台風騒ぎで徹夜勤務だった相棒を慰労すべく、今夜は外食。(・・・ん?何かが変?)
ワインな気分だったのですが、歩いているうちに気が変わり、おでんやの暖簾をくぐることに。訪れたのは、CBCの裏(広小路通から2本南)の通り沿いにある「おでん香里」です。看板はなく、浅黄色の渋い暖簾の左下角にある「香里」の文字が目印。
入口横にテーブル席が1席、カウンター席9席。ジャズが静かに流れるこじんまりとした店をソムリエエプロン姿の女性の店長さん1人が切り盛りしています。「おでんや」というよりは「Bar」のような雰囲気。
看板メニューのおでんは、3品500円、5品900円。具は、だいこん、キャベツ巻、コンニャク、卵、しいたけ、豆腐、焼き豆腐、ひりょうず、牛スネ、鴨つくね、ごぼう天、白はんぺん、ちくわ、餅袋・・・あとなんだっけ。色々あります。
メインは、おでんですが、カウンターには大皿に盛られた日替わりの料理が並び、壁に貼ったお品書きには、魚の干物、蛍烏賊の沖漬、どて煮、刺身、雑炊、稲庭うどんなどもありました。まずは熱燗をもらって、おでんをいただくことにしました。
*熱燗:お銚子3本
*お通し:牛肉とキノコの時雨煮
*おでん:大根、ひりょうず、豆腐、白はんぺん、鴨つくね、
卵、コンニャク、ごぼう天、餅袋、ちくわ
*蛍烏賊の沖漬け
●お通し
この日は、甘く炊いた牛薄切り肉とキノコの時雨煮。熱燗(立山でした)をすすりながら、目の前のおでん鍋から、頼んだ具がお皿に取り分けられる様子に見入ります。
●おでん
おでんの出汁は、関西風の優しい薄味仕立て。和辛子を添えていただきます和厚切りの大根には、糸唐辛子をトッピング。鴨つくねは、フライパンでこんがり焼いてから、おでん鍋で煮込んでくれます。取り分け用の小鉢に熱々のお出汁を入れて出してくれる、そんな配慮も嬉しい。
●蛍烏賊の沖漬け
蛍烏賊の沖漬けは、私の好物。イカの甘みに、ワタのコクが、お酒のアテにはぴったり。
店構えや、内装から、お澄まししたBarのような印象を持つかもしれませんが、実は、ひとり呑みにぴったりな、気取りのない飲み屋さんといった感じ。とにかく、常連客のおじ様がたのまぁ賑やかなこと(^^) 小さい店だけに話が聞こえてきてしまって、思わずクスクスすることが何回あったでしょう。常連さんをうまくあしらいつつ、初めての客への気配りも忘れない店主のおかげで、楽しく、お食事できました。おでんが主体とあって、お財布にも優しいのが嬉しい。会社帰りに、ひとり呑み・・なんて時に、重宝しそうなお店です。今度はどてにも挑戦してみようかな。
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●おでん 香里 (おでん)
住 所:名古屋市中区新栄1-8-1スカーレットビル1F
電 話: 090-8184-6569
最寄駅:地下鉄「新栄」駅 「高岳」駅 CBCの南裏
備 考:支払いは現金のみ*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*