリニエールフランスのモンサンミッシェル産のムール貝の白ワイン蒸し。鍋一杯で供される・・というのが、無条件に嬉しい。こちらのムール貝は小ぶりですが、身は厚く、甘みが濃くで、とっても美味!思わず無言になる2人です(^^)

●アイルランド産乳のみ仔羊背肉のロースト“カレダニョー”こちらは相棒のチョイス。この日は羊な気分だったそうです。背肉のローストの焼き加減は良く、肉質は柔らかで、カットすると透明な脂が肉汁と共に溢れ、口に含むと、上品な脂の旨味と共に乳飲み仔羊らしい優しい香りとミルクの風味が感じられたそうです。相棒にっこり。
●夏鹿のロースト私は夏鹿のローストを。柔らかな草と葉を食べている夏鹿は、肉質が柔らかく、穏やかで繊細な味わい。たっぷりの肉汁を湛えた赤身の旨さを、胡椒を効かせた赤ワインソースが引き立てます。
●チーズの盛合せワインが残っていたのでチーズをもらうことに。
●デザート洋梨のコンポートに、チョコレートソースがけのバニラアイスが添えてあります。洋梨・ショコラ・アイスの組合せは鉄板ですね。芳ばしいスライスアーモンドがアクセント。酸味が苦手な私が安心して食べられる、果物のデザートの1つ。満足。


オープンしてから2年以上経ちますが、アンドゥイエット、ピエドコション、トリップのカツレツ、ブータンノワールなどの豚の内臓を使ったビストロ料理が、常にメニューにあるのが嬉しい。これに、鹿に猪に・・・冬はジビエが加わると、ますますもって悩ましい。食前酒を飲みながら、メニューと睨めっこする時間が、ついつい、長くなってしまいます。それにしても、レストランで、メニューを考える時間ってなんて楽しいんでしょう。・・・という、マイペースぶりをこの日もフルに発揮し、いつものように、3時間コース。心地良い時間を過ごすことができました。ご馳走様でした。
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●Arbre de Bacchus (ビストロ)
住 所:名古屋市中区新栄2-10-14 電 話: 052-242-1178
最寄駅:新栄2番出口より、徒歩5分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
Sinpさんのサイトを見て、前から気になっていた店の中の1軒が
Bistro Marcassinです。オーナーでソムリエの川浪早絵子さんと、旧知の仲という
秋山直宏シェフのお2人で営む、大人のビストロ。マルカッサン(仔イノシシ)という名前の通り、イノシシをはじめとする国産ジビエの仕入れと料理にこだわりる肉ビストロです。お店の
facebookや
Blogで紹介していたコチラの
写真が決め手となり、ピーチ・マルカッサンをいただいてまいりました。


さて。スタイリッシュで細長い店内の奥に落ち着くと、カシスソーダで喉を潤します。黒板のメニューには、お目当てのイノシシの他、アンドゥイエット、サンマとフォアグラのパテ、自家製豚肉のリエット 秋茄子のフォンダン ジビエのテリーヌ、カスレ、琉球ロイヤルポークバラ肉とレンズ豆の煮込み、北海道産サフォーク仔羊のロースト・・・と魅力的な料理が目白押し。どれも美味しそうで、迷う迷う。

食前酒を飲みながらあーでもない、こーでもない、と話す時間の楽しいこと。決まりかけたはずが、オーナーの川浪さんの隣テーブルにされている説明を耳にして、また気持がグラリ。「やっぱり、もうちょっと待ってください」そんなことを繰り返し、やっと決まったこの日のオーダーはこんな感じ。
*食前酒:カシスソーダx2
*茨城産ホロホロ鳥とフォアグラのガランティーヌ
*岡山産仔イノシシのロースト
*北海道産エゾ鹿モモ肉 黒胡椒ソース
*ワイン:La 50/50 - Anne Gros et Jean Paul Tollot 2008
*食後酒:Marc de Chateauneuf du Pape Chapoutier
Calvados(銘柄を失念)

