6日目(2017年5月6日・木)
台湾一周の旅も終盤。この日は台北へ列車移動。ホテルのフロントに頼んだタクシーはすぐに来て、10分足らずで駅に到着したので、列車の発車までかなり余裕ができたので、駅の周辺をふらふらと散策してみました。
●台鉄「花蓮」駅 花蓮 8:38→(普悠瑪号 211)→ 台北 10:49到着した時は、改札を出てすぐタクシーに乗って中心部へ移動したので、駅の周囲をゆっくり見ていなかったのですが、駅舎の背後に高い山が迫る光景は、なかなか迫力があります。日本で言うなら、信州の松本がこんな感じだったかしら。
嘉義、高雄に続いて、花蓮でも駅周辺の大改修工事実施中。
何年かしたら、こういう駅になるみたいです。
駅の構内へ。
台北までの特急(自強)の太魯閣号と普悠瑪号は全席指定で、乗車の2週間前から台鉄の
サイトかスマホアプリでネット予約することができます。ネット環境にもよるかもしれませんがPCよりスマホのアプリの方がサクサク動く印象。注意したいのは、連休の場合、連休初日の受付開始日に合わせて前倒しで予約の受付をすることがあること。今回の場合、5月5-7日が連休扱いになっていて、5月6日の列車が通常より1日早く予約できるようになっていていました。5月5日の台南-花蓮の予約作業をしている時に気づいて、もう、焦る焦る(失笑)
チケットは駅の自動集表機にパスポート番号と予約コードを入力して受け取ります。発車の30分前までに受け取らないとキャンセル扱いになるので、前日までにピックアップしておいた方が慌てずに良いかも。
せっかくなら新型列車に乗ろうと、わざわざ花蓮8:38発の普悠瑪号を予約したのですが、きっぷにも、駅の電光掲示板にも、車種は「自強」の文字。太魯閣とはあるのにね。。
もしや古い車両に変更しちゃったのかなと意気消沈してホームに移動したら
白い車体に赤いラインの普悠瑪号が停車していました。
2013年に営業運転を開始した日本製の車両。
側面には、台湾鉄路管理局(Taiwan Railway Administration)の英略「TRA」がデザインされています。
車内も、明るく綺麗。
車内の案内表記は、日本の新幹線に似ています。
列車は定刻通り出発。
台北まで2時間の列車旅です。
東部は西部の平野とは自然も人もちがう。脊梁山脈がおそろしい勢いで海岸にせまり、19世紀までは山地人の世界でありつづけた地である。(司馬遼太郎著『街道を行く 台湾紀行』より)「普悠瑪(プユマ)」という名は、台湾東部に多く住んでいる原住民の呼び名「PUYUMA(プユマ)」と「団結」の意味合いを兼ねてつけられたそうです。
山が少しずつ遠くなり
川をいくつか渡ると
田園風景が広がってきます。
●台鉄「台北」駅 台北駅に到着したら、まずは新しいバスターミナルへ。
明日は、早朝のフライトで帰国するので、明るいうちに、桃園空港行きの1819系統のバス乗り場を確認します。
悠遊カードを利用すると、10NT$割引で115NT$になるとの看板が出ていました。やっぱり何かと便利です。(2017年5月現在)
最後にバスターミナルのインフォメーションでバスの時刻表をもらいます。バスは24時間営業で、5時から24時までは10-20分間隔で運行していますが、深夜から早朝にかけてはご覧のように本数がぐっと少なくなります。以前と乗り場が変わったからなのかな。時刻も若干変更していました。やっぱり確認は必要ですね。
深夜の運行時間(2017年5月現在)
0:50 1:20 2:20 3:20 3:40 4:00 4:15 4:30 4:45 5:00
明日の予習はできたので、駅前のホテルに荷物を預け、食事に出かけることにしました。