2日目
松山最後の夜。路面電車に揺られ、4年前に
訪れて気に入った「
居酒屋 あかり」へ。
店に入ると「いらっしゃいませー」と威勢のいい大将が出迎えてくれます。ここは、きびきびとしていて手際の良い大将の人柄が店全体に行き渡っていて、気持ち良く、松山の新鮮な魚と郷土料理が地酒と一緒に楽しめるお店です。
*日本酒:竹酒 / 栄光 超辛(
栄光酒造)
*お通し
*じゃこ天
*芋炊き
*ハギの薄造り アラ煮
*鰹のたたき
*ホータレイワシの天ぷら
●お通し
ここは何もかもが早い。席に座った途端、おしぼりと、お通しが出てきます。この日は、揚げ魚の南蛮漬け。冷たい竹酒と良く合います。
●じゃこ天
お店のクーポンを持っていったら、竹筒の冷酒と一緒に出してくれたのが宇和島名物のじゃこ天。揚げたての熱々。
●芋炊き
前夜の「小判道場」で食べて気に入った「芋炊き」。こちらでもオーダー。小判道場が家庭の味だったのに対し、こちらは、具財がきれいに切り揃えてあって、イカなども入ったちょっとよそ行きのお味。色々食べ比べてみたくなりました。
●ハギうす造り
松山といったらハギ。うす造りには、生肝が気前良く添えてあります。白身はぷりっとした食感で、穏やかな旨味があって美味しい。ポン酢に肝を少々溶いて肝和えにするとなお、いい。プルプルの肝を、何もつけずにそのまま食べる、これが一番贅沢かな。濃厚な旨味が口一杯に広がり、幸せになります。酒も進みます。アラの部分は、別立てで、湯通ししてちゃんと出してくれるところも嬉しい。骨までしっかりしゃぶりつくようにいただきました。このあたりから、お酒は燗に。大将お薦めの栄光に切り替えます。
●カツオのたたき
愛媛の最南端・愛南町の深浦港で水揚げされたカツオが入っているというので、タタキをもらうことにしました。カツオというと土佐というイメージがありますが、深浦港は西日本有数のカツオの産地なのだとか。大将に教えてもらうまで知りませんでした。じゃないと松山でカツオを食べようなんて思わなかったかも。こういう風に会話をしながらお食事が出来るっていいですね。
●ホータレイワシの天ぷら
頬が垂れる程に美味しいというホータレイワシの天ぷらも前回食べて気に入ったもの。揚げたての熱々が出てきました。旨みがあって酒のアテには最高。
ここは、松山の地の魚をリーズナブルに楽しめるお店。日曜日も祝日も営業している、旅行者にとってはありがたい。注文すると、奥の厨房からは揚げ物や焼き物が、目の前の厨房では、お刺身が、それこそ出来た順にどんどか料理が出てきてしまうので、お酒をゆっくり楽しみたい人は、まずはお酒と料理を1-2品注文してから、様子を見つつ、1品ずつ追加オーダーした方が、落ち着いて飲んで食べられるかも。こんなに、ささっと出てくるのに、頼んだものが同時に全部出ないと怒るお客さんもいるようなので・・(^^ゝ その辺は、オーダーする側がコントロールした方がよろしいかと。
4年前は、昼に香川で讃岐うどんめぐりをした後、ここで食べてからさらに2軒梯子していたんですね(汗) ほんの4年の間に胃袋がいかに衰えたかがわかります。・・・もう、そんな無茶できません。このまま大人しく帰って、明日に備えることにします。
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●居酒屋 あかり (居酒屋)
住 所:松山市二番町2丁目7-22 第1ミツワビル1F
電 話:0120-434880
最寄駅:市内電車「大街道」 徒歩5分*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*