●茨城産ホロホロ鳥とフォアグラのガランティーヌホロホロ鶏とフォアグラで作ったファルスを、開いたホロホロ鳥できっちり巻いて火を入れて寝かせたガランティーヌにサラダが添えてあります。ガランティーヌの切り口は、しっとりしていて、淡いピンク色の濃淡のグラデーションが美しい。ホロホロ鳥の穏やかながら奥行きある味わいと、フォアグラとの相性は抜群。
●北海道産エゾ鹿モモ肉 黒胡椒ソースロゼ色に輝き、肉汁を湛えた、北海道産のエゾ鹿のモモ肉のローストに、レンコンのソテーが添えてあります。肉質は柔らかで、黒胡椒の香りが青草を食べた夏鹿らしい繊細で穏やかな旨みを引き立てます。レンコンの土っぽい香りと甘みを合せると、鹿が草を食む大地を感じさせる味わいに。
●岡山産仔イノシシのロースト最後はお待ちかねの仔イノシシです。この日のイノシシは、岡山の桃農家の桃畑を食い荒し、害獣駆除の対象になった困ったちゃん。モモ肉のローストとなって供されました。美しい桃色の焼き加減。ナイフを入れると透明な脂と肉汁がじゅわっ。肉質は柔らかく、適度な噛み応えがあり、噛み締める毎に繊細でまろやかな肉の旨味と、脂の甘みが、優しく、優しく、口の中に広がります。ウマイ。シンプルな調理法で、乳飲み仔豚を思わせる、仔イノシシの繊細な旨味を引き立てた、大満足の1皿でした。
●La 50/50 - Anne Gros et Jean Paul Tollot 2008

さて、本日のお飲み物。ワインは、私の好みを優先させてもらい、Rohneの1本を。オレンジ色のラベルが南仏的な明るさを感じさせるLa 50/50 は、Bourgogneの造り手のAnne Gros と Jean Paul Tollt によるグルナッシュ主体のワイン。若いけれど、果実味豊かで酸のくっきりした力強い味わいで、赤身のお肉との相性もGood。


そして、楽しかった食事の〆は、もちろん食後酒を。テーブルの真横に魅惑的なボトルがこんな風に並んでいるんですもの。飲まないと失礼ですよね(^^) 私の泳いだ視線に気付いた川浪さんが、棚からボトルをおろして、テーブルに並べ、パンパンと景気良く、栓を開けて下さいました。香りを嗅ぐだけでも幸せ・・・(^^) お酒の香りをあれこれ確かめてから、これまた、悩みに悩んでのオーダー。
相棒君は、Marc de Chateauneuf du Pape。私は、初志貫徹で、カルバドス。何種類かある中で、飲んだことがない銘柄を選んだことまでは覚えているのですが、銘柄名など詳細を失念。香りの複雑さや広がり、味わいは、やっぱりMarcにはかないませんでした。それでも、ついCalvadosを選ぶのはいつもの展開。異なるタイプの香りの食後酒をお互いに愛でつつ、すっかり寛いで、美味しかった食事の余韻に浸る2人でありました。ご馳走様でした。
気になるメニューがいくつもあり、季節の違う時に再訪できれば・・・と思っていたのですが、諸事情あって、年内に
閉店されるそうです。残念です。お2人とはまた別の形でお会いできることを願ってます。そして、自分への教訓。食べたいものは、食べたい時に、行きたいと場所へは行ける時に・・・。
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●Bistro Marcassin (ビストロ)
住 所:東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビル1F
電 話:03-3564-0335
最寄駅:東京メトロ「新富町」2番出口より徒歩5分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
西武ドームでナイターを観戦すべく、東京へ行った日のお話。
昼を食べてから、15時半くらいにスタジアム入り・・・なんてことを企んでいた私。スポーツ観戦スタイルで、昼からワインをのんびり愉しめそうな店はないか・・・と向ったのが、西武池袋線「石神井公園」駅近くの「Marche Lolo」です。荻窪の
Brin de Mougetで、長年シェフを務めていたローラン(Lolo)氏が、ご夫婦で営むデリカ併設のフランス食堂です。

