鹿児島産のソラマメが店頭に出回るようになりました。ソラマメはこれから初夏にかけてが旬。新緑を思わせる鮮やかな翡翠色は、食卓を一足早く、初夏の装いに変えてくれます。筍と同様に、ソラマメは収穫した瞬間から味がどんどん落ちていく野菜。さや付きの新鮮なものを選んだら、買ったその日のうちに調理したい。さやの内側が真っ白でふかふかだったら新鮮な証拠。自然のクッションに包まれた緑のお豆を取り出し、さっそく調理に取り掛かります。塩茹でするか、米と一緒に炊くか・・・。今年最初のソラマメは、ご飯と一緒に炊き上げられて、我らの胃袋に収まることになりました。
●ソラマメご飯
①米を研いで、ザルに開けて水気を切る。
②ソラマメをさやから出し、黒い部分に切れ込みを入れて、薄皮をむく。
③土鍋に米・ソラマメを入れる
④米1合に対して、酒小匙1、塩少々を加えて、普通に水加減をして炊きます。
④15分程蒸らして、ざっくり混ぜ合わせたら、さあいただきましょう。
ソラマメは色と風味が命。面倒くさがらず薄皮をちゃんと剥いて炊くのがポイント。15分蒸らして土鍋の蓋を開けると、翡翠色に輝くお豆が湯気と供に現れます。炊き上がってから時間を置き過ぎると色が落ちてしまうので、食べる時間を逆算して炊き上げたい。ざっくりと混ぜたら、お茶碗によそって、色を愛でつつ、独特の香りと風味、ホクホク感、ほのかな甘みを味わいます。我ながら、今回は良い感じで炊けました(^^)v さぁてと、次はどういう風にしていただきましょう。これからの季節、我が家の食卓は、ソラマメ三昧になりそうです。