香港5日目
香港最終日。数時間後には、帰国の途につくため、機上の人となっている私たち。残された僅かな時間を楽しまない手はありません。香港最後の食事を楽しもうと、
昨夜に引き続いて、満福樓Dynastyを訪れました。昼の営業の開始時間11時半きっかりに、レセプションへ。すぐに案内していただけました。
◆満福樓 Dynasty
満福樓は、ハーバービューの美しい Renaissance Harbour View Hotel の3階にある広東料理のお店。ホテル内レストランながら、素朴な家庭料理や田舎料理が、昼も夜も楽しめます。頼むものは、だいたい決めていたのですが、昼間は、グランドメニューの他に昼専用のメニューがあるとわかると、やっぱりそちらも気になります。時間に余裕がないのに、普洱茶を飲みながら、昼専用のメニューと睨めっこ。悩んだ末のオーダーは、こんな感じになりました。
*蜜汁叉焼 (チャーシュー)
*竹笙扒上素 (衣笠茸のスープ炒)
*鮑汁綾魚肉醸原篠茄子 (茄子の魚のすり身詰め、鮑の戻し汁ソース)
*白飯x2
*普洱茶
●蜜汁叉焼
まず最初に登場したのが、この店の名物料理の蜜汁叉焼です。紅色に輝くお肉は、肉厚で、たっぷりの肉汁を湛えています。噛むととても柔らかく、八角と蜂蜜の風味が効いた少し甘めの味付け。昨夕、隣の欧米人のカップルが、これやを白いご飯に乗せて食べていたんですよね。それがあまりに美味しそうだったことを思い出し、スチームライスもオーダー。
出てくるのが少し遅くてドキドキした、白飯。ホカホカのご飯が運ばれてきたら、叉焼をトッピングして、勝手にチャーシュー丼にしてみました(^^ゝ・・なかなか、いい感じ。満足、満足。
●竹笙扒上素
真っ白なきぬがさ茸(竹笙)の下には、ふくろ茸、あんず茸、椎茸、マッシュルーム、エリンギなど、何種類ものキノコがたっーぷり。キノコ好きには堪らない上湯炒めでございます。穏やかで優しいスープのお味が染みていて、しみじみと美味しい。キノコの程好い食感を残した火の通し具合で、複数のキノコが織り成す複雑な香りが楽しめます。
●鮑汁綾魚肉醸原篠茄子こちらは、お昼のメニューの中からのチョイス。魚のすり身を詰めて(魚肉醸)、油で焼いた茄子を、鮑の戻し汁のソースで煮込み、青梗菜が彩り良く添えてあります。見た目以上に、手が込んだお料理(^^) とろっとした茄子を濃厚な鮑のソースに絡めていただく贅沢さ!お行儀が悪いけれど、残ったソースをご飯に垂らして食べると、二度美味しい(^^) これはヒットでした!
広々とした眺めの良い、綺麗な店内で、派手さはないけれど、素朴で質の高い広東料理を、たっぷりと楽しめます。わずか1時間でしたが、しっかり満喫できました。このお店、すっかり気に入ってしまいました。この日の昼の予定を変更して、再訪することにして、大正解(^^)v 満足。この日のような内容と品数だと、お店に入ってから、会計を済ませるまで、所要時間が1時間弱。レストランのあるホテルの玄関前には、香港駅に向かう無料シャトルバスが停車するので、時間に余裕のない帰国日の食事には、好都合。これからは香港最後の食事場所が、ここになりそう。
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●満福樓 Dynasty(広東料理)
住 所:香港灣仔港灣道1號萬麗海景酒店3樓
Renaissance Harbour View Hotel, Hong Kong
1 Harbour Road, Wanchai、Hong Kong
電 話: 2584 6971
最寄駅:MTR「灣仔」徒歩5分
備 考:ルネッサンスハーバービューホテル3階*""*""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*"""*""*""*"""*"""*"""*
++ 備忘録 ++
11:10 ホテルチェックアウト 荷物を預ける
11:30 Dynastyへ
12:00 おおむね 食べ終わる
12:20 お会計
12:25 荷物をピックアップ
12:30 シャトルバス(H1)に乗車
12:40 香港駅到着
12:48 エアポートシャトル乗車
13:13 空港着
出国手続き・土産物購入・移動
14:30 搭乗
14:55 離陸
19:00 KIX着