場所は、西友石神井公園店の隣。フランス国旗と、赤いカフェカーテン、夏でも開け放しのドアが目印。まずは、シードルで喉を潤してから、メニューを眺めます。ランチのメニューは、4種類。我々は、前菜、魚料理&肉料理、デザートが撰べる特製ランチコースにしました。前菜以外は2人とも同じチョイスという、珍しく気の合ったオーダーとなりました。
*食前酒:シードルx2
*前菜:枝豆とアスパラのムース、キッシュロレーヌ
*魚料理:海の幸をふんだんに使ったブイヤベース、サフラン風味x2
*肉料理:鶏のクリーム煮込みx2
*デザート:特製プリンx2
*コーヒーx2
*ワイン:Chateau de la Grange Muscadet





●キッシュこちらは相棒のチョイス。温め直した熱々のキッシュには、ハーブたっぷりのグリーンサラダが添えてあります。
●枝豆とアスパラのムース こちらは私のチョイス。冷えたグラスで供されます。枝豆とアスパラのムースの上には、オマール海老のジュレとオマール海老がトッピング。旬の枝豆の風味とアスパラの自然な甘みを生かした、喉越しの良いムースに、オマール海老のジュレの旨みと塩気が好相性。
メインは、お好みで選んだ肉料理と魚料理が、こんな風にワンプレートで出てきます。
●ブイヤベース&鶏のクリーム煮込みミニルクルーゼに入ったブイヤベース、鶏とキノコのクリーム煮込みの間に、ビタミンカラーの野菜のプレゼが彩り良く盛られています。鶏は肉質がとても柔らかく、ソースは重さはないけれど、程好い塩気と旨みがあり、ワインと良く合います。ブイヤベースは、ホタテにオマール海老に白身魚と具沢山。サフラン風味のスープは魚介類の複雑な旨みが凝縮された濃厚な味わい。贅沢なお味。これは文句なしにウマイ。カリカリの薄切りバゲットにニンニクを摺りつけて、ブイヤベースに浸して食べ、ワインをグビリ。パプリカペーストとチーズをのせたバゲットをブイヤベースに浸して、パクリ。そしてワインをグビリ。幸せです。





メニューには、蕎麦粉のガレット&シードルがあって、ブイヤベースや魚料理がお得意のようだったので、帰り際に厨房から見送りに出てきてくれたシェフに、どちらのご出身かお尋ねしたら、ブルターニュ地方のナント近郊生まれなのだとか。なるほど、ブルターニュ。だから、ガレットに、シードルに、お魚なんだ。納得。ここは、店構えからもわかるように、フランスの家庭料理が、文字通り、普段着で楽しめる食堂。ハレの日に予約してお出かけするような洗練された店ではなく、家族連れや気の合う仲間とワイワイと肩肘張らずに食事ができる店。近所にあったら、デモシカ飯に重宝しそう。
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● Marche Lolo(ビストロ)
住 所:練馬区石神井町2-13-5-102
電 話: 03-6763-0909
最寄駅:西武池袋線「石神井公園」駅北口より徒歩3分 西友の隣
備 考:支払いは現金のみ*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
先日、10回目の結婚記念日を、近所のフレンチレストラン『壺中天』でお祝いしました。

まずはシェリーで乾杯して、Menuと睨めっこ。この日のオーダーを決めます。
*食前酒:シェリー
*アミューズ:サザエの壷焼きエスカルゴ風
*フォアグラのパテ ブータンノワール添え
*ロワール産ホワイトアスパラガスとホタルイカ、トマトマスタードのクリームソース
*鱸のポアレ 春野菜
*仔鳩のロティー
*ガトーショコラ
*ワイン:Gevrey-Chambertin Clos du Couvent 2001Domaine des Varoilles
*エスプレッソ


