大阪・本町界隈で、スペイン・バスク料理を楽しんできました。訪れたのは、バスク語で「山小屋」という意味の「ETXOLA」です。店の中央にオープンキッチンが構え、クリーム色の塗壁に、木の梁が渡り、床はタイル張り。シンプル・モダンな広々とした空間に、カウンター席8席と、テーブル席が数卓がゆったりと配されています。
まずは、バスク名物のチャコリを飲みながら、メニューを眺めます。バスク産生ハム、イベリコ豚サラミの盛り合わせ、アーティチョークノフリット。ウサギのパテ、豚の血のテリーヌ、イワシのマリネ、イノシシの煮込み・・・とどれも魅惑的で、悩む悩む。お店の方のアドバイスに従って、前菜を3品、メインを1品をオーダー。
*食前酒:チャコリx2
*ガスパチョ
*ギンディージャ
*ラルド
*バスク豚骨付きリブロース
*ワイン:リオハの赤ワイン(名前を失念)
*クレマカタラーナ
*マンゴーソルベ
*エスプレッソx2
●ギンディージャ
スペインバルのピンチョスの定番・唐辛子の酢漬けです。爽やかな辛味がアペリティフにぴったり。
●ガスパチョ
涼しげなグラスに赤と緑の2種類のガスパチョが盛られて登場。トマト・スイカ・赤パプリカで作った赤いガスパチョは、ほんのりとした甘さのあるすっきりとした味わい。キュウリのガスパチョは、青臭さはなく、キュウリの清涼感とフレッシュ感が楽しめる味わい。これからの食事に期待を持たせる1品。
●イベリコ豚のラルド
真っ白に輝くラルド。舌に乗せると、すーっと溶け、豚の脂の甘みとナッツ香が口いっぱいに広がります。うーん。幸せ。ソムリエさんが「豚の脂との相性はばっちりです」と薦めてくれたナバラのワインが進む、進む。相乗効果で、歓びも倍増。
●バスク豚骨付きリブロース
メニューを見た瞬間「メインはこれ」と決めたのがこちら、バスク豚骨付きリブロース。大きな塊で焼いたものをまずはテーブルでお披露目、それから、食べやすい大きさにカットして、持ってきてくれます。肉汁を湛えながらキラキラとピンク色に輝く赤身と、透き通るほどに艶やかに輝く脂身。火の入り具合は、申し分なく、バスク豚の凝縮した旨みを堪能。脂は、コクがあるけれど、しつこくなく、ナッツの香りがたまりません。この大きさだからこそ、成り立つ旨さですね。肉をたくさん食べた・・・という充足感に満たされました。幸せ。
●デザート
脂と塩をたっぷり取った後は、しっかり甘いものが欲しくなる私は、クレマカタラーナ。口の中をさっぱりさせたい相棒君は、マンゴーのソルベをチョイス。食後のエスプレッソも、薫り高く、ちゃんと美味しいのがうれしい。ご馳走様でした。
ワインも料理もメニューが充実していて、1皿ごとの料理は驚きがあり、ワクワクし通しの2時間半ですた。ここなら何を頼んでも楽しめそう。店内は、テーブル間隔が広く取ってあり、程よい賑わいとライブ感も味わえ、大人が寛いで楽しめるレストランという印象。前菜は、ポーションが少なく、メインはガッツリなので、その時々の人数や胃袋に合わせて、色々な使い方もできそう。気になるメニューがまだまだあるので、季節が変わった頃には再訪したいところです。
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●ETXOLA(スペインバスク料理)
住 所:大阪市西区靱本町1-4-2 プライム本町ビルディング1F
電 話: 06-6136-3824
最寄駅:地下鉄四ツ橋線「本町」駅25番出口より徒歩1分
備 考:クレジットカードの使用可
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