2日目(8月14日) つづき
13:31 平泉 → 仙台 → 18:12 郡山
平泉から南へ南へと列車移動。この日は郡山で、一献とまいります。訪れたのは、以前、郡山の酒屋・
平野台清水屋さんに「日曜日の夜に、駅の近くで、福島の地酒が楽しめる店」はないかと質問した際に、教えていただいた「居酒屋 安兵衛」です。店に一歩足を踏み入れると、若いスタッフが元気に迎えてくれ、あれやこれやと、世話を焼いてくれます。威勢がいいだけでなく、かゆいところに手が届くプロの接客。何を聞いても、自信を持ってパパっと応えてくれるのが、気持ちよい。自然とテンションも上がり↑↑↑ます(^^)
カウンター席に落ち着いて、日本酒のメニューを眺めたら、天明、国権、蔵太鼓、穏、泉川、あぶくま、栄川、会津娘・・・と福島の地酒がたーくさん。嬉しくなってしまいます。さぁ、きょうは時間があるから飲んじゃうよ。
*ビール
*日本酒:国権(
国権酒造/福島) 栄川(栄川酒造/会津) 黄金澤(
川敬商店/宮城・美里町) 燗誂え(仁井田本家/郡山)
*鰹刺身
*三色ナスの揚げ出汁
*郡山長沼産 ニ瓶豆腐(木綿)
*福島県会津坂下産馬刺
*モツ煮の串カツ
*ピンピン焼き
*串焼き:かしら、レバーx2
●鰹の刺身
「きょうは、刺身は鰹がお薦め」と聞き、即オーダー。程なくして運ばれてきた刺身の肉厚なこと、大きいこと、脂ノリノリなこと。ビールから日本酒に切り替えます。
●三色ナスの揚げ出汁
白・緑・紫紺のナスを揚げて、ダシ汁に浸して、彩り良く盛って熱々のところを供されます。3色のナスの味を食べ比べながら、熱々のところをふぅふぅしていただきます。白のナスは、とろっ柔らかく味も繊細。緑は、皮がしっかりしていて弾力があり、甘さがあるけれど青っぽさもある感じ。普段食べている紫紺のナスが味は、味が一番濃く、油やダシとの馴染みもいい。
●郡山長沼産 ニ瓶豆腐
地元郡山の豆腐屋さんのお豆腐。木綿と絹があります。我々木綿を注文。豆の味がしっかりしていてオイシイ~って相棒が写真を撮る前に、食べてしまいました(大汗) なので、食べかけのところをパチリ。
●馬刺
こちらは食べ終わるまで写真のことは忘れていた馬刺し。会津坂下産。くぅ~。馬刺しはこうでなくては。赤身のネットリとした旨味、弾力、たまりませんわ。これに合せる甘辛いニンニク味噌がまたイイ。馬刺しは会津に限ります。お酒がどんどん進みます。
●モツ煮の串カツ
スタッフの中でも特に
りょーた君がお薦め上手で、こちらが注文しようかどうか迷っているものを、絶妙なタイミングで声かけしてくる。「次、どうされますか?黒板に書いてある、モツ煮の串カツ、モツに味がついているからそのままでも食べられるんですが、これに辛子塗って食べるとチョー旨いんですよ。ビールにも日本酒にも合うと思いますよ~」いやいや、その通りでした。私的にはかなりツボ。
●ピンピン焼き
「これ、うちの名物なんです」ハイハイ、あなたがそういうならいただきましょう。摩り下ろした長芋をチーズと混ぜてオーブン焼きした料理。熱々のところをほじほじしながら、熱燗をクイ。うん、これは、我が家の晩酌の時の参考になりそう。
●モツ焼き
電車の時間が中途半端になってしまったので、熱燗をもう1本呑むことにしました。食べ物がないとつまらない・・・と頼んだのがモツ焼き。部位は、カシラとレバーにしました。コロコロと大ぶりで、焼き加減もGood。軽くのつもりが、しっかり食べて、飲んで・・・となってしまいました。
ここは、福島の地酒と郷土料理を気軽に楽しめる居酒屋。スタッフは、とても若いけれど、グラスが空きそうになったら次の酒を、メニューを手繰り寄せたら、頼んだお酒に合いそうな料理を、と間合い良く声をかけてくる。店で扱う日本酒の特徴や飲み頃の温度についても、ちゃんとわかっていて、質問にもテキパキと答えてくれるところに好感が持てます。郡山で飲む事があったら、これからは、ここかな。
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●安兵衛 (居酒屋)
住 所:郡山市大町1-3-12
電 話: 024-933-9326
最寄駅:JR「郡山」駅西口徒歩5分
備 考:支払いは現金のみ*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
20:47 郡山 → 21:25 新白河
この日の宿泊先は、新白河。寝過ごすことなく、ちゃんと下車したものの、外は大雨。ホテルは駅のすぐ目の前だけど、外を歩くことを躊躇させるような酷い降り方だったので、30分程駅で様子を見て、小雨になったところで移動。この日も長い1日でした。