●サザエの壷焼きエスカルゴ風1口大にカットしたサザエの身と肝を香草とニンニクの香り良いエスカルゴバターを壺に詰めて焼き上げた1品。エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニヨンヌのサザエ版といった感じかしら。熱々のところをふぅふぅしながらいただきます。サザエ独特の磯の香り、肝の苦味が、エスカルゴバターの香草の香りにマッチして、シェリーとも良く合います。殻の中に残った溶けたバターは、ちぎったバゲットに吸わせて、パク。

●フォアグラのテリーヌ ブータンノワール添えフォアグラとジビエのテリーヌに、鹿のサラミ、サマートリュフをトッピングし、ムース状のブータンノワールとリンゴジャムが添えてあります。好きなものばかりが、お皿に並んだ、ワクワク感溢れる1皿。パテの力強い旨み、フォアグラの甘みがサマートリュフと良く合い、リンゴジャムの酸味と甘みが、サラミとブータンノワールの滋味溢れる味わいを引き立てます。
●ホワイトアスパラガスのホタルイカ添え トマトマスタードソースこちらは相棒のチョイス。太くて立派なホワイトアスパラガスをカットして並べた上に、軽く火を通したホタルイカをこんもりと盛り付け、トマトのエキスで作ったトマトマスタードソースを添えてあります。春の食材ならではの、ほんのりとした甘みと仄かな苦味をトマトマスタードソースの酸味で楽しむお料理。

●スズキのポアレ 春野菜続いて本日の魚料理。スズキのポアレと、筍や山菜などの春野菜のプレゼが盛られています。彩り、香り、食感それぞれに春の匂いが感じられます。
●仔鳩のロティーこの日のメニューを見た瞬間、メインは、2名様からオーダーの仔鳩のロティーに即決。こういう時には息の合う2人(^_^)。赤色のいい焼き具合の鳩は、仔鳩ながらも、噛み締める毎に、鳩ならではの血の香りと鉄っぽい旨味がじんわりと。ワインが進みます。


この日のワインは、アニバーサリーイヤー2001年のGevrey-Chambertinに。
●Gevrey-Chambertin Clos du Couvent 2001/ Domaine des Varoilles淵が透明がかったレンガ色。黒いベリー系の果実、湿った土、獣臭が合わさった、熟成香がします。口当たりは滑らかで、繊細さと力強さを持ち合わせた味わいで、余韻は長く、仔鳩との相性も申し分ありませんでした。
●Desertデザートのガトーショコラは、キャラメルのショコラを添えて。Bon Anniversaire de Mariageのデコレーションがなされたお皿で供されます。マダムの心遣いが嬉しい。



ここは、いつ訪れても気持ちよくお食事が出来るレストランです。メニューを絞り込むことで、料理やサービスのクオリティーを維持。シェフは、ヤマザキマザック美術館の「ロココの雅」展に併せて、ロココなメニューを考案中とのこと、どんなロココなお料理を出されるのか、興味津々です。要チェック。
月日が経つのは早いもので、気がついたら結婚してもう10年。・・いや、まだ10年?常にいい意味での緊張感を持ちつつ、互いを刺激しあい、磨きあい、慈しみあえる関係が、少しでも長く続くことを願って、乾杯!
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●壺中天 (フレンチ)
住 所:名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザ B2F
電 話: 052-508-8850
最寄駅:地下鉄東山線「新栄」駅1番出口より徒歩1分
備 考:クレジットカードの使用可 要予約*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
「ワインと肉料理をガッツリ楽しみたい」・・・そんな時に、訪れたくなるのが、新栄にあるビストロ
Arbre de Bacchus です。パリのビストロの匂いがする料理をしっかりしたポーションで、カジュアル過ぎない雰囲気で楽しめる、普段着のビストロです。毎日貼り重ねる日替わりのメニューは、分厚くなっていました。いつもは、この中からアラカルトで注文するのですが、この日は、前菜とメインを1皿ずつ選べ、本日のデザートが付いた3800円のプリフィックスのコース・メニューからオーダーしました。

