3日目 つづき
宇和島名物「じゃこ天」は、宇和海で獲れるハランボ という小魚を骨ごと磨り潰してすり身にして揚げたもの。じゃこ天を製造販売しているお店は、宇和島市内だけで30近くあるそうです。自転車で街中を走り回っていると、色々な蒲鉾屋さんに行き当たります。
せっかくなら、食べ比べをしてみたい・・・と、電車の出発時間があと30分と迫る中、店頭で揚げたてのじゃこ天も売ってくれる「
田中蒲鉾本店」、宇和島駅前に支店がある「
井上蒲鉾本舗」の2つのお店で、じゃこ天を買い、宇和島駅のホームに駆け込みます。ホームに旗めく青と黄の幟には、「ようこそ じゃこ天の町」と書かれていました(^^)
列車に乗り込んで、ひと寝入りして、夕方になるのを待ったら、早速、試食会とまいります(^^)
井上蒲鉾本舗・・・普通のと特選があり、「特選」をチョイス。なめらかでプリプリとした食感。魚の旨みの凝縮感があって、噛み締める程にじんわり美味しい。
田中蒲鉾本店・・・こちらは、かすかな小骨を感じる舌触り。味の厚みがしっかりしていて、濃くてパンチのあるガツン系のお味。ビールのお供にも良さそう。
じゃこ天と一緒に飲んだのが、松山駅のキヨスクで買った香川の蔵元「
金陵」のカップ酒。車窓からの風景を眺めながら飲む、カップの地酒、これもまた乙なもの。
見ての通り、ラベルの図柄が、JR四国の観光路線図になっています。「お!もう、ここまで来たぞ。今度はここにも行って見たいね」なんて言いながら飲むのも楽しい。我々が向かう先は、予讃線の始発駅「高松」。そこから深夜のフェリーで帰路に着きます。
備忘録
14:06発 宇和島
17:10着 松山
18:16発
20:14着 伊予西条
20:44発
23:22着 坂出
23:26発
23:40着 高松
24:15着 高松港
24:55発のフェリーで、三宮港へ