Rohne好きなんですが、少しずつストライクゾーンが広がっている私。フランス南西部Sud-Quest のCaohrs地方、ここは、かなり早い段階で私の心を捉えた地域のひとつ。ビストロ系の料理に相性が良く、CPが高いのが魅力。我が家でCahorsといったら
Chateau Pineraieなんですが、今回違った作り手のものを飲んでみました。
****食べて、飲んで、調べたこと・・***********************
●Cahors Primo Palatum 1997
Cahorsは、フランスのBordeaux地方の南側からスペイン国境にかけて広がるSud-Quest地方の一角にあるワインの産地です。Auxerroisと呼ばれるMalbec主体のワインは、濃い色調とタンニンの強さが特徴的。
Primo Palatumは、Xavier Copel氏が1996年に設立したBordeauxに本拠地のあるNégociant 。 Bordeaux、Sud-Ouest、Languedoc-Roussillonの各地方で、樹齢50年以上の古木(Vieilles Vignes)の畑を持っている栽培農家と契約し、栽培から収穫、選別、醸造、瓶詰に至るまで、Xavier Copel氏と栽培農家が協力し合って、色々な土地のワインを造っています。
Cahorsの1997年は、Malbec100%です。
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色は濃い紫がかったダークレッド。煮詰めたプルーン、黒胡椒の香りがします。色からイメージした通り、アタックは濃厚。ドライプルーンのような凝縮した果実の甘み、しっかりとしたタンニンが感じられる味わい。味付けの濃い家庭料理にも負けない力強さがありました。冬場のテーブルワインとして飲むには良さそう。・・・でも
Chateau Pineraieの方が、私の好みかな。