++プリフィックスのコース++
○pate de campagne パテ・ド・カンパーニュ
○fromage de tete 豚頭の焼きテリーヌ
○sanglier braise 長野県産猪の赤ワイン煮込みx2
○本日のデザート
++飲み物++
*食前酒:Pernod x2
*ワイン:Cote du Rhone Caves
Saint-Pierre Preference Skalli 2008
*エスプレッソ x2


●Cote du Rhone Caves Saint-Pierre Preference Skalli 2008 ワインは、私の好みを優先して、この日は、シラーやグルナッシュ主体の南ローヌのワインを。太陽の日差しをしっかり浴びた葡萄らしい豊かな果実味がする、スパイシーでふくよかな味わい。豚の内臓や、猪の煮込みにも負けない力強さがあり、どちらとも好相性でした。
●パテドカンパーニュ
パテドカンパーニュは、ビストロ料理の定番ともいうべき、豚肉の田舎風パテのこと。ここのお店は、豚の色々な部位を使った料理を得意としていて、これまでに、アンドゥイエットとか、ピエドコションとか、豚耳や豚舌のゼリー寄せ、ブータンノワール等々、豚料理は色々と食べさせてもらっているのに、実は、定番のパテをまだ食べたことがないことに気づきました。カットしてから、白胡椒で仕上げ、自家製のピクルスとハーブ野菜を添えてあります。淡いピンク色のパテは、塩気も穏やかで、豚の旨みを静かに引き出した仕上がり。派手さはなく、その味わいは穏やかで、食べた瞬間のインパクトが強い訳ではないけれど、噛み締めるごとに豚の旨みがじわっじわっと広がっていく、滋味溢れる味わい。たっぷりかかった白胡椒がアクセント。ワインとの相性も抜群。
● コラーゲンたっぷり豚頭の焼きテリーヌ 
こちらは相棒のチョイス。
●長野県産猪の赤ワイン煮込み 
この日、プリフィックスのコースにしたのは、メインに猪料理があったから。なので、珍しく、メインは2人とも一緒です。ジャガイモのピュレの上に赤ワインでじっくり煮込んだ猪のバラ肉と腿肉が盛られ、ゴボウとインゲンを添え、赤ワインソースを廻しかけてあります。猪は、柔らかく煮込まれていて、ゼラチン質がとろっとしたバラ肉、赤身がほろっとほぐれる腿肉、異なる部位の味わいの違いが楽しめます。猪の野趣溢れる風味を引き立てているのが、一緒に煮込んだゴボウ。猪は土の野菜と相性がいいですね。ゴボウの土っぽい香りが、猪肉の旨みと相俟って、料理に深みと奥行きを加えています。ワインが進みます。


ここは、いつ訪れても、何を頼んでも、安心して食事が楽しめるビストロです。シェフの作る料理はブレがなく、変な妥協もなく、豚の内臓系を使った料理をメニューに出し続ける姿勢は、頼もしく、喜ばしく、ありがたい。食事中のテーブルに気を配るソムリエの間合いの良さも、気持ち良く、快適に食事が楽しめる要素になっています。この日も3時間くらい過ごしたかしら。久々に訪れたら、ここのアンドゥイエットが無性に食べたくなりました。機会を見つけてまた再訪したい。
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●Arbre de Bacchus (ビストロ)
住 所:名古屋市中区新栄2-10-14 電 話: 052-242-1178
最寄駅:新栄2番出口より、徒歩5分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*