GrenacheやSyrahが好きな私が惹かれるのは、やっぱりRohneのワイン。他の地域のワインをあれこれ飲んでは、ワインの色々な美味しさに開眼しつつあるのですが、Rohneのものを飲むと、我が家に戻った時のような、ほぉーっとした心地良さに包まれます。
●Cotes du Rhone / Montirius
Montirius は、Cote du Rhone の南部のSarriansで5代続いている家族経営のドメーヌです。ビオデナミ農法(有機農法)によるワイン醸造していることでも知られています。
色は、濃い赤紫。香りは、ベリー系、紅茶、胡椒のような香り。色の通り、黒い果実系の凝縮感溢れる果実味たっぷりの豊かな味わい。タンニンは滑らかで肉厚。ボリューム感があります。ベリーやプラムを煮詰めたような甘さと、熟成した柔らかい酸とのバランスも良く、味に複雑さと深みがあり、力強さにエレガントさを備えた美味しいワインでした。余韻も長く、最後の一杯まで、幸せな気分でいただくことができました。Rohne好きとしては大満足の1本でした。