先日のボジョレーと一緒に相棒が持ち帰ってきたのが、こちらの
地ビールです。風邪で熱っぽいせいか、喉がやたらと渇いて、食事の前に冷たいビールを飲むとほぉーっとします。
****食べて、飲んで、調べたこと・・***************************************
●新潟麦酒
新潟麦酒は、ビールの本場ドイツやベルギーなどで古くから行われている、「ビン内の自然発酵」によって、「ビン内で熟成」させるという手法で麦酒を製造する、こだわりの地ビールメーカーです。ビン内熟成のビールなので、栓を開けて飲む瞬間まで、醗酵と熟成は続いています。
「冷蔵庫で冷やしちゃダメ」と
酒屋の大将が念押ししたのは、そういう理由からだったんですね。納得。製造元では、麦酒の原料となる麦の栽培にも取り組み、100%地ビールを目指しているそうです。
左手の
ゴールデン・ケルシュは、ケルシュタイプのビール。右手の
エスプレッソは、オーストラリアモルトをじっくりローストしたビタータイプのブラックビール。どちらもアルコール度数は8%。
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ゴールデン・ケルシュは、その名の通り、透明感のある淡い小麦色。口に含むと、麦の甘さがほんのりと。ベルギーのホワイトビールにイメージが近いかしら。麦の香りと甘さが柔らかに広がる爽やかで軽やかな味わい。
エスプレッソは、黒ビールの香ばしい香りや苦味をさらに凝縮させた感じ。力強い苦味とローストの香りは、エスプレッソに通じるものがあります。ガツンとした濃厚な旨味のある、飲み応えのある味わい。
対照的な2本でしたが、それぞれに個性的。ビールの世界もなかなか面白いですね。