今年のお正月は、いつも用意するお節に、何か1品ずつお互いに作ることになりました。私は、普段は、出来合いのものを買って済ませる「伊達巻」作りに挑戦。
●伊達巻 (20cm×20cmの型1個分)
①白身魚(鯛等)70gですり身を作り、大和芋40gを摩り下ろす。
⇒ 同量のはんぺんで代用可
⇒ すり身は裏漉しした方が仕上がりがなめらかになります。
②卵5個、出汁大匙5、みりん大匙2、砂糖大匙3、塩小匙1/2、醤油小匙1/2
これにすり身の魚、摩り下ろした芋をフードプロセッサーで良く混ぜ合わせる。
③ロールケーキの型に胡麻油を塗り、③を静かに注ぎ、湯を張った天板に入れ、
160℃のオーブンで30-40分焼く。
④きれいに焼き色がついた表面を下になるように巻き簾に置いて、
まずは、巻き簾ごと巻いて、2ヶ所を輪ゴムで留め、5分程置きます。
⑤大体形がついたら、そっと広げて、今度はしっかり巻いていきます。
2ヶ所を輪ゴムで留め、巻き終わりを下にして3時間。冷めたらラップに包んで保存。
卵焼きは得意の私。卵焼き用のフライパンでの試作が、意外と上手くいったので、その後、あれこれと試作を重ねた結果、上記の手順と分量に落ち着いています。
卵焼き用のフライパン(15cm×18cm)なら卵3個分。弱火で15分ずつ両面焼くだけで簡単に作れます。ただとしっとり感に欠けてしまうので、私はオーブン焼き派になりました。
その他の変更点は、つなぎと砂糖の分量かな。最初は、つなぎにはんぺんを使っていたのですが、魚のすり身&大和芋(伊勢芋で代用)に変えたら、味がグレードアップしました。ただ、伊勢芋を使ったからかもしれませんが、色合いがくすんでしまうのが難。摩り下ろしてからすぐ卵液に混ぜるとくすみ度合いが減るので、手際良く作業するしかないのかな。あとは出汁の量を増やし、砂糖や醤油を減らし・・・そんな感じ。分量は適当でもそれなりのものが出来るけど、好みの仕上がりに近づけようと思うとなかなか難しかったりします。ただ、市販のものよりずっと美味しく、見栄えもそこそこに出来たので、これからは「伊達巻は自家製」になりそう。