渋谷のbunkamuraで、
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展を観てきました。
優雅な美術作品を鑑賞した後の食事ですが、今回は「雰囲気」より「食い気」を優先。・・・で食べたのがコチラ。はい、どぜう鍋でございます(^^;
「駒形どぜう」の支店が渋谷駅前の雑居ビル内にあり、アクセスも良好。行かない訳にはまいりません。昼時でしたが、先客は数組。落ち着いた雰囲気です。
*熱燗:ふり袖 2合
*どぜう鍋 x2
*どぜう唐揚げ
活気溢れる本店とは、様子が少々違いますが、仲居さんがテキパキとしていて、頼んだ酒が、さっと出てくるところは一緒。
●熱燗
この店で出す熱燗は、京都・伏見の向島酒造の「ふり袖」と決まっているのですが、ネット上の情報によると、
廃業された模様。店にはまだストックがあったようで、この日の熱燗は、これまで通り「ふり袖」でしたが、そのうち別の蔵のお酒に変わることになるのでしょうね。
ゆるゆると一杯飲み始めたら、テーブルに小さな七輪がセットされ、丸々としたどじょうが横たわった鉄鍋が運ばれてきました。どじょうはもちろん、骨抜きなどしていないそのまんまの「マル」です。どじょうは、生きたまま日本酒の中に入れて、臭味を取っててから、甘味噌仕立ての汁であらかじめ柔らかく煮込んであり、軽く温めるだけで、食べられるようになっています。別注のゴボウをまずのっけて、薬味と一緒に用意される刻みネギをこんもりと盛り、割り下を差して、ゴボウに火が通るのを待ちます。
●どぜう唐揚
ゴボウに火が通るまでの間の酒のツマミに、骨せんべいを頼もうと思ったのですが、この日は、まだ準備中とのこと。唐揚ならできるということなので、唐揚をいただくことに。サクっとした歯触り、ほんのりとした苦味がなかなか良い。
●どぜう鍋
そして、どじょう鍋にまいります。最初は、どじょうの旨みを吸った、ネギやゴボウだけで酒を飲み、続いて、どぜうに山椒を振ってまた一杯。割り下を差しつつ、ネギも足し、1人前平らげたところにタイミングよく仲居さんが登場。別鍋のどじょうを手際良く、七輪の上で空になった鍋にさっと移し変え、割り下を足す。そしてまた、残しておいたゴボウ、追加でお願いした刻みネギをこんもりと盛り、また一杯。江戸っ子の「粋」を堪能した休日の昼下がりなのでした。
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● 駒形どぜう 渋谷店(どぜう)
住 所:渋谷区道玄坂1-5-9 レンガビル4F
電 話:03-3464-5522
最寄駅:JR「渋谷」駅南口より徒歩3分
備 考:クレジットカードの使用可*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
どぜう鍋を愉しんだ後は、桜を愛でようと、靖国神社、
そして、千鳥が淵へ。
満開の桜を見ようと、人・人・人・・・でした。