2009年3月に、閉店しました・・・
毎月1日は映画の日。昨年は、映画から遠ざかっていたけれど、今年は月に1本は映画を観ることにした私たち。映画を楽しんだ後、ランチに訪れたのが、白川公園の北側にある、ポーランド料理のレストラン「POLONEZ」です。こちらのお店、愛知万博のポーランド館にあったレストランのスタッフが残って、万博閉幕の3ヵ月後にOpneしたレストラン。久々の再訪です。
ランチは、メインのお料理に、スープ、パン、サラダ、飲み物(紅茶orコーヒー)、デザートがついたセットメニューになっていて、選んだメインのお料理によって、お値段が異なる・・・という設定。私は、 ゴウォンプキ(ロールキャベツ)、相棒はコトレット ミシリフスキ (カツレツ)をチョイス。休日の午後に飲まない手はない・・とグラスワインを飲みながら、ランチを楽しみました。
●スープ
具沢山のスープ。寒い日には嬉しいですね。
●サラダ
白菜をレモン風味のマヨネーズソースで和えてあります。白菜のサラダもアリですね。
●ゴウォンプキ
ランチのお料理の選択肢が増えたのに、私は、懐かしのロールキャベツをオーダー。豚肉とキノコのリゾットをキャベツで包んでトマトソースで煮込んだロールキャベツをカットして盛り付け、マッシュポテトを添えてあります。ここのロールキャベツは、具が、お米なんですよね。懐かしい。お肉やスープの旨味をたっぷり吸ったご飯は、おだやかな味わい。ほっとする味。
●コトレット ミシリフスキ
こちらは、コトレッタ好きの相棒のチョイス。炒めた玉葱たっぷりのソースを敷いた上に、叩いて延ばした豚肉をからりと揚げたカツレツが盛られています。薄くてサックリしたカツとソースが良く合うそうです。割合と塩気が効いているとのころ。いただく時は、ワインと一緒にどうぞ(^^)
このお店が出来た時は、万博を懐かしむお客が来るうちはいいけれど、果たしてどれだけもつかしら・・・と心配しておりました。Openから3年経過しましたが、ちゃんとお店は続いてます(^^) ランチメニューの品数もヴァージョンアップ。予想外の嬉しい裏切りです。それでも伏見はオフィス街だから、休日の中途半端な時間帯のランチなら余裕で入れるだろうと思っていたのですが(←失礼)、名古屋市美術館や科学館に遊びに来た人が立ち寄るのでしょうか、14時を過ぎても、お店は大賑わい。お店がCafeのような造りで入りやすく、お値段も適当なこと、ポーランド料理は、日本人には馴染みのある素材を使った食べやすいお料理だからかしら。ガラス張りの大きな窓から、日差しが差し込み、休日の午後を過ごすにはいいかも。お店のスタッフは相変わらずドタバタしていますが、それもご愛嬌・・(^^ゝ
2009年3月に、閉店しました・・・
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●POLONEZ (ポーランド料理)
住 所: 名古屋市中区栄2-12-16 ヴィンコート白川1F
電 話:052-221-5259
最寄駅:地下鉄「伏見」駅 5番出口より徒歩5分 名古屋市美術館の北側
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今回観た映画は『エレジー』
30歳も年が離れた若い美しい女性に一途に愛される・・・だなんて、多くの男性にとっては憧れなのでしょうけど、明るく単純なおとぎ話で終わらない、大人の恋の物語。音楽、照明、映像が、揺れる情感を静かに表現し、見終わった後に、深く余韻を残す作品でした。とにかくペネロペちゃんが、ひたすら美しい・・・。まさに絵画的な美しさ。
主人公の2人を結びつけるゴヤの画集の「着衣のマハ」「裸のハマ」、この絵を見る場面が、その後の伏線となっています。このことを、後から教えてもらって知った私。音楽、美術、映画・・・色々なことを知っていないと、作品の表面的な理解だけで終わってしまいますね。それは、ちょっと寂しいこと。絵にまつわるエピソード、ペネロペが「裸のマハ」という映画にも出演していたこと・・・等々を知っていたら、作品の楽しみ方も違ったかも。