1日目 11月3日(祝)
バンコク旅行だけでは、期限切れが迫るフライトマイルを消化できず、次の渡航地を探していた7月のとある夜、11月の祝日がらみの週末に、セントレア発着の香港便の空き発見!香港深夜着&午前発という、あまり良くないフライトではあるけれど、時は上海蟹シーズン、2日あれば、それなりに「食」も楽しめるでしょう・・・と即決。今回の旅と相成りました。
いつものように、フライトの1時間半前にセントレア入りし、チェックインの手続きをしようとしたのですが、カウンターのお嬢さんが、眉間にしわを寄せてキーボードをカチャカチャ、カチャカチャ・・・。フライトが台北経由なので手間取っているのかと思ったら、そうでもない。途中で席を立って他のスタッフと内緒話。・・・どうも様子がヘンだと思ったら、「当便は、オーバーブッキングで席が用意できるかどうかわからない」状態なのだとか。「とりあえずこれ持って搭乗ゲートまで行って案内に従って下さい」と渡されたのがこちら。
名前とフライト名と日付だけの紙切れ。「行き先も書いてない手書きの搭乗券は見たことがない」と保安検査場の入口で止められるは、出国審査の時に事情を聴かれるは、搭乗時刻が迫っても何の案内もないわ・・・で、無駄に緊張&疲労。窓側でなくても、並びでもなくてもいいから、とにかく香港へ連れて行って!!・・・の境地に。そんな心の叫びが届いたのか、無事、席は確保。相棒君とは、遠く離れた席になりましたが、仕方ないですね。
食事前のドリンクサービスの一番人気が、老若男女問わずぶっちぎりで「コーラ」なのには驚きました。中国語を話す隣のビジネスマンも然り。台北経由ということもあって、台湾の皆さんが多いからでしょうか。台湾の方はコーラ好きなのかしらん?! 皆さんコーラ飲みながらカレーです。私は、周りの空気に流されず、Red Wineを(^^;;
今回のフライトは、JALと提携している
Cathay Pascificを利用。1人で退屈するかと思ったのですが、さすがイギリス資本の航空会社。クラシックの音源が充実。声楽系のCDだけでも30-40はあったかしら。AIDAの全幕を聴いてから、パヴァロッティ、ドミンゴのアリア集を聴いていたら、瞬く間にトランジットの台北着。
台北から香港へ向う客は少なく、ここからは、相棒と並びの席を用意してもらえました。2時間足らずのフライトですが、機内食が配給されます。ふかふかパンに、チーズとハムと刻みキャベツを挟んだだけのシンプルなサンドイッチなのですが、妙にウマイ。
飛行機は22:00に香港着。入国審査に手間取ったけれど、両替して、エアポートエキスプレスの往復券(クレジットカードの使用可)と、オクトパス(現金のみ)の購入まで30分かからず、22:30空港発のエアポートエキスプレスに乗車。香港駅からホテルを無料で巡回するエアポートシャトルH1バスにも滑り込みで乗り込むことができ、同じようなフライトで香港入りした2002年の年末と同じペースでホテル入り。到着から1時間半足らずで、街へ繰り出すことができました。
さぁ、さぁ、深夜の麺屋へ行きますよ!!
****備忘録*******
15:30 セントレア着
15:35 キャセイのチェックインカウンターでひと悶着
15:50 保安検査場で引っかかる
15:55 出国審査
16:05 搭乗口に待機
16:15 座席が確定する(相棒とは10列以上離れている)
16:20 搭乗開始
16:50 セントレア離陸
(以下現地時間 -1時間)
19:20 台北着
トランジット
19:50 搭乗開始
20:20 台北発
22:00 香港着陸
出国審査
22:30 両替、エアポートシャトル・オクトパス購入(オクトパスはカード不可)
22:40 エアポートシャトル乗車
23:05 香港駅着
23:10 エアポートシャトルH1バス出発
23:25 ホテルチェックイン
23:30 町へ繰り出す