エスポワールのすぐ近くに、「紅そばの丘」という素敵な名所が出来ていました。蕎麦の花って白いものだと思ってましたが、こんなに濃いピンク色もあるんですね。
場所は、蓼科中央高原。国道299号線・メルヘン街道を茅野市街から麦草峠へ向かう途中、右手に見える「紅そばの丘」の看板を右折し、細い坂道を登っていくと、左手にあります。(エスポワールからだと、茅野市に向かって、車で2分程山を下った左手)
蕎麦の花は、普通白ですが、こちらに植えてあるのは、「高嶺ルビー」という、赤い花を咲かせる品種。この夏に、茅野エコツーリズム協議会が「エコチャレンジ2008 inふるさと」事業の1つとして、試験的に植えたそうです。作付面積は80アール。種蒔きには、地元の子供たちも参加したそうです。
9月末に満開となった赤蕎麦の花は、ちょうど見頃を迎えていました。文字通り、赤い絨毯のように、大地を濃い紅色に染めています。空の青と周囲の緑に映えて、とても綺麗。
種を撒いてから、短期間で花を咲かせることから、地元では、赤蕎麦の花を、高原のシーズンオフの時期に咲かせて、観光の呼びモノにしようという動きも出てきているようです。
茅野の中心部に戻る途中の畑の所々で、赤い蕎麦の花が咲き乱れる一角が見受けられました。近い将来、紅色に染まった大地をドライブ出来るようになるかもしれません。
花より団子の私、赤い花を愛でるもいいけれど、食べる方の赤蕎麦も気になります。赤蕎麦で作る蕎麦、どんな香りがするんでしょ。興味津々。機会があれば食してみたいところです(^^ゝ