先日、
大江戸で食べた蓮根まんじゅうがすっかり気に入って、自宅でも良く作るようになりました。何度か繰り返し作る中で、レシピや調理手順も落ち着いてきました。
●我が家風、蕎麦粉風味の蓮根まんじゅう
~ れんこんを蒸そう ~
①蓮根は1節(約250g)、皮を剥き、酢の入った水で灰汁抜きをする。
②蓮根を摩り下ろし、米粉大匙2、生姜汁小匙1、塩小匙1/2を加えてよく混ぜ合わせ、
適当な大きさにくるくるっと団子状に丸める。(4-5個)
③蒸し器で、弱火で10分蒸す。
~ 仕上げをしよう ~
①蒸し上がったまんじゅうが冷めたら、軽く潰して、蕎麦粉をまぶし、
胡麻油を熱したフライパンで、じっくり、両面が香ばしく色付くまで焼く。
②出汁3/4カップを温め、味醂、醤油各大匙1、おろし生姜少々で味を調え、
葛(同量の熱湯で戻したもの)大匙1を加えて、とろみをつける。
③焼き上がった蓮根まんじゅうに、熱々のとろみ餡をかけたら、食卓へ。
最初は蒸しただけのレシピに挑戦したのですが、見た目は白くて美味しそうに見えるのに、味に蓮根の土っぽさが残ってしまうのが気になり、そのままキッチンに戻って修正を。米粉をまぶして焼いてみたところ、土臭さが消え、蕎麦粉に変えたらどうだろうと試したところ、焼き上がりの香ばしさに蕎麦の香りが加わって、いい感じの1品になりました。餡の味付けも少し濃い目の方が合うような気がします。
お団子にする時に、茹でた銀杏を1個ずつ入れてもいいし、蓮根の端の部分を刻んで入れてしまってもいい。おろした蓮根で団子を作る時に、米粉を少し減らして小エビの刻んだものを加えると、さらにもちもちっとした食感になり、味わいもお上品に。色々と遊ぶ要素があるお料理なので、最近、店先で蓮根を見つけると、つい手に取ってしまうクセがついてしまいました。我が家で 困った時の1品になりつつあります。