10月10日(月)
松山散策を終え、今日は朝から晩までひたすら普通(快速)列車を乗り継いで、名古屋へ帰るだけの1日。・・・といっても四国からこのまま何も食べずに帰る訳がありません(きっぱり)。ちょうと昼前にJR詫間駅に着くように松山を出発した相棒と私。いつものように駅前で
レンタサイクルを借りて 橙家を目指します。
◆ 橙家(詫間町/香川県) ◆
橙家は、詫間駅から自転車で数分のところにある讃岐うどんの名店。分類では一般店。
橙色の暖簾が目印の明るくて若々しい雰囲気の店構え。
頼むものはいつも決まっていて、私が「ひやひやの大」、相棒が「肉汁つけうどんの大」
そして「釜揚げ」の大を2人で分け合う・・・基本はそんな感じです。
着いたのがちょうど昼時とあってカウンター席もテーブル席も一杯。
たまたま帰るお客さんがいて 待つことなく座ることができました。ラッキー♪
入口横の鍋で煮えているおでんをつまみながら、うどんができるのを待ちます。
●ひやひや
私が必ず頼むのが 冷たい麺に冷たいかけ出汁をかけた「ひやひや」。
ここの麺は 佇まいが美しい。それを堪能できるのが「ひやひや」だと私は思います。
麺はコシと弾力があって喉越しも良く いつ来ても文句なしに美味しい。
ひやひやの出汁は透明感のあるすっきりとしたイリコ出汁。
洗練されたこの味は 他ではそう味わえません。大将のセンスを感じる。麺との相性も◎
●釜揚げ
釜揚げの麺では ネチっとした食感と伸びやかなコシが楽しめます。
熱々のつけ出汁はイリコ出汁だがこちらは醤油と味醂で味付けした少し濃い目の味。
熱々の麺に絡めて食べると美味しい。
●肉汁つけうどん
これは相棒の定番。
きゅっと冷水で〆た冷たいざるうどんを、肉を牛蒡や茄子などの野菜と煮込んだ
具沢山のつけ汁につけていただきます。
このつけ汁が 肉のうまみと野菜の甘みが良く染み出ていて、なかなかのウマさ。
この店は、いつ来てもブレがなく確実に美味しいうどんを食べさせてくれます。
時間に制約のある製麺所系と違い、昼の2時を回っても
確実に美味しい麺が食べられるのが魅力。
短い日程でうどんやめぐりをする県外客にはありがたい限り。
香川の近くに来たら 遠回りをしてでもわざわざ訪れたい店です。
しまなみ街道自転車走破の帰り、岡山出張の帰り、忘年会のついで、
・・・そして今回のように!
しばらく香川から遠ざかっていたせいか 讃岐うどん欠乏症になっていたのですが
ここのうどんを食べたおかげでしばらく症状が落ち着きそう。ありがたいことです。
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● 橙家 (讃岐うどん)
住 所:香川県三豊郡詫間町詫間680-38
電 話:0875-83-8418
最寄駅:JR「詫間」 自転車数分
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