1日目(12/29)
氷見に行く途中、鯖江で途中下車して、昼食を。訪れたのは、「讃岐うどん仲間の
naohさんお薦めの「だいこん舎」というお蕎麦屋さん。JR「鯖江」駅から徒歩10分程の国道8号線沿いにあります。存在感の在るお店の置物と看板が目印(^^)
お店の看板、メニュー、壁の版画・・・どれもが和み系。入って右手がテーブル席で、左手が4人用のお座敷席となっています。こちらのお店では、まずは3種類ある蕎麦(通常の細切り、限定の手挽き細切り、手挽き太切り)から麺を選び、お品書から好みの食べ方を選んで注文できます。メニューは、おろし系だけで5種類もあり、迷ってしまいます。結局、基本のザル、それからnaohさんお薦めの胡桃、おろし系の1つをいただくことに。
*日本酒:梵 純米吟醸熟成酒 ときしらず」(合資会社 加藤吉平商店)
*つまみ:炒り胡桃
*蕎 麦:ざる(細切り)、ぶっかけ(太切り)、胡桃(太切)
●梵 純米吟醸熟成酒 ときしらず」(合資会社 加藤吉平商店)
まずは、福井の銘酒・梵のときしらずをぬる燗で。炒り胡桃をアテにゆるりと1杯といきましょう。飲み口は、ほんのり。優しいけれど、味に深みがあって、旨みのあるお酒。酸の骨格がしっかりとしているので、香ばしい胡桃と好相性。鴨の脂などとの相性も良さそう。
●ざる
こちらのお蕎麦は、全て福井産の蕎麦粉を使った生粉打・十割蕎麦。丸岡産の蕎麦を手挽きした太打ち・細打ち、大野産の蕎麦を石臼で挽いた細挽き細打ちの3種類があります。ざるは、手挽きの細打ちでいただきました。
うっすらと緑がかった香り良い、コシのある細麺。噛み締める毎に蕎麦の甘みが口一杯に広がり、蕎麦が喉元を通り過ぎてからの余韻も楽しい。きりりとしたつゆとの相性も○。
●ぶっかけ
「ぶっかけ」は、少し甘めのつゆを張った皿に蕎麦を盛り、大根おろし、葱、鰹節をトッピングしてあります。これが「おろし蕎麦」の定番なのだとか。こちらは、手挽きの太打ちで。おろしの辛味が蕎麦にとても良く合います。山葵よりは辛味大根の辛さがこのお蕎麦には合いますね。おろし系のメニューが豊富なのも 納得。
ぶっかけ・・・大根おろし・葱・鰹節がのった「おろし蕎麦」の定番
おしぼり・・・・大根の絞り汁と醤油のつけ汁をかけたもの
おにおろし・・粗削りの大根をのせたもの
磯おろし・・・大根おろし、わかめをのせたもの
ぬくおろし・・温めた蕎麦に「おしぼりそば」の汁をかけたもの
この中で気になるのは、「おしぼり」次に食べるならこれかな。
●胡桃ダレ
naohさんお薦めの胡桃蕎麦。こちらも手挽きの太打ちで。炒りたての香ばしい胡桃を磨り潰したタレは、香り良く、コクがあって、濃厚な味わい。蕎麦の甘みを引き立て、美味しい。ただ、どっしり系なので、2人で一杯が、美味しく楽しめる適量。
大将は、注文がある度に、大根をおろし、鰹を削り、胡桃を炒る。もちろん、蕎麦も注文があってから茹でる。とても丁寧な仕事ぶり。味わいのある皿に、上品に盛られて供される蕎麦は、どれも燐とした佇まい。きちんと感があって、風味豊かな味わい。店内は、ゆったりとした時間が流れていて、お蕎麦も一杯、一杯が、ゆるり、ゆるり・・と出てきます。壁にかけられた版画、手書きのメニューなどを眺めながら、気長に、のんびりと、待ちましょう。・・というお店なので、せっかちさんにはお薦めできません。1時間以上お店に滞在する余裕がある時に、ゆるりとと立ち寄りたいお店。美味しいお酒とお蕎麦をじっくりと堪能できます。北陸方面へ行く機会があったら、是非また立ち寄りたいお店です。
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●だいこん舎 (だいこんや) (蕎麦)
住 所: 鯖江市桜町2-5-10
電 話:0778-52-3520
備 考:時間の余裕のある時に訪れたい
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